ロンダ・ヴィンセントは最近お気に入りのアーティストである。ただし、日本ではあまり知られていないブルーグラス・ミュージックというジャンルに属する。カントリー・ミュージックの仲間とみなされがちだが、もっとプリミティブ(原始的)で、電気音を一切通さない楽器を用いる、いわゆるアンプラグドであることが大きく異なる。
コードが3つしかないんやからできると唆(そそのか)されて始めたフラット・マンドリンも3年になるが、とても彼女のようには弾けない。彼女が手にするフラマンはFタイプ、教室に置いてあるのがAタイプ。楽器の形がアルファベットのその文字である。
こんな音楽をヘッドフォンで聴きながらペダルを漕ぐと疲れを知らない。エッジの効いたドライブ感がブルーグラスという音楽の醍醐味である。
例によってYouTubeを貼り付けた。なんとドリー・パートンとデュエットである。ドリーは言わずと知れたカントリーの大御所、日本で譬えたら「美空ひばり」か。ホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を作曲したし、映画でも、『9時から5時まで』、『マグノリアの花たち』で有名だが、その胸と唇を見て欲しい。これで還暦はとっくに過ぎている。
YouTubeってこんなお宝だってホラヨってなもんだ。なんと好い時代にいることか。時間が許すようなら再生ボタンをクリックして聴いてみてください。
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