横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

大の字

2016-10-21 06:21:11 | 日記



我が家のミニ盆栽風・・花が咲いてくれた。






1cmちょっとの小さな紅い花。ダイモンジソウだ。






たしかに大文字の形だ。
仲間のユキノシタと違って花弁に斑紋がない。
それにユキノシタは春に咲き、ダイモンジソウは夏から秋が花期だ。






雄しべは10本、雌しべの花柱は2つある。
今の時期だとアブの仲間が訪ねてくるのだろうか。

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キチョウと卵

2016-10-20 06:11:41 | 日記



家の窓の下を流れる小川の100mほど下流でハギが枝垂れている。






咲き残った花で、キチョウが蜜を吸っていた。






何頭もいる。蜜のためだけではなさそうだ。
キチョウの幼虫はハギの仲間やネムノキなどのマメ科の植物だ。
産卵していないか気になったが、川の向こうで確認できなかった。






泉の森「しらかしの家」の庭にメドハギが生えている。もう花はない。






その葉の上に白いものがあった。キチョウの卵だ。真ん丸でなく面白い形をしている。

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流れの傍に秋の草花

2016-10-19 06:25:53 | 日記



ヤマハッカ(シソ科)
保全センターの谷戸も秋の花が見られるようになった。





ヤマハッカは林縁で見られる青紫のシソ科らしい花だ。
ここでは流れの傍で茎をのばしていた。





シロヨメナ(キク科)
同じ流れの対岸にシロヨメナも咲いていた。





真っ白な花で、ハナアブの仲間は蜜を楽しんでいた。






アキノキリンソウ(キク科)
茎がすっと伸びて黄色い花をつけるアキノキリンソウが、
ここでは流れに向かって斜面に沿っていたので、ちょっと見落としそうになった。
咲き始めでこれから盛んになるのだろう。


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高い木にいっぱい

2016-10-18 06:30:20 | 日記



神奈川県自然環境保全センター。
原っぱの向こうの方の木の高いところに黄色っぽいものが見える。






センダンの実が熟したかと思って、少しアップで覗いてみるが分かりにくい。






オオモクゲンジ(ムクロジ科)
近づいて低いところにあるのを見るとオオモクゲンジの実だった。
オオモクゲンジはムクロジ科だけれどムクロジの実とはまったく違う形で、
同じムクロジ科のフウセンカズラと似たような袋果なのだ。






木の下には5cmぐらいの大きさの袋果がそのまま落ちている。






袋を開いてみると3つに分かれて、それぞれに1~2個の種子が入っている。
種子に比べるとずいぶん大きな袋・果皮がついているものだ。
アオギリの袋果に似たところもあるが、アオギリの場合は落ちる前に熟して5裂する。
そして種子をつけた果皮が1枚ずつ別々に風に吹かれて木から離れたところへ飛んでいく。
ところがオオモクゲンジの場合は袋果全体がボタっと木の下に落ちている。
落ちた後に3裂してそれぞれが風に吹かれて木から離れていく、という作戦だろうか。



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ミゾソバ

2016-10-17 06:44:15 | 日記



今の時期、泉の森をはじめあちこちの水辺や湿地でミゾソバが盛んだ。






ミゾソバ(タデ科)
5裂した花被は小さいけれど白に薄いピンクが入って目を惹く。






枝先に10個ほどの花が集まって咲く。

実は夏から咲き始めているので花期はずいぶん長い。






小さな花にもさまざまな虫たちがやって来る。
シマハナアブなどアブやハチたちにも人気がある。






蝶の例としてイチモンジセセリ。ずいぶん長い間ひとつの花に止まっていた。


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