神奈川県自然環境保全センターの林床も花の少ない時期になった。
そんな中で白っぽい花が広がっているところがあった。
コウヤボウキ(キク科)
弘法山にも咲いていたコウヤボウキだ。
コウヤボウキの頭花は10個ほどの筒状花で出来ている。
花冠は深く5裂していてリボンのような先端が丸まっていて面白い。
2頭のガガンボが止まっている。
クチナガガガンボあたりだろうか。今の時期はコウヤボウキの花に集まってくる。
口吻が長いガガンボなので筒状花の蜜を吸うのが得意で、アザミにも来る。
ガガンボは悠々と吸っているが、ハラナガツチバチのほうは顔を押し付けて一生懸命だ。