「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

大きな柚子を大量に戴きました

2014-12-13 21:21:00 | 雑感
戴いた柚子はジャムにしました。
美味しく出来ました。
ネットで柚子の利用法を検索していたら、捨てるところの種が化粧水になることが分り作りました。
私はほとんど化粧をしませんが、化粧水だけはずっと自家製で使ってきました。
今では夫もお気に入りで、無くなると作っておいてくれて洗面所に常備してくれます。

若い頃は,東京で働いていて素顔では仕事ができず毎日化粧をして出勤していました。そのせいかその頃は冬になると口の周りがカサカサに乾燥してボロボロで化粧が乗らず悩みの種でした。
その後の山女の頃には日焼けで真っ黒、おまけにシミだらけでまた悩みの種でした。
でも本人は山に夢中でそれほど気にしていなかったのですが、義姉から電話で「気を悪くしないで聞いてね。騙されたと思って試してほしいの。」と言われて作ったのが今まで二十五年ほど使っている「黒酢化粧水」です。作り方は、水7:グリセリン2:純正黒酢1の割合で混ぜておくだけです。
この化粧水のお陰で、真っ黒に日焼けしても日焼け分は冬になると取れます。おまけに、シミも薄くなって来ているようです。
美白化粧品が出ても浮気せずにこれだけで済ませて来たのは、私がものぐさで洒落っ気がなかったからでもあるのでしょうか。
しかし、美容院に行くたびに化粧品を勧められて、この黒酢化粧水の話をすると「そんなものをつけていたら今に後悔しますよ」と言われ続け肩身の狭い想いをして今では美容院も嫌いになっています。でも後悔するどころかこれで良かったのだと思います。
2年程前から毛染めも辞め、すっかり自然婆さんになってしまいました。
たまに,綺麗に化粧して着飾った友人と会う時は、正直ちょっと違和感を感じたりもしますが,長い付き合いですぐに違和感は消えてしまいます。「髪の毛も白くなって来たら、口紅だけは紅めのを付けた方がいいよ、服は派手な色合いと個性を出した方が似合うよ」とアドバイスをしてくれたりもしますが、そんなときは素直に聞きます。

世の中添加物だらけ、情報過多のなかで私には何が正しいのか解明する程知識はありませんが、自然のものの中に正解があるような気がします。
先人が培って来た生活の知恵に、まだ学ぶものがあるようにも思います。
「柚子種化粧水」を作りながら、自分らしさを再確認しました。
そして、無農薬の柚子にも感謝です。