横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

水辺にて

2020-02-18 06:34:24 | 日記



泉の森に水車がある。何かの動力になっているわけではなく風景の一つだ。

その下には水源の池から流れてくる浅い小川がある。
子供たちの好きな遊び場だ。







苔むした小さな岩の上に花の姿が見えた。







ハルノノゲシのようだ。深い根を張れない場所でしっかり咲いて、よく実もつけたものだ。







小川とは別の流れは湿地を通り小さな池に流れこむ。
その傍にボケの木があり、今ちょうど満開の時期だ。







雨上がりで露がいっぱい。
昨年だったか、このあたりにアオジが出てきたが、今回はいなかった。







しらかしの池の桜ノ木の小枝から蓑虫が二つぶら下がっていた。
ちょっと大小があるが寄り添って、兄弟なのだろうか。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いるのは確認出来た

2020-02-17 06:17:37 | 日記



細工物ではなく自然の情景・・・いやちょっと小細工している。







右へ90度、回転して戻すと、こんな姿になる。







クチバシも見せてくれると、はっきりダイサギだ。







しらかしの池にはヒドリガモ、カルガモ、キンクロハジロ、オオバンなどのほかダイサギやアオサギも多い。







アシの枯れ草の傍や奥のほうはカモたちの休み場所で、ダイサギなども利用している。
しかしさほど奥までは入らないので、少し離れたところからも見えることが多い。







しかし、猛烈な枝被りではっきり見えない者がいる。ゴイサギだ。
今季は池の近くで何羽かのゴイサギがいると聞いているが、まだ確認出来ずにいた。
ようやく1羽を確かめることは出来た。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒヨドリの仲間じゃない

2020-02-16 05:55:32 | 日記



先日、仲間たちと和泉川ぞいを相鉄ゆめが丘駅から境川遊水地まで歩いた。

コガモを見たが、どういうわけか雄の姿は見つけられなかった。







代わりに、近くを移動しながら食べ物を探すセグロセキレイがいた。







枯れ草と落ち葉の岸にはジョウビタキがいた。







食べるものが見つからなかったか、そのうち小枝に移動した。







上のはジョウビタキの雌で、こちらが雄だ。
銀色の頭に黒い顔、それに胸が橙色となかなか洒落た姿だ。

ジョウビタキはキビタキやルリビタキと同様にヒタキの仲間だが、
ジョウは尉で能における翁のことで頭の銀色から名付けられたのだろう。







カワセミもいたが木の枝や杭などの止まり木でなく、土の上に止まっていたのが面白かった。







後から追い越してフェンスの上に止まったのはイソヒヨドリだった。
ヒヨドリとついているがヒヨドリの仲間ではなくてジョウビタキと同じヒタキの仲間だ。







頭から背中にかけて青色で翼は黒、腹部は赤褐色。これは雄だ。







これはだいぶ前に別の所で見たイソヒヨドリの雌。
雌は褐色なのでイソヒヨドリとは気づきにくい。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お濠の鳥たち

2020-02-15 06:36:40 | 日記



皇居の濠には冬の間、さまざまな水鳥が浮かんでいる。
ヨシガモは姿の美しさでトップクラスといえる。
この日は、ずっと眠っていた。







逆立ちしながら水中に頭を突っ込んで何かを食べているのはオカヨシガモ。








オカヨシガモはヨシガモと同じぐらいの大きさだが、雄でも姿は地味だ。
多くのカモたちは雄の羽模様が派手で、雌は種類を見分けるのに苦労するほど地味だ。
しかしオカヨシガモの雄の羽は押さえたデザインだ。







こちらがオカヨシガモの雌。マガモの雌と似ているがお尻のほうに白い羽があるのがポイントだ。







濠にはカイツブリも見かけることが多い。
遠くのほうでカモたちに混じっていても、小さいのでカイツブリがいると気づくことも多い。
また、水中に潜るので姿が消えることでもカイツブリだと確認出来る。







潜ったり出てきたりしているカイツブリの近くで鳴きながら追ったり探したりしているのがいた。
カイツブリの赤ちゃんだ。まだ潜水を覚えていないようで食べ物も親任せだ。







やっとお母さんの近くに行くこと出来た。







キンクロハジロも多数見られるが、寝ている姿のものが多かった。

前にも書いたが、今季はユリカモメやセグロカモメなどがいなくて、静かな濠だ。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモの板歯

2020-02-14 06:22:28 | 日記



大阪城の高い石垣の上から見下ろすと、マガモとかキンクロハジロなどさまざまなカモがいた。
これはハシビロガモの一団だ。







派手で少し大きいのが雄だ。名前の通りクチバシの幅が広い。







東京で皇居の濠にもハシビロガモがいた。
虹彩が黄色いので雄のエクリプスのようだ。







ハシビロガモはクチバシを水中に差し込んで進みながら水中植物やプランクトンなどを摂る。







水と一緒に食べ物を吸い込み、板歯(ばんし)で漉しとるようだ。
カモの仲間はみんな板歯をもっているそうだが、ハシビロガモが最も活用しているみたいだ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする