
大和市・ふれあいの森の入り口で今年もサラサウツギが咲いた。
しかし数年前に比べると花の数がうんと少ない。

八重咲のウツギで、外側の花弁に紅が入っている。これが更紗の所以だ。

ふれあいの森に入って坂道を下っていくと、道端の杭に何か止まっている。

マガリケムシヒキアブだ。なんだか毛や髭みたいなのが多い感じだ。

頭から胸にかけて複雑な姿で興味深い。
両眼の後ろ辺りの短い毛がちょっとカールしているのがマガリケ(曲がり毛)の所以だろうか。

こちらが近づいても飛んで行かないで、このアブは何をしているのだろう。

どうやら雌のようで、産卵管を杭の裂け目に入れているように見える。

しばらくすると場所を変えようとしている。

先程より少し上のところへ産卵管を持っていく。
長い時間をかけているので、見届けずに帰ってしまった。
シオヤアブやアオメアブなどは泡でできた卵鞘に産卵するが、
どうもマガリケムシヒキアブは違うようだ。