あわただしい週だった。教室における本来の業務もさることながら、依頼される仕事にはクリスマス関連のものが多い。クリスマスに限らず物販店の歳末商戦はもう始まっている。その一例としてプティレストラン宮本のクリスマス・ディナーを紹介したい。鵜方に引っ越して初めてのクリスマスを迎えるが、地元に戻った意気込みが感じられる。献立にはシェフ暦40年のキャリアが如何なく発揮されることと思う。子どもづれ不可のコンセプトも賛成だ。静かで、落ち着いたクリスマスの夜が楽しめるのは確かだ。
引っ越しで思い出したが、伊勢にあるイタリアレストランLa Mia Vita(ラ・ミア・ビータ)が桜木町に移転する。イタリアからピザ釜を取り寄せたとかで、本格的なピッツァが味わえるのが嬉しい。ここのシェフも志摩観光ホテル出身で、妻子を置いて単身でイタリアに渡り修業を続けたという猛者である。彼の地の野菜を地元の有機栽培農家に依頼して作らせるなど食材にはこだわっている。友人の話によると熊野産黒毛和牛のタリアータが絶品と言う。くれぐれも熊の肉と勘違いしないように。11月1日にオープンである。志摩方面から行くと、御木本道路の伊勢西インターチェンジの交差点を右折して側道を走り最初の陸橋を渡ると白い建物が目につくはず。
もう10月も終わろうとしている。歳月人を待たずとか、どこか忙しく、落ち着こうとアン・マレーCroonin'を聴いている。スタンダードナンバーばかりである。力まず、さり気に、それでいて力強いアルトにしみじみと心が癒される。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます