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竹富島から西表島につくとすぐ小さな船に乗り換えてジャングルクルーズになった。
ここは河口で橋の向こう側が仲間川だ。
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仲間川は水深が浅いのでカヌーで遡る人たちも安心だ。
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少し進むと川幅が狭くなって両側にマングローブが見られる。
マングローブは河口汽水域の塩分を含む湿地にある森林および生育する樹木の総称だ。
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オヒルギ(ヒルギ科)
仲間川ではオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、マヤプシキ、サキシマスオウノキが見られるが、
オヒルギが圧倒的に多いように見えた。
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地中から多数の膝根が出てくるのがオヒルギの特徴の一つだ。
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ポツポツと紅い花が咲いていた。
オヒルギがアカバナヒルギとも呼ばれる所以だ。
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翌日、石垣島のやいま村でオヒルギの花を間近に見ることが出来た。
ここには2つの花が見える。手前のは花弁と雄しべが落ちて紅い萼が残っている。
奥の花には萼より小さめの花弁と雄しべも見える。
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ヤエヤマヒルギ(ヒルギ科)
ヤエヤマヒルギは蛸の脚のように(それ以上)多くの呼吸根を延ばしている。
ヤエヤマヒルギの花は白くてシロバナヒルギとも呼ばれるそうだ。
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この板根の木はメヒルギだか、サキシマスオウノキだか、ガイドさんの説明を聞きそこなった。
仲間川の奥には樹齢400年というサキシマスオウノキがあって、大きな板根が見事だそうだ。
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メヒルギ(ヒルギ科)
遠くのメヒルギに細長い実がいくつも下がっていた。
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マヤプシキ(ハマザクロ科)
マヤプシキの呼吸根は細く直立し筍根と呼ばれることもある。
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アダン(タコノキ科)
マングローブは汽水域を好む樹木たちが集まっているが、
川を遡るとそうでない植物も見るようになる。
アダンは細長い葉が特徴でパイナップルに似た大きな実(集合果)が出来ていた。