横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

由布島1・水牛車

2016-04-27 07:34:09 | 旅行



西表島にすぐ隣接(400mぐらい)している由布島には浅瀬を渡っていく。
干潮時には歩いても行けるが、通常は水牛車に乗って行き来する。





車輪は一対なのでお客さんが乗ったらスタート前にバランスを取る。





バランスを取るのは水牛の首の後ろにかける引き棒の位置を調節するようだ。





何台も由布島に向かう。鳴き声は牛とは思えない可愛さだ。





こちらは帰りの水牛車。右側通行だ。
水牛たちは2歳になると車を引く訓練を受けて、ほとんどコントロールなしで渡れる。

帰りというのは客の立場で言っているが、由布島に住んでいる水牛にとっては行きだ。
水牛たちは由布島に向かう時の方が嬉しそうなのだとか。





頑丈そうな足だ。大勢の人間をしっかりと運んでくれる。





引退などの理由で車を引いていない水牛も結構いて池の中でのんびりしている。





これは3月に生まれたばかりの花蓮。いずれは車を引くことになるのだろう。





こちらは真由。やはり高齢で引退したようだ。
花形モデルと言われツアー客と一緒に写真に納まる。
撮って2m歩くともう写真が出来ている。さすが花形は稼ぐ。


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由布島2・チョウと花

2016-04-27 07:33:36 | 旅行



由布島は周囲2km。人口は10数人で全島が亜熱帯植物園になっている。





小さな池には睡蓮が咲いていた。





地面に咲く青紫の花に見覚えがあるような気がした。





ヒメキランソウ(シソ科)
キランソウに似ているが関東で見る「地獄の窯の蓋」の姿とは何か違う。
沖縄などで年を通して咲くヒメキランソウだ。
姫というが花はキランソウより大きめだ。また葉に艶がある。





細い茎に紅い花のハナチョウジ。





ハナチョウジ(ゴマノハグサ科)
丁子の名前になった花姿が面白い。
葉っぱらしいものが見当たらない。退化しているそうだ。





同じ漏斗形の花でも、こちらは青紫色で少し大きい。





ツンベルギア・フォーゲリアナ(キツネノマゴ科)
ツンベルギア・フォーゲリアナは熱帯アフリカ原産の蔓性常緑低木だ。
花筒の部分が白いのがアクセントになっている。





ゲットウ(ショウガ科)
大きな葉に房状の花はゲットウ(月桃)、別名サニンだ。
沖縄では餅をサニンの葉に包んで蒸すそうだ。





唇弁は黄色で赤い紋が入っていた。





歩いていると目の前にヒラヒラするものがいた。
葉に止まったのはオオゴマダラだ。しかも2頭。





地上に降りた。交尾している。
ツアーのご婦人たちは 人前ではしたない などと冗談をいう。





進んでいくと蝶園があって、その中にもオオゴマダラがたくさんいた。






ショウジョウソウで吸蜜するオオゴマダラ。





2頭仲良く並んで。





オオゴマダラの蛹。
園内の別の場所にあったのを展示のため、この枝にぶら下げたのだろう。





リュウキュウアサギマダラやベニモンアゲハなども見られた。



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