「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

週末は映画

2009-09-07 22:50:00 | 映画
とうとう、私もシルバーで映画を見られるようになった。
嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだが、特典は使わないと損。
自転車で10分程と、映画館が近いのも嬉しい。

土曜日の午前、見たいと思っていた「HACHI 約束の犬」を観ようと出かけた。
何とこの日から上映時間が変更されていた。
仕方ないので、ちょうどこの時間に始まりかけていた「BALLAD 名もなき恋のうた」のチケットを買い観て来た。
お目当ての「HACHI 約束の犬」は、次の日の日曜日に観て来た。
日本語吹替えということなので、母も一緒に行ったところとても喜んでくれた。

「BALLAD 名もなき恋のうた」は何の予備知識も無かった。
しかし、ストーリは単純で軽く感じたがけっこう楽しめた。
出演していた草なぎ剛はどこかで見たことのある俳優だなぁ~と思っていたら、ちょっと前に公然わいせつでTVニュースで見ていたのを帰ってから思い出した。役柄とにギャップがありすぎてすぐには思い出せなかった。
未来や過去にタイムスリップするお話しは、前から小説やドラマなどでもよくあり珍しくはない。子どもの頃には、空想も手伝ってワクワクした記憶がある。
還暦を迎えた私は、子どもの頃から現在を見るとタイムスリップしたようなものだ。
子どもの頃から半世紀後に実家に戻って来て住むようになって、あまりにに変わってしまっていることを改めて感じている。
しかし徐々に変わって来たものは、タイムスリップしたのと比べると、そう驚かないものだ。
映画の中で、動画や写真、自転車や自動車などに驚く場面が多々ある。
私が子どもの頃に学習雑誌などに載っていた未来の姿をはるかに越えてしまっている現代。
現在を生きていてもどんどん加速度を増すこの時代に、ついて行けないことが多いのに、あんなに簡単に受け入れられるものだろうかと映画を観ながらふと思った。
これからの数十年、最後までしっかり時代の流れに付いて行き、時代はどう変わるのかしっかりと見届けたいものだ。しかし,過去にタイムスリップだけはごめんこうむりたい、とも思う。
この映画はこれだけではなく、恋愛や家族,勇気など盛りだくさんな内容を盛り込んでいてちょっと焦点がぼやけた感じは拭われない。
原作が「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」ということを後で知った。漫画が原作なら、なんとなく納得出来る。

そして、次の日に観た「HACHI 約束の犬」は、あまりに有名な話しだ。これは前者と大違いの正当派の映画。もうすでに知っていて、冷めた気持ちで観ていたはずなのに,不覚にも涙、涙…だった。映画でこんなに泣いたのは、もしかしたら初めてかも。
秋田犬『ハチ」の名演技には参ってしまった。
ただし、秋田犬=日本人という捉え方はアメリカ的だったかな?
しかし、犬を飼いたいなぁ~。