久しぶりに、超ど級の女子高生登場である。ぼくの年代を考えれば宇宙人にも思える。しかし、面白い。
この教室で彼女の先輩にあたるのが、ぼくがセレンディビティと呼ぶ帆美だ。ディック・ロクティ著「眠れる犬」、「笑う犬」の登場人物に由来する。彼女にもハマったが、彼女は、現在、パテシエを目指して修行中だ。会計士も務まる調理人として期待している。
さて、新・セレンディビティだが、タイプ・レッスンの合間に素っ頓狂な声を上げた。
「先生ってさぁ、イッコーさんに似てるよなぁ?」
「イッコーって誰よ」
「『ドンダケー』の人やん」
「…!」
そう来るかい。確かに、ぼくはイタリア系で(?)フツーには見えんのかも知れん。瑞々しい感性は、ぼくから一芸に秀でた人物としてのカリスマ性のようなものを嗅ぎ取ったものと思える。それでもセクシャリティに関ってこないか。まさに、
「どっから~?」
と反問したくなるではないか。この世代の感覚にはワシなんかがうかがい知れない嗅覚が備わっているのだからして、まあコレモ何ぞかと自らのアイデンティティを問いかけてみてもよいかも知れない。昨夜、見目麗しい女性に対して、
「オトコマエ!」
と烙印を押した矢先である。江戸の仇を長崎で…、そんなことを考える初夏の夜だ。
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