
泉の森の湿地の奥に行くと何かチョウが飛んで葉に止まったように見えた。

探すと、やはりムラサキツバメがいた。それも5頭ほどが固まっている。
ムラサキツバメは集団越冬するのが知られている。
だけど、この木はヤマグワなので落葉するから越冬は出来ないはずだ。
何年か前にも、ここにたくさん集まっていることがあった。
しかし、何時の間にか違う場所に移ったらしい。
今年も多分、一時的に集まっているだけだろう。

その奥、ウバユリ群生地に行く途中のフェンス上に、小さな実がいっぱい見えた。

アマチャヅル(ウリ科)だ。

こちらにも。 蔓性なので辺りに広がっている。

実の頭に細いカンムリがあるのが特徴だ。
花冠が落ちた痕だという。

アマチャヅルの実は何回も見ているが花はまだだ。
雄花と雌花があるらしい。来年はぜひ花を観察してみたい。