Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

やっぱりこうなると思っていたけれど。

2017-09-05 | おうちのこと


洗濯機の修理についての管理会社とのやり取りまだまだ続いております・・・

月曜日に洗濯機の修理に来てもらう予約を入れていたのですが、
もし修理した場合、誰が払うのか??って事が
まだはっきりわからないままだったので
こういう時は、修理をする前にMieterschutzverein(借主保護組合)
に相談した方が良いかも?と思い直したんです。

という事で、月曜日の予約をキャンセルして、
金曜日の朝アポなしで徒歩1分のところにあるMieterschutzvereinに行ってきました。
幸い、当日予約のキャンセルが出たのですぐに相談に乗ってもらえることに。
いつもここの受付の人は本当に親切なんですよね~名前もすぐに憶えてくれるし(笑)

"Mietrecht"(賃貸法)でははっきりだれの責任って分からないって感じなので、
どこまで修理費の請求を主張出来るかわからないって感じの事を
担当の弁護士さんに言われました。
(この時点でかなり凹んだ私)
マイスターの学校で、大家さんの義務として、
下水が逆流しないようにしなければいけないって習ったと、
前の日に散々私に言っていた相方君の事を思い出し、
急遽電話して弁護士さんと直接話してもらいました。

この時点で私は、もうどうしたらいいのか分からず結構凹んでいたと思われます。
後で、弁護士さんが相方君に私がかなり疲れていたって言っていたらしいです(苦笑)

建築法は弁護士さんは専門ではないので自分は分からないから、
相方君が調べてもう一度話すって事になり、お手紙も何も書いてもらわずに帰ってきました。
その日の夜、ヘッセン州の建築関連法のぶ厚い本から、
貸主の義務として、下水道の管理について書いてあるという項目を見つけ出し、
弁護士さんに届けたのが月曜日。
(マイスターの学校に行ったのもちゃんとこういう時に役に立つもんなんだって思いましたよ。)

その後、弁護士さんと話して
やっぱり、相方君の言っていたことが正しかったようで
権利を主張できる(洗濯機の修理費を請求できる)という事が分かりました。
ちょっと安心、でもお金が振り込まれるまでは信じちゃいない私。(笑)

その時に弁護士さんにお手紙を書いてもらう事も出来たのですが、
管理会社からのメール待ちだったので、
事を大きくするのも嫌だなって事で待っていたら、やっと今日返事がきました。


メールの内容は・・・
自分の所の保険会社は
個人の洗濯機まではカバーできないので、
私の家財保険がやるべきことだという主張。

でたよ~!!
地下の共同洗濯機置き場に設置しているので、
私の家財保険はカバーしてくれないって言っているのに!!!


正直言って管理会社の保険が払ってくれようが、
払ってくれなかろうが私たちには全く関係ない事です。

貸主である管理会社が、建築関連法によるとちゃんと管理するべきことって明確で
管理を怠ったために水が逆流したんだから、
それに対する損害は払わなくてはいけないってことが重要なんだし・・・

このまま私たちでメールのやり取りをしてもちっとも埒があかないので
(こっちが素人だから舐められている感じがします。)
弁護士さんにお手紙を書いてもらって、こっちの主張を通すという事にしました。

は~こういう権利を主張をするのってドイツだな・・・正直かなり疲れます。

いつまでかかるんだろう~もう4週間洗濯機のない生活。

修理の見積もり、コインランドリーの費用、そして私がMieleに払った修理費
合わせたら余裕で新しい洗濯機が買える金額になってきています。

Mieterschutzvereinの人が言うには、私たちの場合は修理費が新品を買えるくらい高いので
修理ではなく新しい洗濯機を買う事を主張できるそうです。
本当かな~。(ちゃんと書面でもらうまで信じない・・・これもドイツに来て学んだこと)

近いうちに地下室に地下水逆流防止の工事をするそうです。
その前に新しい洗濯機買って、また大雨だったらまた壊れるやん~とか考えたり。

相方君は、自分たちの洗濯機置き場だけコンクリートの台を作ろうかなって言っています(笑)
(自己負担でやるのは構わないって管理会社に言われたので・・・)

こういうやりとりは、本当に面倒です。
ドイツ人の相方君が手紙を書いてくれるので助かっていますが、
やっぱり専門家の人に、相談したりお手紙を書いてもらえたりするのは心強いです。
もう必要ないかな?って思って今年いっぱいでMieterschutzvereinは退会しようかと思っていたのですが
やっぱり残ることになりそうです。(笑)

ドイツ生活、本当に弁護士さんと訴訟保険(Rechtsschutzversicherung)は大切だって実感しています。