・三年前、スウェーデン北部の村で17歳の
少女・リナが失踪した。地元のの高校で数学を
教えるレレは今も単独で捜索を続けていた。
同じ頃、村に流れ着いた母娘がいた。
母親が男を変えるたび、娘のメイヤもあちこち
転々としてきたが、これほど遠くまで来たことは
なかった。
その夏、リナが失踪した国道からほど近い場所で
またひとり少女が消えた。
この事件をきっかけにレレとメイヤの運命が
動く出す。
・レレとリナを縦糸に横糸にメイヤと母親が絡み
娘を思う父親、母親の心境が善悪を通り越し
語られます。
・ラスト、レレとメイヤが親子のように暮らす
ことで、胸のつかえが取れました。
・スウェーデン推理作家アカデミー「最優秀犯罪小説」
「ガラスの鍵」受賞作品。
※ 水が血に変わりました!