(財)膳所焼美術館-客殿の新築工事で、敷地入り口にあったヨシ葺の門が工事車両等の進入のために、敷地内の別の場所に移設されていました。先日、その移設されていた門を元の場所にもどす作業を行いました。
このヨシ葺の門は、築90年ほど経っていて老朽化しているのですが、お施主さんが生まれた時から建っている門なので、どうしても残して置きたいと言う要望だったので、壊さずに工事中は移設して置いて、工事完了後に復旧する方法を選びました。
門の重量は1.7トン程度だったので、レッカーでそのまま吊り上げて復旧しました。(現状で、でるだけの補強も行いました。)
今では、何事も無かったかの様に元の場所に静かに建っています・・、ヤレヤレです・・・。