畑も春です

昨日は一日中良い天気のポカポカ春日和だった。こんな日は畑にいると気持ちがいい。一日があっという間に過ぎてしまった。畑にはオドリコ草やカラスノエンドウが蔓延していた。不思議なのは昨年はオドリコ草が蔓延していたところが、今年はカラスノエンドウに場所をとられてしまっていた。土の質が変わったのでしょうか？　

種屋さんのサイト（植物の力を借りて土を育てよう）で　http://www.takii.co.jp/flower/bn/sample/20150341.pdf　　豆科の植物を土作りに有効利用するという記事があった。
豆科であるカラスノエンドウは有効利用しない手はないと思う。
もともと私は、草を抜かないで野菜を作ってきたのだが…。

昨日はジャガイモを植えた。
どこに植えるのかも、その時の行き当たりばったり。
美味しくて食べ尽くして小さいのしか残っていない聖護院ダイコンの跡地に目がいった。その畝の半分は昨年のイチゴの苗が残ったままだった。
小さいのしか残っていない聖護院ダイコンだけ抜いた。
土を掘るといい感じの土になっていた。
柔らかくてミミズがゴロゴロ。土には白い菌が付いていた。

ここに決～めた。
聖護院ダイコンは片付けて、他にもイチゴの植えっぱなしの畝もあるのでイチゴはそのまま放置してジャガイモを植える分だけの穴を掘った。
その穴に、半分に切って灰をつけて２kgの種芋に土をかぶせて終わり。
なんといい加減なことでしょう。
さてその結果はお楽しみです。

こんないいかげんな野菜作りでもう７年目。
それでも家の野菜は買ったのよりだんぜん美味しい。
そういえば、うちのご飯も美味しい。
（料理が上手という訳ではありません。普段は毎日手抜きです。）

この頃外食しても、「うちのご飯の方が美味しかったのに」と手抜きとお金を使ったことに後悔することが多くなった。
この７年間で、味覚も変わったのかな？

いや味覚だけではない、畑のミミズさえ愛おしく思うのは自分でも信じられない変わり方だ。
野菜作りがこんなに私の意識を変えてしまったなら、命続く限り（体が動く限り）野菜作りを辞めるわけにはいかなのかな？？？？

とふと思った。


畑の踊子草（オドリコソウ）


土を掘るとこんな感じ。白いのは菌のよう。


掘ったスコップではミミズがのたうっている。安眠中、ごめんなさい。


こんな感じでジャガイモが入った。


あとは残った灰をかぶせて終了。