目方の話ではなくて走行距離だ。30キロで約2時間。自転車の不思議なところは、時速10キロで消費するカロリーが時速20キロで走ると倍どころか等比級的に効果が上がるということだ。だから、チンタラ走るよりしっかり漕ぎたい。でも、でも、汗をかきたくない…、となると微妙に難しい。思いの外自制を要するのだ。
で、本日のコース、おなじみの穴川・迫子間の農免道路(志摩スペイン村と合歓の郷を結ぶというゴージャスさ)がいかほど舗装されてるかの確認と、新たに切り開かれた迫子・桧山路間のふるさと農道の偵察である。
果たして結果は、思わず頬が緩んだ。穴川・迫子間はOK牧場の下の交差点付近約2キロほどが未舗装だが、いつアスファルトが敷かれてもおかしくない状態、工事も最終段階のよう。また、迫子・桧山路間は下の写真のように全舗装完了。供用開始を待つばかりだ。
桧山路川にそって集落はもちろんふるさと公園もかなり過ぎた辺りにヒョコンと抜けるが、急に通行量が多くなるのでびっくりした。それほど道を独り占めして来た訳だ。左は浜島、右はやがて南伊勢町と磯部町との分かれ道になる。
写真はB地点、やって来た方向にカメラを向けた。左は桧山と五ヶ所方面、右は浜島方面である。この農道、穴川・迫子間のようなMっ気をくすぐるような急坂はほとんどなく、分水嶺までなだらかで女性向にピッタリといった優しいコース。ヒップアップのために大いに貢献してくれると思う。
さて、気になるのは供用開始後の通行量である。特別な自転車のための側道は設けられていない。ラインのみということはバイクに優しい道ではないということか。皆さんが利用される前にしっかり走っておこう。
新しい志摩の風景である。風は冷たく、しかも強くて輪行向きではなかったが、28キロを怠けることなく、かつ発汗ギリギリの手前で帰ってきた。一つの壁を越した気がしている。あとはどれだけ継続できるか、だな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます