
蓑毛のバス停から脇道に入って少し歩くと「桜ともみじのワクワク広場」というのがある。
その川沿いに河津桜が何本かあるが花はほとんど終わっていた。

さらに進むと玉縄桜の並木があった。脇には菜の花も見える。

玉縄桜も盛期をやや過ぎていたが、ここは陽光桜、ソメイヨシノ、八重桜と次々と咲いていくらしい。

菜の花にテングチョウが止まったので見ていると、何か黒っぽいのもいる。

初めて見たが、ウメスカシクロバという蛾らしい。
梅透かし黒羽の名前通り、幼虫は梅などバラ科の木を食草とする厄介な毛虫らしい。

ワクワク広場から車道に出る途中にある蓑毛運動公園という小さな公園には、
ちょうど満開の見事な桜が6本ほど咲いていた。春めき桜だ。

春めき桜は南足柄の農家などに咲いていた桜から作出され20年ほど前に品種登録された。
狩川の堤防、春木径には1.5kmにわたって春めき桜の並木道が出来ている。
10年前に春木径で春めき桜を見たのが懐かしい。若かった木も成長して華やかになっていることだろう。

蜜蜂も来ている。だんだんと虫たちの動きも活発になってきた。