新型コロナウイルス感染拡大の影響がいろいろなところに波及していますね・・・。前回の記事でお話しましたF1も新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕戦が中止になってしまい、第2~4戦までのグランブリ延期が決定しています。F1グランプリは5月からのヨーロッパでの開催も危ぶまれています。この様子だとオリンピックの開催もどうなるか・・気がかりなところです。
話は変わりますが、今日は散歩に出掛けようとしたところ、陽が差しているのに雨が降ってきて、これは通り雨だと思い玄関先で雨が止むのを待っていたら、東の空に虹の橋が架かったので、思わずカシャっと撮ってしまいました。出掛けようとしたら、雨が降ってきてタイミングが悪いなぁ・・と思いましたが、5分もしないうちに消えてしまった虹の橋が見れたので、タイミングが良かったのかも知れませんね。
という事で、「テロメア」のお話です。人という生物は、実は120歳ぐらいまでは生きられる力を秘めているそうです。どのようにすれば長生きできるかというと、寿命を延ばす秘訣はDNAの「テロメア」に大きく関係しているのです。テロメアを分かり易くいうと、私たちのDNAを保護する役割を担っているもので、DNAを靴紐にたとえると、テロメアは末端にあるプラスチックのカバー部分のようなイメージです。ところが、テロメアは加齢とともに擦り減り、ある一定まで短くなると細胞自体が死んでしまいます。人は120歳ぐらいまでは生きられるというのは、このテロメアの長さから考えたときの話で、テロメアが短くなると細胞の免疫力が低下し、病気にかかりやすくなってしまいます。
実年齢より見た目が若い人っていますよね。実は、見た目が若い人のテロメアは長い傾向にあるため、テロメアの長さは見た目の若さにも関係しているそうです。テロメアは「テロメラーゼ」という酵素によって伸ばすことが可能で、「テロメラーゼ」の働きとストレスや気の持ちようとは大きく影響しているそうです。ストレスを感じたり、気持ちが晴れないでいるとテロメアは早く短くなってしまうと言われています。つまり、長寿の秘訣は「テロメア」を伸ばすことですから、日常の中でストレスを溜めずに“はつらつ”と生活することが重要という事になります。
今回は、「テロメア」のお話をしましたが、ストレスがなく“はつらつ”と生きている人って、普通に考えても長生きしそうですよね・・。ちなみに、スウェーデンでの調査では、1日で座っている時間が短い人ほどテロメアが長いことが分かったそうです。現代社会でストレスを溜めずに“はつらつ”と生活することは、なかなか難しいですから、テロメラーゼ活性を高めてテロメアを伸ばすには、まめに席を立ち長時間座りっぱなしでいないことが大切かも知れませんね。
私なんか1日中ずっと座りっぱなしなので、長生きできませんよね・・もっとマメに散歩に行かないといけませんね・・・。