「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

白馬岳花の旅

2007-07-27 23:55:05 | 登山
関西は梅雨明したというので、もう天気は大丈夫だろうと思い、23日の夜から蓮華温泉~朝日岳~雪倉岳~白馬岳のルートをお花を楽しみに登って来た。初日の朝日小屋までは真夏日の暑い中、少々暑さにウンザリしながらもお花を楽しみながら登ったのだが、残りの雪倉岳・白馬岳は雨と風の中だった。蓮華温泉に帰るまで雨は止まず、靴の中までびしょ濡れの山行きとなった。しかし、けっこうお花は充実していて、おおいに楽しめた。白馬岳への登山道では、ライチョウのパーティーも何組も見た。一度にこんなにたくさんいるのに遭遇したのは初めてのことで嬉しかった。
白馬岳へは雪渓からの渡り鳥のような登山者の写真や、1000人以上も泊まれるという山小屋が2つもあるという規模を想像して、お花には魅力を感じてはいたが、なかなか足が向かなかった。
白馬山荘では、雨と強風にもめげず人、人、人、…。この人出を思って、大雪渓ルートを取らなかったのは正解だった。お陰で今回のルートは白馬山荘まで静かな山旅を満喫出来た。
今回最初は、白馬から朝日岳のつもりでいたが、朝日小屋宿泊の予約電話を入れたら予定日が中学生の団体が入ってるというので、反対から登るルートに急遽変更した。
最初からどちら回りが楽なのかと地図とにらめっこしていたのだが、結果としては大差はないように思う。しかし、蓮華温泉から兵馬の平にいったん140m程下り朝日岳までの1050m程の登りとまた朝日小屋までの268mの下りはけっこう時間が掛り疲れた。
しかし反対の白馬御池からのルートだと一気に1500メートルを登らなくてはならない。いったい、どちらが楽なのだろうか。
この周遊ルートは、車が使えるのが最大のメリットだが、やはりきついルートだと思った。
山はしんどさに比例して、感動もまた与えてくれる。雨の中の歩きで視界は目の前でも無いくらいだったが、雪倉岳から白馬岳の稜線歩きもけっこう楽しかった。沢山あったウルップソウがもうすでに散ってしまっていて、かじったあとのトウモロコシのような姿になっていてがっかりしていたところ、まだ蕾を残したまま咲いてる花を稜線上でひと株見つけたときにはとても嬉しかった。思わず、濡れた地面に這いつくばってカメラを向けた。
雨で憂鬱な気分だったのが、それだけで気分一新「雨もまた楽し」になってしまう。何という単純な人なんだと、我ながらまた呆れてしまった。
花満喫のこのルート、しんどいけれども魅力的なルートだった。晴天の中、もう一度稜線歩きをしてみたいと思う。

ぎっくり腰から4日

2007-07-20 23:58:05 | 健康
ぎっくり腰から、4日目が過ぎた。今では生活になんの支障も感じない程に回復した。しかし今日はソファーで前屈みでPCを触っていたら、腰にだるさを感じて床に正座して作業を続けたところ大丈夫だった。腰痛は、どうも前屈みがいけないようだ。そういえば、テント生活は苦手だった。テントの中ではすぐにごろりと横になり、いつもお行儀が悪かった。重い荷物も腰に来る。去年あたりから、小屋どまりでしか山に行っていない。だんだん厳しい山行きは、こうして行けなくなっていくのだろうなぁ~、と思うとちょっぴり寂しい。
しかし山では、身軽なのか嬉しい。重い荷物に振り回されず自然に陶酔出来る。しょせん、トレーニングの場としか思えない山は、私には無意味。自然だけを純粋に味わえる山歩きをしたい。芸術作品に感動するように、自然にも感動しながら歩きたい。絵画鑑賞で美術館に行って、駆け足で通る人はいないでしょう。山もじっくり、ゆっくり鑑賞しながら登るのもいいものだ。
とはいうものの、最近はクライミングから遠ざかる一方なのは悲しい。腰が悪いとますますクライミングをするには不安が伴うので、行く気にはなれない。
明日の土曜日は雨のようだ。こんなときの雨は、ホッとするものだ。
日曜日は、来週の縦走に備えて少し歩いて来ようかな。

歌舞伎を観る

2007-07-17 22:46:07 | 芸能
昨日のぎっくり腰は、すぐに行ったカイロでの治療がよく効いたのか、今もまだ痛みは少し残るが、今朝は腰が自由に動き感激した。いいという評判を聞いていたが、私は半信半疑だった。しかし昨日の治療後、それまで悩まされていた頭痛と肩こりもすっかり消えていた。
おもわず、「私は暗示にかかりやすいタイプなんでしょうか? すっかり痛みが無くなりました」と言ったところ笑われてしまった。本当に、大したものだと思った。
今日は、歌舞伎のお誘いを戴いていたので、行けそうにもないかと思っていたのだが大丈夫だった。大阪の「松竹座新築開場十周年記念七月大歌舞伎」である。今何かと話題の海老蔵が出るというので楽しみにしていたが、13日に松竹座の風呂場で怪我をして出場できなかった。残念だった。
はじめて見る歌舞伎は、テレビで見ていた以上に面白かった。登場する女性が男であることは微塵も感じられず、オーバーな程の演技も何故か次第に自然に見え、舞台の風景もけして写実的ではないのになぜかリアリティーがある。ストーリーも単純で分りやすい。台詞が聞き取れなくても、パンフレットのあらすじを読んでおくだけで理解出来る。子どもの頃から仕込まれた技が生きていて、にわかには出来るものではないものだと思った。ずっと、鳴り続けている太鼓と拍子木は、最初はやかましいと思ったが、だんだん気にならなくなって来た。歌、台詞、踊り、物語、音楽の和製ミュージカル。日本の古典芸能がすべて集約されている。すべて生の見応えのある舞台だった。400年の歴史は伊達ではないと思った。
しかし、自分でチケットを購入してまで行くかなぁ~と考えると、私の場合は行かないだろう。やっぱり、はじめてだったからかなり新鮮だったのか。それにしても、どうしてあんなにチケットは高いのだろう。庶民の演芸ではないなぁ~。

歌舞伎のお勉強をするには下記アドレスへ
http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2000/30381/0.htm

10日ぶりのクライミング

2007-07-16 22:07:46 | クライミング
台風が通り過ぎ、昨日はなんと10日ぶりのクライミングにホシダに行って来た。こんなに長い間、山やクライミングから離れていたのは最近の記憶ではないことだ。昨日のホシダでは、久しぶりなので頑張りすぎたのかとても疲れた感じがした。今日起きたら、ぎっくり腰をしてしまった。しばらく持病の腰痛もなく過ごしていただけに残念だ。やっぱり、無理をしてはいけないとつくづく思った。
ますます、クライミングへのモチベーションは低下してしまう。
気分一新、早く梅雨明けして綺麗なお花畑でも見たいなぁ~。

台風4号に翻弄されて

2007-07-14 10:16:37 | 雑感
梅雨が明けていないのに台風だ! お陰で九州の水害はひどいものだ。自然に囲まれた中で暮らしていると、ときに自然にしっぺ返しを食らうことになる。
私は暢気にクライミングジムでも行こうかなと考えていたが、付けっぱなしのTVニュースから何度も「大型の強い台風が…」と流れていて気持ちは萎えてしまった。お陰で、久しぶりにのんびりとした休日となった。
もともとの連休は小川山でも行きたいなぁ~と思っていたが、最近はクライミング意欲も萎えていたので、ちょうどいいタイミングだったのかと諦めもつく。
家にいてもやることはいっぱい。今日はそれを片付けることにしょう。自然の猛威を心配しなくて良いだけでも、幸いなこと。