「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

庭を造って2回目の春

2011-05-25 22:24:00 | ガーデニング
ネットショップで植木を購入して、植え始めたのは2009年の秋から。
一年半で、写真のようになった。はじめた頃には、こんなに奇麗な庭が出来るとは全く想像できなかった。またまた、自画自賛である。

母との生活は、家に縛られて二年を迎える。
おかげで山やクライミングはほとんど行けなくなってしまった。
畑の仕事や、庭の草引き、水やりはけっこう時間をとられる。
毎日、これらの仕事と家事に追われている。
しかし、木や花、野菜の成長は心を和ませてくれる。
それは、庭を眺める母の満たされた表情にも感じる。
縁側に座り、この庭を眺めていることが多い。

クライミングに行けなくなり、どんどん登れなくなって行く焦りを今ではほとんど感じていないことに気がついた。

人は状況が変わると、どんどん変わって行くんだと思う。
特に女性は、結婚、出産、子育て、介護とかかわる率が大きい。
男性よりも、人生の節目が多く、また影響が大きいのも女性のような気がする。
その度にいろんなことを断念したり、生活の方向転換を強いられたりということになってしまう。

人生のままならないことを、不幸なことと考えると悲しいではないか。
小さな花や出来た野菜に感動したり、庭を眺めて美しいと思ったり、やって来た小鳥を可愛いと思う日々は、豊かだと思う。
母のリクエストで巣箱を置いたが、まだ住んでくれない。

あるがまま受け入れ、しかし感動する感性だけは無くさないでおこう。

なめくじや虫に食べられる前に、今日はいちごを収穫した。うれしい!


今日の庭(写真をつないだ全景)。お花が咲いているが写真が小さくて見えないのが残念。


我が家のお花たち

2011-05-24 21:02:00 | クライミング
我が家で今咲き誇るお花たち。
今年に蒔いた、ワイルドフラワーが今遅ればせながらリナリア/ヒメキンギョソウ(姫金魚草)を中心に咲いている。紫色の花は舌をかみそうな長い名前がついていて、私には覚えられない。ファセリア・カンパヌラリア(カリフォルニア ブルーベル)というらしい。
次から次へと咲く花は、名前が分からないのが多い。
ワイルドフラワーの種から、こんなにもいろんな花が咲き楽しませてくれる。
素晴らしい!!



昨年のこぼれた種からはナデシコが今は咲ている。不思議なのは、最初の年にナデシコは見なかったことだ。





シレネ/フクロナデシコ(袋撫子)も可愛い。これもワイルドフラワーのこぼれ種から。



名前が分からないが、これもワイルドフラワーの種から咲いた。



蕾がコンペイトウのようなカルミアの白と赤(昨年の秋に庭に植えた)





朝だけ咲く睡蓮(餅つきの石臼の池で咲いている。子供の頃はこれでお正月の餅つきをしていた)


一番に咲いた変わった色のひまわり


シャクヤク2種(実家から移植したのと新しく購入した春日)




ソラマメの収穫

2011-05-14 22:01:00 | ガーデニング
ソラマメを収穫した。早くから花がたくさん咲き期待していたが、収穫はザルにいっぱい分。少しがっかりした。しかし、今年は気温の変化が激しかったせいか、ベテランのハルコさん(近くに住む農業一筋のおばあさんで母の仲良し)が一粒も成らなかったとぼやいていた。素人の私が収穫できたので、褒められた。
さっそく、皮を剥くのは母の仕事となり、塩ゆでして夕食で戴いた。柔らかくて美味しかった。
コカブはかなり大きくなった。キャベツも青虫の食べた残り物を戴いた。高菜は漬け物。
毎日自分の作った野菜が食卓にのる。こんなにふんだんに野菜が食べられる毎日を、以前は考えられなかった。それも採りたてで新鮮。スーパに並ぶ野菜からはかなり見劣りするが、味は負けていないと自負している。

野菜には絶対に農薬は使いたくない。理想としては「自然農」(耕さず、肥料・農薬は巣買わず、草々虫たちを敵とせず、生命に添い従い、応じ任せて、実りを手にする術)(鏡山悦子著「自然農・栽培の手引き」より)をしたい。しかし出来ない。
草は抜きたくなる。虫は可哀想だがつぶしたくなる。私は何という残酷な人間なんだろうと思うが、それも慣れてくる。
飛んでいる蝶に、心和ませてもらっているのに…。
やっぱり、キャベツにいっぱいいる青虫は、今のところ敵だとしか思えない。
しかし今のところ、野菜には農薬と化学肥料だけは使っていない。

昨年は、庭の新緑を毛虫や黄金虫などに丸裸にされたしまった。これは食べるものではないので、今年はすでに虫除けに根元にオルトランを散布したりしている。そして、毎日草を抜くのに追われている。草を生やすのは、私の美意識が承知しない。

どうしたら、草と虫たちと仲良くなれるのだろう。
無理だ~!!









チゴユリの花が我で家に咲いた

2011-05-05 23:06:00 | ガーデニング
何年も前のことだが、友人と薊岳に登ったときにチゴユリを教えてもらった。その人の名前はユリさん。そのときまでこんなにも小さなユリの存在を知らなかった。あんなに小さいと、誰も見つけてはくれないだろうと、その健気さと可愛さに感動したものだ。
我が家の庭にコハウチワカエデが来て2年目の春を迎え、新緑の大きな葉っぱを風に泳がせている。その足下にくっついて来たのがチゴユリだった。昨年は小さな葉っぱのみで、まだ何なのか判らなかった。しかし、どうも草ではなさそうなのでそのままにしておいた。昨日庭の草を引いていて、花が付いているのに気がついた。それはまぎれもなく、チゴユリだった。
カメラを持って来て写してみるが、小さいのと下を向いて咲いているのとでなかなか上手く撮れない。
思わぬ贈り物に嬉しくなった。
これからも、ずっと我が家で咲き続けてほしいものだ。