「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

本格的に夏野菜の苗の定植🌱

2017-04-18 20:56:00 | わたしの畑2016年秋から
昨日の雨は相当激しかったようだが、一度も目を覚ますことなく熟睡していて全く知らなかった。
朝起きた時はどんよりした雲が空を覆っていたが、そのうちに青空が見え始めて今日は爽やかな一日となった。
今日は一日中畑で夏野菜の定植などの作業をしていた。
昼食の時だけ家に入ったが、あとは畑でウロウロしてあっという間に夕方になっていた。
泥んこの衣服や手が気になり、まずは一風呂浴びた。
充実した日となった。

塀に囲まれた私のこの小さな畑でも、周囲とは別世界でいろんな生き物が活動し始めていた。
少し前からモンシロチョウが飛んでいるのは確認済みだが、今日はアゲハチョウも飛んでいた。
驚いたのは、ナナホシテントウ虫の幼虫がたくさんいたことだ。
テントウムシは可愛いのだが、だいぶ慣れてきたとは言え幼虫がアブラムシを食べているのを見るとちょっと引いてしまった。

苗の出来栄えは、例年に比べるとまあーまあー良いように思う。
とはいうものの、販売されている苗と比べるとかなり小さい。
1月終わりから始まり2月に入ると次から次へと始めたからだいたい3ヶ月のあいだ日々付き合ってきたことになる。
小さくても手塩にかけて来ただけに、販売苗よりは愛おしさは一入である。

定植するときは例年のことだが、か弱い苗を畑の厳しい環境に放り出すことになるので、いつもながらちゃんと育つか心配もあるのだが、畑ですくすく大きくなってくれることを願っている。
定植時期にうちのか弱そうな苗が成長するだろうかと不安が残り、昨年までは保険に数本ずつ立派な苗を購入して植えていた。
結果、購入した苗がうちで育てたのより収穫が良かったということはなかった。
今年はきっぱり苗を買うのを辞めにした。

不耕起で植えるので穴だけ掘って、そこに埋めるだけである。
冬野菜の残り物は、そのままにして植えている。
花が咲き出してはいるがまだ食べられるのは、収穫して食べている。
ワサビ菜も花が咲いているが葉っぱをむしって収穫。
高菜もブロッコリ-、サニーレタスも同様だ。
大根の花や水菜、白菜はもう完璧な花にになり、食べるところがなくなった。
大根も花が満開になると、もう大根は筋ばかりになっている。
あとは種を取るのみだ。
というわけで、冬野菜の空いているところに夏野菜を植えるという横着なやり方だ。
こういう時には、耕さないで植える自然栽培は横着者の私には助かる。

今年は植えていて驚いたのは、土の変化だった。
植えるために穴を掘るのだが、どの穴にも必ずミミズがいる。
そして今年は、特にマルチにする草が豊富だと感じた。
草の種類もやわらかい草がほとんどだ。
春の草だからかなと思ったりもするが…
確実に土が変わってきたような気がする。

さて今日までに植えた夏野菜の苗は、かぼちゃ4種類(これは立派な苗になった)、真黒茄子(賀茂茄子の成長が遅れている)、伏見あまとう(これも小さい)、ズッキーニ(成長が早い)、とうがん(育てやすく成長が早い)、トマト4種類(まだ苗としては小さいが例年大きさは追いつく、あと1種類残ってる)、きゅうり(夏すずみ一番早く定植した)。

ブランディワイントマト、ピーマン、スイカ、オクラ、トウモロコシ、聖護院きゅうり、鹿ヶ谷かぼちゃ、マクワ、ゴーヤ、パプリカ、バジル、などがまだ残ってる。

畑の作付図を作って記入してみたが、まだ植えていない分をどのように配分したらいいのかがこれからの難題となる。
いつもながらの無計画な苗作りを反省してみるが、またツメツメになることは必然な気がしてきた。

野菜作りはいろんな人の本が出ているが、こうしなくてはいけないという決まりごとがないような気がする。
結果も全て受け入れられるなら、どんなことでも試してみることができる。
実験のような思考錯誤とその結果が、また面白いのかもしれない。
一日中雑多なことは何も考えずに夢中になれる。


畑の様子
茄子の苗の定植


どこにあるのかわからないほどの草マルチ



















ナナホシテントウの幼虫







衣装ケースも随時かたずけ



2017年4月18日までの作付図



小塩山のカタクリとギフチョウ

2017-04-17 15:23:00 | ハイキング
昨年は4月に2回行った小塩山のカタクリは、1回目は4月3日で早過ぎ、2回目4月19日のリベンジは遅すぎてカタクリの見頃は過ぎてしまっていた。
今年も行きたいと思っていたがこのところ雨の日が多く、お天気がいいと畑仕事という日が続いていた。
昨日16日は久しぶりの晴れマーク。
だが日曜日で混むだろうなと躊躇していたが、この日を逃すとまた天気が良くない。
思いたって一人で行ってみたところちょうどカタクリの見頃で、ギフチョウも見られ最高の素晴らしい日となった。

登り口の大原野神社の駐車場は車で行くと、わりと家からは近くて40分ほどと以外と近い。茶店とトイレのあるこの駐車場は日曜日の割には空いていた。
一時間ほどの登りで、炭の谷のカタクリの群生地に着いた。
全国的に暑い日だったせいと最近山歩きをしていなかったので、たった一時間の登りなのにかなり疲れてしまった。
しかしフエンスに囲まれた保護地なのだが、満開のカタクリは期待以上のもので疲れも吹っ飛んでしまった。
そして、Nの谷、御陵の谷と3箇所とも飽きることなく写真を撮りまくり十分満喫した。
ラッキーなことにNの谷では白いカタクリとギフチョウの写真も撮ることができたのと、御陵の谷でも蜜を吸っているギフチョウの写真が撮れたのも最高に嬉しかった。しかし帰ってから見ると写真は技術的にはまだまだで思うように写っていない。

余裕があればこの日は小塩山から「森の案内所」まで降りて東尾根ルートを歩きたかったがここで十分楽しめてゆっくり出来、足を延ばすことが出来なかった。
またしばらくしてから行ってみたいと思う。

2016年4月3日の「ポンポン山から小塩山」へリンク
4月19日の「京都大原野の地」へリンク

カタクリのある風景(小塩山保護地3箇所の群生)








カタクリの花それぞれが可愛い














カタクリとギフチョウ(この日はたくさんギフチョウが舞っていたが、写真をなかなか撮らしてくれない)
食事中(食事は5秒ほど)


留まってくれたのだが、ピントを合わす間に行ってしまった


カタクリは花を咲かすまで7-8年かかるそうだ

種を下ろして一年目のカタクリ


二年目のカタクリ


カタクリの白を見つけたが…
最初に見つけて大喜びしたがこれはただ色が白っぽいだけのカタクリ(雌しべや雄しべの色が白くないことを指摘されガッカリ)


純白の白いカタクリを見つけました、感激!


今回は影が薄いがカタクリ以外の花
シキミの実


ミヤコアオイ


ミヤマカタバミ


この日の他の写真

下山途中の新緑と下に見える大原野地区


正法寺から見た小塩山


下山途中にツツジが咲いていましたが、今年はこれからが山にツツジは本番


当日は「西山自然保護ネットワーク」のメンバーがボランティアでいろいろ情報を教えていただいた。


あれから半世紀が過ぎてしまったんだ

2017-04-11 15:20:00 | 雑感
高校2年のときのクラス会を、ある時期からずっと毎年やっている。
初回は1984年で、当時のクラスメートの一人がだし汁の新聞広告のための公募に応募して当選したのが第一回目で無料のクラス会だった。その時は広告会社の◯通の関係者の人たちが取材しながらのクラス会となり、写真入りで新聞一面広告となりデカデカと載った。

今年は幹事なので今までのクラス会の記録ノートと、その時の新聞記事もかなりくたびれているが手元にあり改めてその時のことを思い出した。
みんなとても若く溌剌としている。
不思議とそれから途絶えることなく毎年続いて、今年で34回目になる。
もうあの頃の歳の倍の年月が過ぎていたことに驚いてしまう。
案内のハガキを出す人は半分ぐらいになり、多少の入れ替わりがあるがだいたい今でも15~20人ぐらい集まる。私は毎年参加しているわけではないのだが、最近数年は連続して参加してる。
担任の先生も最初から毎年来ていただいていたのだが、息子さんからもう参加が不可能だがお元気だと連絡があり、それからも十年ほど経った。先生は今では90歳半ばだと推測できる。
思えば最初のクラス会の時に、こんなに長く続くとは思いもよらなかっただろう。
みんなそろそろ高齢期に入っていくのでこのクラス会があと何年続くかわからない。
しかしここまで来たのだから、ギネスに乗るほど続けば一つの価値が生まれるかもしれない。
今年は幹事なので、もう少し案内を出す人の範囲を多くしてみようかなと思う。
ご無沙汰の人も来てくれるかもしれない。

昨日、もう一人の幹事であるクラスメートと、打ち合わせのためにJR嵯峨駅のホテルで待ち合わせた。
車で向かったら、嵐山が桜の季節で外国の観光客でいっぱいだった。
渋滞で車も進まず、ナビの指示する路地は人でいっぱいで入れず嵐山をふた回り。
おかげで嵐山の春を車窓から満喫できたのは儲けものかもしれない。
車の中から見る渡月橋と嵐山は美しかった。
おかげで待ち合わせ時間に30分以上遅れてしまった。

この頃の京都は海外からの観光客が増えて、ちょっと最近は興ざめしている。
でも青春時代を過ごした京都に、深い愛情を持っていることを久しぶりの嵐山の春の風景で再確認した。

またクラス会で久しぶりに会う友と昔話や近況に話が咲くひと時は、私に取ってもかけがえのない時間かもしれない。
このクラス会は、一気に乙女のころにタイムスリップする時でもある。
歳を重ねても気持ちはいつまでも乙女なのかもしれない。
それぞれ違った人生を歩んで50年たっているにもかかわらず、50年前に戻ったかのように賑やかでもある。
クラス会の幹事としては、かならず貸切の場所を探さなくてならないのが難関でもあるのだが。


京都嵐山(渋滞のため車が停車中に撮影した嵐山の写真)
この日は桜が満開のために観光客がひしめく嵐山だった。






1984年1月26日の京都新聞の広告



夏野菜の苗作りの覚書No.2🌱2017/3.31現在

2017-04-01 05:43:00 | わたしの畑2016年秋から
「夏野菜の苗作りの覚書No.1🌱2017/2.8現在」からの続きで、約2ヶ月後の報告となる。

1月の終わりにトマトや茄子から少しずつ始めた苗作り、約2ヶ月経過。昨日も雨の中、ホームセンターに行ったところ京野菜の固定種の種(鹿ヶ谷かぼちゃ聖護院きゅうり)が売っていたので衝動買いしてしまった。あと私はいつも上手く育てられないズッキーニ、孫が喜ぶパプリカとラディッシュの種も購入。
こんなに増えると本気で植える場所の心配をしてしまう。

苗を整理しているとかなり成長にばらつきがあることに気がついた。最終的に残るのは僅かかもしれない。
毎年苗を作る時は、今までの経験を生かして土を替えてみたり色々試してみるのだがなかなか満足出来ることはない。
今年はタ◯イの高級土で試してみた。昨年はその半額くらいの種まき用土だったが、今のところそれほど金額に見合うほどの違いは感じていない。家の畑の土を使ってみるのも考えてはいるが、部屋の中での育成なので虫などいないかと心配で迷うところだ。毎年手探りの苗作りである。

私のやり方で最初に播種した中で全く失敗してやり直したのは、スイカ(購入F1)とマクワの自家採種白(いただいた種)と黄色のすべてやり直した。これは播種時期が早すぎ温度管理が不適切だったと思われる。あとかぼちゃや賀茂茄子も種子が古かったり乾燥が不十分だったかと思われるものに発育の悪いのもあった。苗の株数としては、全体では30%ほど破棄していると思う。
これからも発育不足のものはまだ出てくると思う。
多めに育成していて良かったと思う。また自家採種した種はたくさんあるのでやり直しが利く。

現在の苗の様子(苗が少し減ったので以前とケースは入れ替わってる)

1ケース
1エビスかぼちゃ 9株+4株(4株成長不良)合計10株
2賀茂茄子 16株+(1株成長不良) 合計17株 



1エビスかぼちゃ2/22→3/31(最初24個の種から元気なのは9株40%。発芽が結構早かったのでもう少し植え付け時期が2月の終わりから3月の初めと遅くても良かった。)


2賀茂茄子1/28・2/22→3/31 (成長はかなり遅い。2回目に播種したのと変わらない)


2ケース
世界一トマト 20株+(10株成長不良)合計30株 


世界一トマト1/28→3/31 (成長は苗の大きさにかなりのばらつきがある)


3ケース
1ステラミニトマト 18株+(4株成長不良) 合計22株 
2桃太郎トマト 8株+(3株成長不良)合 計11株



1ステラミニトマト1/28→3/31 (苗の大きさにかなりのばらつきがある)


2桃太郎 トマト 1/28→3/31 (種のほとんどは成長しているが大きさにばらつきがある)


4ケース
1 レッドオーレトマト17株+(1株発育不良)合計18株 
2赤かぼちゃ 2株+(1株発育不良)合計3株



1 レッドオーレトマト1/28→3/31 (種の発芽もよく発育が比較的揃っていて期待している)


2赤かぼちゃ1/28→3/31(種が最初からカビていたのが気になっていて二株のみ残った)


5ケース
ブランデーワイントマト20株+(3株発育不良)合計23


ブランデーワイン1/28→3/31(自家採種の種で苗は小さいが優秀)


6ケース
1 キクかぼちゃ29株
2そうめんかぼちゃ(3株成長不良)


1キクかぼちゃ1/28→3/31(自家採種の種で生育も揃って優秀)


2そうめんかぼちゃ(これは私の失敗。原因は早く播種したために温度と日光不足かも助長してしまった)


7ケース
1 紅しずく小玉スイカ10株
2チャンピオン大玉スイカ9株+ (7株まだ発芽していない)合計16株
1紅しずか(小玉スイカ)2チャンピオンスイカ(大玉)3/21→3/31(スイカはことごとく失敗、最後の望みでこれがダメなら苗を購入予定)(失敗原因はやはり温度、水分、日光管理すべて難しい)


8ケース
真黒茄子 35株


真黒茄子1/28→3/31(まだ苗は小さいが自家採種の種で生育も揃って優秀)


9ケース
1冬瓜17株(購入した冬瓜から種を採取)
2ししとう5株(購入苗の自家採種)



1冬瓜1/28→3/31(大きな冬瓜を買って食べて気に入って種を取ったものなのでどんなものが育つか不明だが楽しみ、生育良好)


2ししとう2/8→3/31(昨年買った甘唐辛子の苗から採取した種でどういうものが育つのか不明、生育良好)


10ケース
伏見あまとう18株


伏見2/15→3/31(生育良好)


11ケース
1白かぼちゃ11株
2ピーマンとんがりパワー18株



1白かぼちゃ(購入した白いかぼちゃを食したあとに採取)2/22→3/31(生育良好、播種に時期が最適)


2ピーマンとんがりパワー(種の袋の写真を見るとパプリカ以上の大きさのようなので期待)2/15→3/31(生育良好)


12ケース
白まくわ(2回目)36株(1回目2/10播種は失敗、原因は温度かな?早かった)


白まくわ3/15→3/31(生育良好)


13ケース
黄まくわ(2回目)23株(1回目2/10播種は失敗、原因は温度かな?早かった)


黄まくわ3/15→3/31(生育良好)


14ケース
1夏すずみきゅうり16株
2バジルトレー




1夏すずみきゅうり3/3→3/31(生育良好)



2バジルトレー3/9→3/31


15ケース
1節成ゴーヤ11株
2角オクラ10株
3ころたん8株(種は販売されていないよう、F1品種なので育つとも思えない)



1節成ゴーヤ(昨年は種から育てようと思ったが失敗だったが今年は大成功)3/3→3/31


2角オクラ(オクラも昨年は種から失敗した)3/3→3/31


3コロタン(コこれは昨年苗から育てたものから採取、まつたく期待していないが面白そう)3/3→3/31


16ケース
1島さんご16株
2丸おくら 13株(3/28→3/31播種まだ発芽なし)



以下これから後に続く予定のメモ
賀茂茄子3/26
長茄子3/26
ミニトマト3/26

パプリカ3/31
ズッキーニ3/31
鹿ヶ谷かぼちゃ3/31
聖護院きゅうり3/31


あとひと月ぐらいで例年では植え付ける時期を迎えるが、今年は桜の開花もこちらでは一週間から10日ほど遅れているので定植時期も遅れるかもしれない。
気温が上がったら、かぼちゃやゴーヤはもう定植してもいい感じに出来上がってきている。
今はまだ過保護だが、もう少し気温が上昇したら昼間は出来るだけ日光浴をさせて外気温に当てたいと思う。

毎年夏野菜を種から育てるのは、年明けから徐々に準備に入り長い期間がかかり大変で、失敗も多いが楽しみは倍増する。
昨年は早くできると思ってトマトや茄子胡瓜など数本苗を購入したが、結果は種から育てたほうが長期間収穫できて丈夫だったように記憶している。
またあまり早く苗を購入して育たなかったものもあるので、今年は自家製の苗に期待を託して苗は購入しないでおこうと思うのだが……

とりあえずは、まだ一ヶ月ほど気が抜けない日が続く。