今、キヅタ(ウコギ科)の花の時期だ。
目立つ花ではないが、近所でもあちこちで見られる。
同じウコギ科のヤツデなどと同様にアブやハエの仲間が蜜を吸いに来る。
雄性先熟で、雌性期には花弁も雄しべも落ちている。
そこにもアブの仲間が来ていた。
鎌倉で咲いていたキヅタにはスズメバチまで来ていた。
さて近所のキヅタでヒラタアブが飛び回っているのを見ていたら、
妙なものがじーっと止まっているのが見えた。
2cmないぐらいの大きさ。ガガンボの仲間だろうか ?
ちょっと違うみたい。
少し拡大して見ると口吻を伸ばして蜜を吸っている。
蛾の仲間のようだ。トリバガの一種でブドウトリバというものらしい。
細長い前翅、後翅を畳んで飛行機の翼のようだ。ところどころに毛がある。
肢には長い棘状の毛がある。
名前の通り幼虫がノブドウなどブドウ科を食草とする。
初めて見た蛾だが、食草からすると近所にたくさんいても不思議ではない。
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