アラメ、ヒジキと、我々、志摩の人間とは親しみ深い「カイソウ」なのだが、さて、漢字で書きなさいと言われてハタと困ったのは確かだ。海藻だとは思うが、海草だってあるぞ。さて、ドッチ?
男が持つ虞(おそれ)といえば、「禿頭」ではないか知らん。正直、ぼくは怯えていた。50代ですっきり涼しくなると思い込んでいたのだ。父から遺伝子を受け継いだつもりでいたから。で、最近、
「どうやら隔世遺伝のようだな」
との思いが強くなっている。
「もうこの歳になったらスキンヘッドもいいかぁ」
と達観したら、こういうことなのだ。毎朝寝癖の処理が厄介だ。
求めればソッポを向き、望まないのにやって来る…。それが運命なのかもしれない。
子どもの頃だ。
「(髪の毛の)薬だと思ってしっかり食べなさい」
と、ワカメやアオサの入った味噌汁ばかりだった。
「頼むから薬の方をクダサイな」
が、ぼくの正直な気持ちだった。まぁ、横で居心地悪そうにしてた父を見てしっかり獲ったタマモノか、今日のぼくがいる。親はありがたい。
さて、的矢のseikoママが、ぼくと息子のために、「海藻ビザ」を作って持って来てくれた。「海藻をふんだんに摂ろう」シリーズの始まりだ。美味しい海藻の再発見! アラメとチーズの取り合わせが面白いし、意外と美味しい。厭味のない磯の薫り、程よい塩加減。お勧めである。
海藻とは海中にはえる藻類を指し、花は咲かず、胞子によって子孫を増やします。多くは食用とされます。
海草とは、花を咲かせ種子を作って繁殖します。海草はほとんど、食用にされることはありません。
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