小田急に乗って新宿方面に行くとき町田駅を出ると間もなく右手に森が見える。
そのうち芹ヶ谷公園と名前は分かったが通るたびに気になっていた。
先日、友人が出している写真展に行くと、ある人が雪の芹ヶ谷公園の写真を出していた。
日曜日に気が向いてついに芹ヶ谷公園を訪れた。
入口はいくつもあるが小田急線路に一番近いところから入った。
そこは花木園になっていて、今はツバキがたくさん咲いていた。
芹ヶ谷という名前の通り両側が小高い谷地で、恩田川の源流の一つでもあるようだ。
クレソンが見られたり湿地にはカキツバタ園というのが有ったりする。
下流に行くにつれてところどころに池があって、カルガモや鯉や亀などが見られる。
少し上がったところには冒険広場というのがあって子供たちの遊び場だ。
どんどん進むとかなり開けた場所がある。多目的広場だそうだ。
桜の季節はお花見に良さそうだ。
多目的広場の向こうは虹と水の広場だ。
残念ながら今回は止まっていたが、巨大なシーソーから噴水が出るようだ。
虹と水の広場から上がっていくと森の丘というのがあって、もうすぐハクモクレンが咲きそうだった。
芹ヶ谷公園の南側入り口付近には町田市立国際版画美術館がある。
この日は町田市美術展をやっていて絵画、書、陶芸、手芸など多数の作品が出展されていた。
どれもなかなかの大作、労作のように思った。