「近くのカラオケボックスにいるのでいらっしゃい」
と、お誘いがあった。さっきまで教室にいたのに、休日前となると夜は長い。で、美女が3人、明菜ちゃんや聖子ちゃんになったつもり。年齢が分かるかな? で、ぼくもフミヤくんになるつもり。
で、この英語でいうところの「KARAOKE」、皆さんには聞いてもらったことはないはずだが、だからこそ言い切れる。
「ぼくは決して下手じゃない」
ぼくのファルセットには腰が砕けるはず。
中森明菜ばりの
「恋も2度目なら…」
が流れると、すかさず
「二度や、三度どころかぁ」
と野次が飛んで、気の弱いオジは迂闊に乗ってはならない。負け組軍団、もとい美女トリオの前では特に謙虚で、曲目リストに顔を埋めるしかない。
「セカンド・ラブ」…。この歌好きだ。恋だって、何だって、ファーストよりセカンドが大事なのだ。
そもそも「second」って単語の意味は深い。 「第2(番目)の、 2等の、 2位の、 …に次ぐ、 劣って…」ってのもあれば、「もう一つの、別の」という意味もある。
ヤフオクでぼくにはおなじみの「ユーズド」は、すなわち「secondhand=中古の」であるのみか、「受売りの、また聞きで」になるから面白い。また、「second fiddle」とくれば第2バイオリンだが、「play second fiddle」となると、「脇役をつとめる」という意になる。もっとも、「 ぱっとしない」でもあるのだが。
さてこうなると今夜は「second」を絡めた 熟語集と行きたい。もっとも、試験に出るか、どうかは保障しない。
- second-banana=(コメディショーなどの)脇役の, ぼけの.
- second childhood=もうろく、 ぼけること
- second cousin=またいとこ
- seconder= 後援者、 (動議の)賛成者
- second-guess=〔話〕 あと知恵を働かす、 裏をかく
- secondhand smoke=(喫煙者のたばこの煙による)間接喫煙
ね、面白いでしょ。
- second sight=千里眼、 先見の明
- second wind=息切れしたあとの回復した呼吸、つまり、 元気の回復
secondにはネガティヴなイメージばかりがあるのでは決してない。示唆に富み、含蓄のある意味が隠されている。
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