小学6年の授業。
「先生、何するの?」
「そやなぁ。問題出してもええかい?」
「うん、ナニナニ?」
てな風に始まって、
「質問そのいちぃ…」
「えっ、一つじゃないの?」
「サンタクロースのそりを引くトナカイの名前を全部あげなさい。」
時期的にネットで調べ物をする訓練には手ごろな課題がこのあたり。徐々に難しくするのだけど、ね。
でも今どきの子どもらの侮れないところは、
「霧の夜に先頭を走るのはルドルフなんやけど、それを入れてもいいの?」
なんて言いだす男の子がいたりして、難易度がいきなり下がったか。さて、皆さんも探してみられる?
ビング・クロスビーとくれば、「ホワイト・クリスマス」だろうが、
Rudolf The Red-Nosed Reindeer
で始まる「赤鼻のトナカイ」も捨てがたい。ほら、ルドルフが曲名の先頭だ。
この赤い鼻のトナカイの話の裏には悲しい物語が秘められていて胸がキュンとなる。
をお読みいただきたい。
さて、子どもたち、だ。3分経たない内に手が5、6本ほど挙がる。Yahooの検索の窓に「トナカイの名前」と入力した子は、「サンタのトナカイ」で検索かけた子よりも実りが大きい。そして、早い。これからの若者は検索力が試される。頑張れ!
蛇足ながらネットで調べていると、サンタクロースのお洋服を赤にしたのはコカ・コーラ社の宣伝による影響が大きいとか、軍だってイヴのみサンタクロースのために航空法を緩めるよう明文化してあるだとか、クリスマスの話題に事欠かない。そろそろ冬至である。夜長を過ごすにはうってつけである。
柔軟な脳をクリスマスプレゼントに頂きたいでし~!!