現在設計している「湖西の家」のスタディ模型を作ってみました・・・。いろいろと提案プランを重ねた結果、最終プランが確定したので、本格的な実施設計を行う前に計画した建物を立体的に組み立てる事によって、ボリュームの確認やデザイン的なバランスの検討などを行うためです・・。
湖西の家の大きな特徴は、LDKと玄関ホールに対する洋風の水盤のある中庭と和室に対しての半屋外となる和風のぬれ縁(デッキ)がL型につながり、洋風、和風の屋外空間が一体となったり、大型の格子戸で仕切る事によって、各々独立した洋風、和風の空間にもなるというものです。
さらに、半屋外のぬれ縁から外庭に出る空間を通路(回廊)として玄関ポーチとつなげる事で、空間の拡がりやつながりに奥行きと一体性を持たせています。また、この空間に拡がりとつながりを持たせている通路(回廊)が、建物の外観(ファサード)デザインにおいても大きなアクセントを与えています。
何か私の建物への想いを一方的な言葉で書き並べましたが、お施主さんには分かっても・・一般の方には言葉だけでは空間がイメージできませんよね・・。
それで細かいところは、まだまだ煮詰めないといけないのですが、外観のボリュームとデザインはスタディ出来たので、今は内観スケッチを描きながらインテリアについて色々と検討しているところです・・。
昨日と今日もお施主さんからインテリアについて、要望とアイデアのメールが届いているので、その要望やアイデアを取り入れながら検討を進めていこうと思っています・・・。