「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

猛暑続きに思う

2018-08-01 09:04:00 | クライミング
七月に入ってから猛暑が酷暑と感じる日が続いている。
今年は異常だと言うが、蝉の声を聞きながらもう体が慣れて来たのか例年の夏もこんな感じかなと八月に入ったせいか思う。

しかしながら、七月はほんとうに暑かった。
毎年七月末は夏山を楽しんでいるのだが、今年は出かけようと言う気持ちも起こらない。
夏野菜も早いうちにたくさん収穫でき、この暑さに参っているのかそろそろ終盤を感じさせる弱り方である。
またそろそろ秋冬野菜の準備に取り掛からなくては…

先日ラインでクライミング仲間の一人から、私の写ってる2年半前の写真が送られて来た。
ちょうど、母が亡くなって8年振りに再開した岩場でのクライミングの時の写真だった。
このころはもう一度やろうかなと思ったほど楽しかったが、この前後に岩場にはあと数回行っただけで辞めてしまっている。
あとは気まぐれに惰性的に星田に行くのみだった。

それも昨年秋に骨折して以来、ほんとうに行かなくなって半年は過ぎてしまった。
リハビリしなくてはと思い、春から少しは行ったがなかなか登れず、2-3回軽く簡単なルートを登りあとはみんなとの親睦を楽しんで帰るのみとなっていた。

おまけに、七月に入ってのこの猛暑でまた足が遠のいてしまっている。
こんな状態だと、辞めてしまうのも時間の問題だとうっすらと感じていた。

そんな折に送られて来た写真だった。
そこに写っていた私は、二年若いというだけでは感じないエネルギーを醸し出しているようで感動してしまった(またまた自画自賛か?)。

体も今より柔らかく、足も今より高く上がっている。
それもこの時は介護で8年もブランクがあった後だと言うのに…。

これからの自分を考えてしまう。
やっぱり年々衰えているのは確か。
だからといって、何もしなかったらますます加速的に衰えてしまう。
だからと言って、何か新しいことを夢中になってやっても、もうまともに出来る年齢ではない。
今までやって来たクライミングや山登りも、今までのように進歩はしないし以前のようなバイタリティーもない。

でも一からやることを思えば、全くの初心者ではない。
何でも続けていれば、また得られるものもあるはず。

この十年で私の野菜づくりも畑の土も成果は出ているではないか。
自分に起こる老いによる能力の低下も全て受け入れて、気持ちの赴くまま継続することが、結果はともかく成果なんだと思う。
チャンスがあればまたチャレンジしていこう。

アマゾンで、また関西のトレッキングや山のガイドブックを買ってしまった。
「同じような本いっぱい持ってるじゃない」と夫の言葉。
「情報は新しい方がいいの!」と私が返す。

今のうちに体力も温存して、少し涼しくなったらまた自分の道を歩こう。







(写真は2016年3月31日、宝塚近くの岩場)