「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

烏帽子岩

2006-06-28 00:04:45 | クライミング
久しぶりの烏帽子岩。晴れていたのは嬉しかったが、蒸し暑さは凄まじい日だった。一本登っても汗が滴り落ちる。こんな平日なのに結構人が来ていた。
久しぶりの烏帽子は、全く登れない。こんな暑い日に登れないのは当たり前かと思ったりするが、やっぱり岩場離れが大きな要因だろう。もっと、重大な原因は体重増加にあることは、否めない。これは書きたくない、というか認めたくない。何とかしないと、このまま登れなくなるとクライミングから離れてしまうような気がする。やっぱり、何でもありの生活や山をやってるとクライミングも上達しない。所詮は遊びなんだから好きなようにやれば良いようなものだけれど…。
「毎回(15年以上)思うことですが高地に行き、なおかつ日本で困難なクライミングに挑戦することは、なかなか両立もできず難しいです。しかしどちらも好きなので仕方ありません。フリークライミングは1から出直しです」
「下手なクライマーでも挑戦する権利はあるわけですから。とりあえず頑張ってみます」
(山野井通信より)

何と謙虚な…。
私が上達しないのは、当たり前。とりあえずは頑張って続けて行こう。


みんぱく

2006-06-27 23:55:19 | レジャー
「みんぱく」に行ってきた。
大阪の万博で私の記憶に残っているのは、今では岡本太郎の「太陽の塔」と三波春夫の「今日は~、今日は~、世界の国から…」という歌のみ。1970年ということだから、私は20歳。その当時は、行こうと思えば簡単に行けるところに住んでいたが、全く興味がなく行っていない。その頃から、人の沢山集まるところはいやだったようだ。
烏帽子や不動などのクライミングに行くときに、エクスポランドの観覧車や太陽の塔はいつも見ていておなじみの風景でもある。なのに、一度も行っていなかった。考えてみても理由は分からないが、立ち寄ってみようとも思っていなかった。
それが、この民族博物館「みんぱく」で触る展示物が特別展であるから、行ってみようと言うことに朗読関係の友人に誘われた。内容はあまり理解していなかったが、時間があれば誘われたらとにかく断らないのが私の主義でもある。
その特別展は、視覚障害者のための教育教材の展示だった。現在の点字になるまで、視覚障害者の人たちに文字や情報を伝える手段がいろいろ世界中で試行錯誤されてきた歴史がよくわかった。日本でも、明治の頃の点字教材が展示されていた。文字を和紙で浮かび上がらせて触らせるようになっていたり。針で文字の通りに穴があけてあったりしてる物が初期の物だったようだ。
ゴッホの絵や地図も触っても分かるように立体的に出来ていたりしたが、私たち健常者の情報に比べたら、なんとお粗末な情報なんだろうと思える。
私たちの細々とやってる朗読も、その一助にはなっている。少しぐらいは、役に立っているんだなぁ~と思えた。



今日は雨だから

2006-06-25 23:22:28 | 音楽
朝から雨。ホシダの予約はキャンセルして、一日中パソコンに向かっていた。何をしているかと言えば、カセットテープのCD化をしていた。
子供が小さかった頃に録音した声や歌、ピアノの発表会で録音したものもCDにしてみた。そしてレコードから録音した童謡やピアノ曲など、今ではほとんど聴かないようなものだが、それぞれの音楽には思い出がいっぱい詰まってる。CDには、綺麗な印刷もした。立派な保存版CDが出来上がった(写真は一例)。
長い間生活してくると、いろんな物がたまってしまう。整理してすっきり暮らしたいと思うのだが、なかなか出来ない。特に、本やレコード、写真などは思い出がそれぞれにあって捨てられない。今やネットで何でも調べられ、すぐに手に入る時代なのに…。考え込んでしまう。
特に、処分出来ないものは今までの思い出に繋がるもの。
何とかしなくてはとも思う。しかし、捨てるしか片付かないのだが、それが難しい。
捨てられないなら、せめて整理整頓してすっきりしたいものだ。



お花の匂いから

2006-06-22 04:00:39 | 野菜作り2022
昨日は早くから寝てしまい、夜中に目が覚めてしまった。何だか年寄りっぽい。天気予報の晴れマークは、どうも昨日で終わるようだ。今週末はいよいよ本格的な梅雨空になるのか…。
最後の梅雨の晴れ間をじっとしていられなくて、ホシダへ久しぶりの平日クライミング。駐車場を出たところで小さなアザミとこの間のハイキングでハギと間違っていたコマツナギにまた出会い、「しまった、カメラを持ってくればよかった」と一瞬思った。
私の家の中では、実家の庭から切ってきたユリが匂っている。ユリは母が好きな花で、この季節は庭に沢山咲いている。そして、毎年一輪「持って帰り~」と行って切ってくれる。しかし、私はやっぱり野や山に咲く花に惹かれる。

奈良の「あじさい寺」で有名な矢田寺へいってきたという視覚障害者のSさんから「アジサイも種類が多いのですよ。人が沢山来ていました。お寺で食べた精進料理が美味しかったです。アジサイの匂いをかいだことがありますか? 甘茶の匂いがしますよ。紅茶に似た匂いのするのと2種類ありました。春はお花が多いから楽しみが沢山あります。」というメールが来た。

「おはようございます。といっても、今は午前3時。早すぎますね。昨日は夫が出張でいなかったので、ホシダの疲れも手伝ってあまりに早く寝てしまい、2時半に目が覚めてしまいました。まるで、年寄りですね。(笑)
私はSさんにお会いするまで、あまり匂いは意識しませんでした。不快な匂いはすぐに気になりますが、いい匂いはほんとに大雑把でした。花は目で見るもので匂いはその次でした。
それにしても、紅茶や甘茶の匂いがあじさいにあるのは知りませんでした。そもそも、日頃紅茶と甘茶の匂いすら区別もできず、どちらを飲んでも一瞬意識はしてもすぐに忘れてしまっていたのでしょう。それに、日頃思い出すこともなく、私があじさいの匂いを嗅いで、紅茶や甘茶の匂いが蘇るなんてありませんでしょうね。今度、あじさいの匂いを嗅いでみます。見えるということは、見えないものも作っているのかもしれませんね。
先日の、ハイキングでも自分一人では気がつかず通り過ぎてしまうことも、いろんな人と一緒だったらいろんなことを学ぶことが出来ます。人間って、ほんとうに奥が深い動物ですね。生きているうちに自分の知る知識はほんの僅かですが、いつも好奇心いっぱいでいろんなことに目を向けていたいですね。
感性豊かなSさんにも、いろんなことを教わりました。そして、これからも…。」
さっそく、返信を書きました。

無知を知る

2006-06-19 15:19:11 | ハイキング
日曜日、朝起きたらまだ雨が…。今日の山の子会のハイキングはあるのかな、と思いながらもホシダは近いので行くだけ行ってみようと朝早くから家事も済ませ、とりあえず用意をしていた。Sさんからはキャンセルのメールが入っていた。Tさんには途中の星ヶ丘駅で乗ってきてもらうことに電話でお願いして出発。今回の、ハイキングは私たちの地元の星田園地だった。
クライミングに通い続けている私には、自分の家のようなもの。駅で電車に乗るとちょうど山の子会のメンバーと同じ電車に乗れた。この天気なのに総勢31名、といつもながら大人数となった。こんなに沢山の人と歩くと、星田園地も違って見える。クライミングウォールは、いつもの顔見知りがクライミングに興じていた。
この会では、植物の名前に詳しい人が多いのでいろいろ教えてもらった。いつも、駐車場を出たところで咲いている花は、長い間「ハギ」だと思っていたが、これが大違い「コマツナギ(駒繋ぎ)」だという。道理で夏前から咲いているはずだ。馬を繋いでも折れないくらい丈夫だからこのような名前が付いたという。(残念ながら、写真は撮っていない)
ピトン小屋で少し休憩してから、星のブランコ(吊り橋)を通り過ぎると真っ黄色の花が咲いていた。これは外来の園芸種でキンケイギクというらしい。その横に、見慣れた白い花。これはヒメジョオン(姫女苑)。
やまびこ広場で昼食。ここから少し下ったところの八つ橋と言うところに、ササユリが咲いているとピトン小屋のペイさんに聞いていたので、一人で探しに行ったが残念ながら見つけられなかった。
そこから、少し戻り星田駅の方に下ると、ハナイカダという植物があり教えてもたった。葉っぱの真ん中に花を咲かせる。こんな珍しい植物はいままで全く知らなかった。葉っぱを筏にたとえて花を人に見た立ているらしい。生きているうちに知ることはほんの僅かなんだなぁ~、と改めて思った。知らないことが多すぎる。