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横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

七沢のスプリングエフェメラル

2020-03-21 05:57:07 | 日記



神奈川県自然環境保全センターでは春先にスプリングエフェメラルと呼ばれる花たちが次々と咲く。







谷戸に近い林のあちこちにポツポツと咲いていたのはキクザキイチゲ(キンポウゲ科)だ。








花弁代わりの萼片の数は不定だが多い。
色は紫色から白色までいろいろだ。







この林で多いのはニリンソウ(キンポウゲ科)。
これから一面が真っ白と感じるほど咲き誇るはずだ。







ニリンソウはアズマイチゲのように萼片の数が多くなくて5~7枚ぐらい。
薄紅色が入ったりするが、すっきりした雰囲気の花だ。







ニリンソウというのは、このように別々の2輪が並んでいるということではなく、
それぞれの株の花茎の根元に別の蕾が控えていて、まもなく開花すると2輪が並ぶことになる。

ほかにもネコノメソウの仲間たちとかヤマエンゴサクとかの姿を見ることが出来たが、
イチリンソウはまだまだのようだった。また別のところで見ることにしよう。





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七沢から蓑毛へ

2020-03-20 06:12:19 | 日記



先日訪れたが休館日で入れなかった七沢の神奈川県自然環境保全センターに行ってきた。
自然観察園の中で出会ったのは鳥撮りの男性が一人ぐらいで大変静かであった。







キジムシロやタチツボスミレが咲きムラサキシジミなどの蝶も飛び春を感じさせる。






谷戸にはネコノメソウやイワボタン、それにニリンソウやキクザキイチゲなどの早春の花が見られた。

もちろんウグイスカグラやチョウジザクラにマメザクラなど木の花も咲いていた。







七沢を午前中に楽しんだ後、秦野からバスで蓑毛に向かった。
途中に小蓑毛の鳥居があり、蓑毛越から大山阿夫利神社への参道であることを示している。








蓑毛に来たのは仏乗院から蓑毛越に向かってすぐのあたりにハナネコノメが群生するのを見るためだ。
あたりにはカテンソウ、オドリコソウ、トウゴクサバノオ、ヤマルリソウ、ヤマエンゴサク等も咲いていた。







マス釣り場の近くではミツマタが満開だった。
帰り道、車道から外れて川沿いに向かうと玉縄桜や河津桜が咲いていたり、
その先の蓑毛運動公園では「春めき桜」6本が満開だった







高速道路が工事中であった。右方向にはトンネルがあるようだ。
新東名の伊勢原大山から御殿場までの工事は遅れていて2023年度までかかるようだ。



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市民の森この季節の花

2020-03-19 06:18:44 | 日記



瀬谷市民の森のシュンラン(春蘭)がそろそろ咲いたかと見に行った。







思惑通りしっかりと咲いていてくれた。








合計6個の花が見える。







花たちの後ろ側に大木があって、ずい柱が覗ける角度からは撮れない。
仕方が無いので横側から花を観察することにする。

まず右側に延びているのが上萼片。左側の手前と奥に見えるのが側萼片だ。
そして中側に見える2枚が側花弁で、斑のある白いのが側花弁だ。







そして白に極く細く赤い線が入った鞘状苞が花柄から花の頭まで覆っている。







帰り道、林縁を歩くと赤紫の花が咲いていた。
ムラサキケマンだ。







この季節、市民の森のお馴染みの花だ。
変異で白い花も毎年咲いていたが、今年はまだ見られなかった。





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油ちゃん?

2020-03-18 05:59:19 | 日記



家のすぐ近くに長く人の手が入らない林があって、
ところどころ林から外へ小さな黄色い花をいっぱいつけた枝が延びている。







アブラチャンの花だ。よく似たダンコウバイに比べて樹高は低いように思う。







葉腋に数個の黄色い花からなる花序をつけている。
それぞれの花は5mmぐらいで6枚の花弁を持っている。







アブラチャンは雌雄異株で、これは雄株の雄花だ。
先端の葯が二つある雄しべが外側に6個、内側に3個見える。







こちらが雌株につく雌花。
雄しべが6個で中央に雌しべが1個。雌しべの子房は球形のようだ。






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上瀬谷の原っぱ

2020-03-17 06:20:32 | 日記



上瀬谷の原っぱに背の高いヤナギの木がある。
南風に吹かれた葉が美しい。   丹沢・大山の向こうに富士山が頭を出している。







歩くとふいにツグミが飛び出して向こうの木の枝に止まった。







足元には黄色い花が・・・カントウタンポポだ。近所でそう珍しくない。








向こうの方に動くものが見えた。キジの雄だ。







幸いこちらに気づかず悠然と歩いて、食べ物がありそうな方に向かう。







そろそろ繁殖期に入るのかも知れないが、この雄は食い気が先のように見えた。





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