最近バタバタしていて、先月は久しぶりに月1ブログが書けませんでした・・・。努力目標は月2ブログなのですが、月1も達成できていませんね。それで、私もバタバタしていて睡眠不足になりがちなので、今回は「睡眠負債」を防ぐ基礎知識を紹介することにします。
睡眠不足が借金のように積み重なってしまうことを意味する「睡眠負債」という言葉があるそうです。日本人の睡眠時間は年々少しずつ短くなり、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人は、2007年が28.4%だったのに対して、2015年には39.5%と10ポイント以上も増えているそうです。(厚生労働省「国民栄養・健康調査」)
「睡眠負債」を防ぐには、少しでも質の良い睡眠をとることが重要になってきます。22時から2時の間に成長ホルモンが分泌されると言われていますが、成長ホルモンの分泌は時間に左右されるワケではなく、入眠から約90分間のノンレム睡眠の間に多く分泌されるそうです。さらに、寝始め90分間のノンレム睡眠では、最も大きな睡眠圧(眠気)の解消・自律神経の調整・脳のコンディショニング(記憶の定着)などが行われるとの事です。
以前、私が3~4時ぐらいにいつも寝ている(最近はもう少し早く寝るようにしています・・)ことを知っている友人から、「一番睡眠においしい時間帯(22時~2時)を外して寝ているな!!」と言われたことがありますが、どうやら「何時に寝るか」ではなく、最初の約90分間でいかに深い眠りにつくことができるかが重要だということのようです。つまり、寝始め90分間で脳と身体のコンディショニングが決まる(最初の90分が睡眠ゴールデンタイム)ということです。
ちなみに、良質な睡眠には、脳などの深部体温を上げてから下げることも必要なんだそうです。睡眠は深部体温が少し下がったときに始まるので、寝る90分前に入浴を済ませておけば、深部体温が上がったあと、入眠時までに適度に下がるため、スムーズな入眠とその後の良質な睡眠につながるそうです。
という事で、「睡眠負債」になりがちな方は参考にしてみてはいかがでしょうか・・・。