Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

春の旅行@エルツ地方2019 ~ Olbernhauの郷土博物館へ~

2019-05-11 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~



毎年、今年こそ行こうって言いながらずっと行けていなかった・・・

ザイフェンから車で10分くらいのところにある、
少し大きな村Olbernhauの郷土博物館にやっと行ってきました。以前の記事



2002年の大洪水で、建物がかなり被害を受けたのでその後綺麗に修復されたそうです。

1階が博物学になっていて、
2階がエルツのおもちゃや、Olbernhauにあったガラス工場などの展示。




本当にいろいろなものが展示されています。






懐かしいDDR時代のものも。


紙で作る、おうちも昔私の家にあったな・・・





この地方でよく作られている、ボビンレースもあります。

そして、旧東ドイツの郷土博物館などによくある・・・・


ジオラマでの村の生活の展示。


地域の人たちからの寄贈が結構多いんですよね。




ボタンを押すと、色々動くので子どもでも楽しめそう。




ザイフェンのおもちゃ博物館にも似ているけれど、
この地方の人たちの、生活や仕事などが展示されていりるので、結構面白い。


おもちゃ博物館には、日本語の説明のビデオなどがありますが、
この郷土博物館の展示品の説明は、ドイツ語、英語、チェコ語でした。


いつも見入ってしまう、
クルミなどの木の実をくりぬいて作られている作品。本当に細かい~。






春の旅行@エルツ地方2019 ~ Gunter Flath工房 ~

2019-05-11 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

ザイフェンの人形と組み合わせるのに、ここ最近はいろいろな大きさの
シュパーンバウム Spanbaumと呼ばれるものを使っています。

小さい頃から大好きで、以前にブログに書いたように
今でもシンプルでなんにでも合うから大好きです。以前の記事

でも、今回ザイフェン滞在中にSpanbaum以外の木にどんなものがあるのか
気を付けてみてみると・・・

色々な種類の木がありました。特によく見かけるのがこの2つ。


左 Ringelbaum  右 Spanbaum

同じように作られているのかと思っていると・・・
Spanbaumが、ノミで削られていくのに対して、
Ringelbaumはろくろで削っていくので、短時間で大量生産が出来るんだとか。
ただし、Ringelbaumは小さい木しか生産されていないので、
単体で飾るというよりは、ピラミッドなどのパーツとして使われているとのこと。

確かに、お店にあるものを見ているとそうなっていました!(笑)

これを教えてくださったのが、Gunter Flath工房の娘さんです。


メインストリートのとっても可愛いショーウインドーのディスプレーと
大きなSpanbaumが目印です。


彼女のお父さんのミニチュアの部屋が有名な工房でもあります。
本当に細かく、村の生活の様子が小さな箱の中に広がっています。







彼女の工房には、本当に様々な大きさのSpanbaumがあり、
いつもSpanbaumを工房で作っているのは、前から知っていたのですが
今回初めて話す機会があり、教えてもらったというわけです。

人形に合う、少し大きめの木を探しているって話から
彼女が考案した木を並べてみたところ・・・結構いい感じ。


ただ、ちょうどいい大きさが売り切れていたのです。

私が数日ザイフェンに滞在するというと、木曜までに時間が取れたら
希望する大きさのものを作れるように、準備してみますって言ってもらえました。


約束の日の朝に行くと、もう1つが出来ていました。
Spanbaumの倍は時間と手間がかかる彼女の落葉樹の木。


普通のSpanbaumより長めの削り木を、ピンセットを使いながら
形を整えて、ふんわりした雰囲気の落葉樹にしていきます。
午後に取りに行くときには、2つ目も出来上がっていて選ぶこともできました。
どこに飾ったかというと・・・



お気に入りの2体のBrotteigの人形と一緒に特別席へ。