秦野の戸川公園を流れる水無川。源流は丹沢・塔ノ岳だという。
この川は砥石が取れた関係で古くは「砥川」と呼ばれ、明治半ばにはこの近くに砥河学校があったという。
戸川公園にはカツラ並木があって色づき始めていた。
ハート形のカツラの葉は黄色くなると甘い香りがする。
昼食をとっていると近くの高い木に何か実が生っているのが見えた。
枝いっぱいに実をつけている。
アキニレ(ニレ科)の実だ。
9月下旬ごろに咲いたものが実り熟し始めたというところだろうか。
種子の外側に翼がある翼果で、風に吹かれて離れたところに散布される。
しかし今はしっかり小枝についていて簡単には飛ばない。
冬に実が枯れ色になったころに枝から離れて飛んでいくらしい。
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