滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

懐かしい「文芸セミナリオ」

2017年09月24日 | 建築

キンモクセイの甘い香りがする季節になりましたね。もうすっかり秋です・・・。

先日、近江八幡へ行く機会があったので、安土町の文芸セミナリオに行って来ました。文芸セミナリオは、25年ぐらい前に私が構造設計に携わったクラシック専用の音楽ホールです。文芸セミナリオに行ったのは十数年ぶりかな・・。普段、近江八幡まで行く機会というのはあまりないので、久しぶりに立ち寄ってみました。文芸セミナリオは、客席数は350程度と音楽ホールとしては規模は小さいですが、ステージにはパイプオルガンが据え付けられています。構造形式は、鉄骨造と鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造を組合わせた混構造で、ドーム状の屋根やホールを支える梁などが鉄骨造となっています。

 

あいにくホールの中までは入れませんでしたが、設計していた当時のことを思い出して懐かしくなりました。当時、勤めていた構造設計事務所で文芸セミナリオの構造設計に携わっていたのですが、設計期間がぜんぜん足りなくて、チームを組んでいたスタッフたちと毎日のように朝方まで仕事をしていた記憶があります。事務所に簡易ベットを持ち込んで交代で仮眠していたこと・・帰らないので夜になると近くの銭湯に通っていたこと・・事務所前の自動販売機で買った缶コーヒーを飲みながら朝焼けの空をよく見上げていたこと・・徹夜明けのモーニングのまずいこと・・などを思い出していました。

体力的には結構きつかったけど、それでもみんなとワイワイ・・ガヤガヤ・・とやっているのは楽しかった記憶があります。今は一日でも徹夜をすれば、体調を取り戻すのに一週間ぐらいかかりますからね。(それだけ歳をとったという事です・・。)

25年前は、一週間ぐらい徹夜しても大丈夫だったんですよね。(あの頃が羨ましいです・・・。)

 

 

 

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