津波注意報が出てるなんて知らずに、ノー天気にペダルを漕いでいた。
大王埼灯台の入り口までの坂道を一気に駆け上った。
「何をムキになってるんだろう?」
この辺りに一考の余地がある。勝手にゴールと決めてラストスパートをかけたがる。だから、余分な乳酸を溜め込んでヘバッテいる。
さらに螺旋階段の昇りが輪をかけて、展望台まで来たら、膝がガクガク。風の強さに抗えない。踏ん張りが利かない。寒い。でも、高いトコが好き。上から見ると、
「自転車の影があんなに大きい」
もっと丁寧に生きてみよう。
遠州灘と熊野灘を切り裂く形で突き出た岬の、潮の激しさ、風の強さは強烈だ。目の前に広がる光景は明るく紺碧で、透き通っているの。なのに、ふとデヴィッド・リーン監督の「ライアンの娘」を思い出した。身体を切るような風の冷たさがそうさせるのか。アイルランドの雄大な自然とかぶる。
ライアンの娘 特別版 価格:¥ 3,980(税込) 発売日:2006-05-12 |
灯台シリーズ、明日は麦崎の灯台へ行けるだろうか。
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