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横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

合歓はネム

2019-12-26 06:52:56 | 日記



相模原公園グリーンハウスの温室。
白くて柔らかなハリネズミみたいな花が咲いていた。5cm以上はある。
プレートに「アルビフロラ」と記されている。
カリアンドラ ハエマトケファラ(オオベニゴウカン)の仲間だ。
合歓だからネムノキに近い木なのだろう。葉の形は少し違う。







数十個の花が集まっていて、それぞれから数十個の雄しべが出ているようだ。







温室の2階に行くとブーゲンビレアの中に丸くて黄色い花がいっぱい見えた。







キンゴウカンだ。花径は2cm弱ぐらい。
これも合歓・・ネムノキの仲間だ。上のアルビフロラと花の作りは同じようだ。
葉の形はネムノキによく似ている。

ギンゴウカンという白い花を石垣島で見たことがあるのを思い出した。







ネムノキの仲間はネムノキ科と分類されたりマメ科の亜科とされたりする。
数は少ないけれどマメ科のような実も見られた。



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バナナ

2019-12-25 06:44:30 | 日記



相模原公園のグリーンハウス。
温室の入口に赤バナナが展示されていた。
こんな色だけれど味は普通のバナナと同じで、台湾やフィリピンが生産地だそうだ。







温室に入ると小さなバナナが生っていた。
ドワーフモンキーバナナという矮性のバナナだ。







小ぶりのバナナだけど、しっかり育っていて美味しそうだ。







下の方。花の盛りは見られないが雌しべなどの残っている花後。
出来はじめた実は下を向いているが、これから成長に従って反り返るらしい。







バナナの葉っぱみたいな大きな木があった。
タビビトノキと呼ばれるマダガスカル原産の木だ。
オウギバショウとも呼ばれるが、バナナのバショウ科ではなくて、ゴクラクチョウカ科だそうだ。
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)はしばらく見ていない。どこかの温室で見たいものだ。


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老と蝋

2019-12-24 06:09:17 | 日記



今の時期の相模原公園は花が少ないが、芝生広場のそばにフユザクラの見られるところがある。







たぶん先月から咲いていたのだろう。寒い中も静かに咲いていた。







芝生広場のそばに「衆遊の庭」という見本庭園がある。







その門の脇など3箇所に橙色のミニトマトぐらいの大きさの実がなっている木があった。
ロウヤガキ(老鴉柿)だ。







老鴉柿の鴉は烏で、もっと熟すと黒くなるので名付けられたらしい。
萼が張り出した様子からツクバネガキとも呼ばれる。







季節には菖蒲が見られる水無月園に向かうとロウバイ(蝋梅)が黄葉していた。







よく見ると蕾がいくつかあった。
年が明けると花がいっぱいになりそうだ。

ロウヤガキとロウバイ。こちとらはロウトル。
ロウトルの語源は中国語の老頭児で老人の意味だが、日本語では「役立たず、旬を過ぎた」のニュアンスもある。


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メタセコイアの紅葉も進んで

2019-12-23 06:44:13 | 日記



相模原沈殿池の野鳥展望用通路のフェンスにキセキレイがやってきた。
飛び立っては数秒で戻って、また飛び立つというようなこと繰り返していた。







その向こう側、車道の奥に紅葉が見える。相模原公園のメタセコイアだ。







そちらへ向かっていくと相模原公園のサルスベリゲートがある。
名前のとおり2本のサルスベリがゲートになっている。
ここから入るのは初めてだ。







進んでいくと右手の方から水の音がする。
草木の間から噴水が辛うじて見えた。








どんどん進んでグリーンハウスの前に出ると、フランス式庭園が広がっていた。
両側と奥のメタセコイアの木。残念ながら紅葉はかなり落ちている。







犬好きの人たちが集まっている。あまり吠えなくて大人しいのでいい。
犬用の乳母車?いや手押し車は小さめの犬が少し遠出の時は必要なのかな。







グリーーンハウスの中はすっかりクリスマス・ムードの飾り付けになっていた。











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探鳥池としても有名

2019-12-22 06:32:31 | 日記



相模原沈殿池は矩形じゃないけれど大雑把にいうと200x300mぐらいの池だ。
横浜の水道の大部分は道志川や相模湖などを水源としている。
その水を沈殿池で滞留させて水中の微粒物質を沈殿させる働きをする。
総貯水容量は約88万立方kmだそうだ。






大切な水なので池畔までは近寄れないのだけれど探鳥池としても知られている。






取水塔オイルフェンスの上にはカワウの群れとカルガモ。
この場所は柵から比較的近いが、池が広いので多くは遠くの方にいる。






ときどき近くまで泳いできてくれるのがいる。これはマガモ。







こちらは近所でもお馴染みのコガモ。






オナガガモもたくさんいたが、ほとんどが昼寝中。







オカヨシガモもいるようだ。オオバンも一羽だけ見かけた。







カンムリカイツブリやハジロカイツブリは盛んに潜水して遠くの方で頭を出す。。

全体に賑やかという印象ではなく、オシドリの姿も確認出来なかった。
年が明ける頃には、もっと数も種類も増えてくれるだろうか。

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