Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

Bauhaus Museum ワイマールへ。

2019-05-03 | 少し遠くへお出かけ

今回の父親との日帰り旅行は、少し前に見つけて気になっていた
ワイマールに新しくできた Bauhaus Museumへ行ってきました。




朝、6時半前に家を出てICEに乗って、エアフルトで乗り換えてワイマールへ。
子どもの頃に行ったきり多分行っていなかったので、36年ぶりではないかな??
小さい頃の記憶では、小さくて少し寂しい感じがした気がするのですが
今日行ったら、町も建物も綺麗になっていました。


先月新しくできたMuseumは町の中心からは少し外れた
公園のそばに建てられています。

朝の開館10時過ぎについたのですが、すでにたくさんの人が入っていました。
入場料が、11ユーロと高めですがその日と次の日にワイマールだけではなく、
チューリンゲン州の博物館にも無料で入れることを考えるとお得かも。


鉄筋コンクリートの建物の階段を上がっていくと、展示場へ。
順路も決まっていないので、どうやってまわるのがいいのか考えてしまった私。(笑)




色々な展示がされています。


有名なバルセロナチェアもバウハウスのものだったのか!

中でも興味深かったのは、Frankfurter Küche(フランクフルト・キッチン)
と呼ばれる最初のシステムキッチンの展示とビデオでした。


これは、1920年代に設計された
第一次世界大戦後の住宅不足を補うための
公営住宅計画の時に導入されたものです。

ここでは、工場生産の作業効率化を応用して、
主婦の仕事である家事をどうやれば、効率化できるかということで、
家具の配置などで動線を短くしたり効率性を高めていったようです。
家事を合理化すれば、女性たちに自由な時間、外に働きに行く時間が生まれる・・・
こういうことを考えて生まれたのが、初代システムキッチン
Frankfurter Kücheだったようです。


作り付けの棚には小麦粉、米、砂糖などの食材を入れる、専用のラベル付き
のアルミの収納箱に綺麗に収納されています。
(これって、今のラベリングをして無印のケースに入れるのと似ている!)
そして、このアルミの収納箱は注ぎ口が付いていて、
食材をそのままお鍋に入れられるようになっていたんだとか。

フランクフルトの郊外のエルンスト・マイ集合住宅
今でも家が見学できるということは知っていたのですが、まだ行ったことがなく・・・
今年こそ行ってみるつもりです!!!