「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

リュウゼツラン

2005-07-31 20:16:14 | 生活
竜舌欄(リュウゼツラン)という、初めて聞いた名前の花を見てきた。
先日、友人のSさんから「竜舌蘭が咲いています」と突然電話。
「いったいそれはなんですか?」と私。
全く知らなかった花だった。

奈良教育大学のHP   http://kaede.nara-edu.ac.jp/agave/index.html

いつも通りネットで調べると、とても咲いているのは珍しい花だという。
100年に一度開花し、そのあとは枯れてしまうらしい。
日本では、30-50年に一度しか咲かないという。
早速、ホシダの帰りに見てきた。場所は枚方市の星ヶ丘年金病院。
この花は、やっぱり見たことがなかった。
数名の人がカメラを向けていた。

  

お花の名前から思うこと

2005-07-29 10:45:34 | 人間
いつもいつも、お花の写真を送ってくださるSさん。先日のPCの不調で消えてしまい申し訳ないと思っていたが、今度は伊吹山の花を沢山送ってくださったので、今日やっと更新できた。
いつも感心しているのは、名前をちゃんと付けてくださっていることだ。わたしは知らない花が多く、写真を撮って帰ってから調べても名前が判らないのが多い。これかなと図鑑を眺めながら思っても、すぐに葉っぱの形や顎、花びらの数など違っていたりして打ち消す要因ばかりが見つかってしまう。かなり時間も掛かる。おまけに、記憶力が悪い。やっと調べて知った名前は忘れたくないのにすぐに忘れて、「あれ! あれー! ほら! ほら! あれやぁ~!」を連発している。我ながら情けない!!
もう少し、時間を掛け図鑑を広げ特徴を観察して写真を撮るという行為まですれば、少しはましかも知れないのだが、「あれ! あれー! ほら! ほら! あれやぁ~!」を連発しながら、いつも写真をパチパチ撮って帰るだけ。
何をするにも、軽く上滑りに楽しむ人と、一つのことを掘り下げてする人がいると思う。それによって完成度が違ってくる。私の場合はどうも前者のようだ。人生それにすべてを掛けて素晴らしい業績を残し、人間国宝(重要無形文化財保持者)なんて人は尊敬してしまうし、うらやましい。
しかし、超凡人の私には、絶対出来ないことだけはわかる。
でも、超凡人の私でも好奇心だけは旺盛なようだ。「これなに? あれなに?」と子供のように聞いてしまう。それは、お花だけではなくいろんなことに広がっていく。
そして、また忘れてしまう。

抜歯

2005-07-22 13:14:38 | 健康
最後にしたいと書いた歯科医院に通院して2ヶ月になる。まだ治療は途中だが、ほんとうに最後の歯科医院になりそうだ。
昨日は、かみ合わせの歯がなくなり、そのために伸び放題になっていた奥歯を一本抜いた。
何歳になっても、歯を抜くのは恐怖である。麻酔のお陰で痛みはなかったが、ガリガリ音を聞いているだけでいやなものだ。
そういえば、最近痛みはすっかり忘れていて、自由にどちらででも噛んで食べている。
まだ完全に治療は終わってはいないが、もう土台の歯茎の治療は終わっている。あとは被せて見た目にも実用にも耐える状態に形成してもらって治療は終了と言うことだ。
痛みの無いときには当たり前のことのようで、もう痛かったことを忘れてしまっている。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ということか。
先日、友人から電話で歯医者について聞かれた。私と同じような状況で、歯だけではなく体調も悪いらしい。
年齢的に免疫力が落ちる時期なのかも知れない。

立山カルデラ見学と縦走

2005-07-19 00:25:38 | 登山
新田次郎の「劔岳・点の記」を読んでから、ず~っと気になっていた立山温泉跡をやっと見てこられた。
最初はザラ峠から下って新湯も見て…、といろいろ考えてはみたが、折立の方に帰るとしたら一日舗装した林道を歩き続けなくてはならないのでうんざりだと思っていた。ネットで調べているうちに、立山カルデラ砂防博物館が夏の間行っている、「立山カルデラ体験学習会」というのがあることを知り、ちょうど一ヶ月前に、健脚コースで申し込んでおいた。
この体験学習会は例年人気があり、特にトロッコでのコースは抽選でなかなか当たらないという人もいるらしい。私は、一番沢山見られる折立からバスで入るコースに最初から決めていた。目的はトロッコにはなかった。
そして、立山温泉跡地を見てこられた。500人もの人が泊まれたという宿泊施設があったとは、とても思えないところだった。タイル張りの浴槽だけがまだ残っていて面影はある。
そして、宿泊者が船遊びをしたという泥鰌池にも行って来た。そこも今は大自然の一部に同化した、緑色の水面が美しい池である。見上げたところが、追分けから登山道が続いていたという松尾峠である。今はかつての登山道もあきらかではなく、立ち入ることを拒むように樹林帯と化している。
現在のカルデラ内は、砂防工事の現場と化してしまっていた。最初に何とか歩いてカルデラに入りたいと思ったが、今回の見学会に参加して、室堂から入ったとしても2泊の行程としては、あまり魅力には欠けてしまっていた。
とても不思議なことだと感じたのは、まるでカルデラ内は観光地のように整備されていたことだ。まずは道標がしっかり付いていて、中に入っても決して迷うことはないだろう。おまけに水洗トイレと休憩所は観光地そのものだった。
これだけ投資していて、一般の人はカルデラに入れないというのはなんだか理不尽なことにも思える。
ここの白岩砂防ダムを最終的には見学してきたのだが、こんなに規模が大きいものは初めてみたが、砂防ダムはどこの山に入っても大なり小なり見かけることが多い。今までは砂防ダムに対しては美観を損なうことはあっても、必要なものだという認識に私は欠けていた。ここの博物館とこの見学会の趣旨は、砂防ダムの必要性を認識させるための存在でもある。
昨年も、河川の氾濫はニュースでも取り上げられてきた。富山平野はこの別名暴れ川と呼ばれる常願寺川の反乱に、人々は苦しめられてきたそうだ。
新田次郎の小説では、明治から砂防工事の関係者が立山温泉に宿泊していてあまり良く書かれていない。
しかしながら、こんな地味な仕事を一世紀もやり続けていたとは、全く私の知らない立山だった。そしてこれからも終わりが無く、カルデラ内での自然との闘いが続いていくことだろう。
決して自然を破壊して人間の利益を生むということなく、上手く共存していってほしいと願う。
立山は、アルペンルートが出来るずっと前から、いろんな人が山にはいって来ていた。それはかつては信仰という形ではあるが、自然に対して人間が求め続けていた共通のものは、今も昔も変わっていないと思う。昔は信仰に結びつけていたからこそ、山に人が入りやすかったのだろう。今はアルペンルートが人を山に導いている。私の山へのきっかけは、アルペンルートでの立山が原点である。
そして、以前別山をピストンして雄山から越中沢岳まで歩いた。今回はやっと大日岳から雄山まで繋がった。
いろいろ、考えさせられる立山だった。

週末はやはり雨だった

2005-07-11 17:02:44 | レジャー
週末の天気予報は雨。
仕方なく、土曜日はホシダに向かう。2本登ったところで雨足が強くなり、一緒だったFさんの案内で、最近出来た奈良の郡山にあるジムOCSへ向かった。思っていたより立派なので驚いた。ボルダーが中心だがリードもある。すぐに、5.9のボルダーや小林由佳さんのルートに取り付くが、これがなかなか難しい。
どこのジムでも初めてのところは、登りにくいものだ。しかし、パンプと比べるとグレードはかなり辛いように思うが、自分が登れないからそう思うのかもしれない。夕方まで遊んで帰宅。

日曜日は、雨という予報だったのでレストするつもりだったが、朝から雨は降らない。昼頃から、久しぶりに宇治の志津川バットレスに行ってみようと言うことになり家族で出かけたが、濡れていて登れそうにない。
仕方なく、宇治周辺をドライブしていて、三室戸寺に入ってみた。昔行ったことがあるが、すっかり忘れてしまっている。今はあじさいの季節だが、もうだいぶ枯れていて時期は終わりだった。花は枯れかけてくると、悲惨な状態になる。本堂の前の蓮の花は今が見頃で綺麗だった。
足腰の祈願で、わら草履のミニチュアの絵馬が500円だった。少し高いと思ったが、「これからも永~く山に向かえますように!!」と書いて祈願してきた。さて、どれほどの効果があるものか、楽しみである。