小宮公園にはタンポポやトサミズキに加えて黄色い花がいろいろ咲いていた。
ヒメリュウキンカ(キンポウゲ科)
湧水の近く、湿地に咲いていたのはヒメリュウキンカだ。
ヒメリュウキンカはキンポウゲ科の中ではウマノシガタとかキツネノボタンと同様に艶のある花だ。
湿地から上がっていくと脇の斜面などのところどころにミツバツチグリが見える。
ミツバツチグリ(バラ科)
ミツバツチグリの花はキジムシロに似ているが3小葉ということで見分けられる。
丘の上のカントウタンポポが咲く原っぱではイヌナズナが咲いていた。
イヌナズナ(アブラナ科)
イヌナズナは白い花のナズナと違って黄色い花だ。
ナズナほどは背が高くならない。
またバチのような形のナズナの実に対して、イヌナズナは扁平な楕円形だ。
ミチタネツケバナの実とも形が違う。
ところで、シロイヌナズナの花を観察したいと思っているのだが、なかなか出会わない。