私たち朗読のグループが発行してるテープ雑誌を、ほとんど一般の人は知らないだろうなぁ。分担して、季刊で作っているのだが、これがけっこう面白い。中身が面白いというのではなくて、作る過程が面白いと私は思ってる。読者は視覚障害者の人がほとんどだが、この雑誌はほとんど作り手の趣味といった感じがしないではない。
私が参加している朗読のグループは、情報発信というよりは文芸誌のような系統のテープ雑誌を発行している。今回は私が編集長なので、楽しく遊ばせてもらってる。
今回は、サスペンスものを取り上げた。TVで言うと「◯◯サスペンス劇場」というような類いと同じだ。登場人物の独白のようなかたちで、だんだん事件の真相が解っていくという構成だ。それぞれの朗読者の演技力も必要となって来る。なかなか役者のようにはいかず、かなりのダイコンだ。しかし、素人役者でもそれなりに役に嵌って来て、録音するころにはだんだんそれらしくなって来る。
今日は、一日録音で終わる。帰ってからは、そのテープを繋ぎ合わせて一つの小説として完成さた。そして、インタビューとエッセイなど組み合わせて、音楽など入れたりして90分のテープにまとめる。
けっこう労力を使うので、年に私は一回位しか参加していない。こんなことを、もう十数年やっている。不思議と飽きない。
そういえば、朗読を始めて何年かしたころに、アニメの声優のオーディションを受けたことがある。一次審査は通過したが、次の段階で辞めてしまった。それはその時の朗読の先生に相談したら、そういう類いはたいがい制作費の資金集めを兼ねていると聞いたからだ。要するに次々と進む段階にお金がいるということだ。それも、金額が増えて来るという。いわゆる、自分に投資すという訳だ。だがそうしたからといって、最終的に残るという訳ではない。
どんな世界も、プロになるには才能とお金が必要なのか。適当に趣味の範囲で楽しんでいるのが、中途半端かも知れないが、結果としてはこの程度が一番お気楽だと思う。お陰で、いろいろ楽しく過ごすことが出来るのだろうと思う。
まぁ、趣味は自己満足の世界。それでも、このテープも楽しみにしてくれている人もいる。それで良いのではないかとこのごろ思えるようになって来た。
私が参加している朗読のグループは、情報発信というよりは文芸誌のような系統のテープ雑誌を発行している。今回は私が編集長なので、楽しく遊ばせてもらってる。
今回は、サスペンスものを取り上げた。TVで言うと「◯◯サスペンス劇場」というような類いと同じだ。登場人物の独白のようなかたちで、だんだん事件の真相が解っていくという構成だ。それぞれの朗読者の演技力も必要となって来る。なかなか役者のようにはいかず、かなりのダイコンだ。しかし、素人役者でもそれなりに役に嵌って来て、録音するころにはだんだんそれらしくなって来る。
今日は、一日録音で終わる。帰ってからは、そのテープを繋ぎ合わせて一つの小説として完成さた。そして、インタビューとエッセイなど組み合わせて、音楽など入れたりして90分のテープにまとめる。
けっこう労力を使うので、年に私は一回位しか参加していない。こんなことを、もう十数年やっている。不思議と飽きない。
そういえば、朗読を始めて何年かしたころに、アニメの声優のオーディションを受けたことがある。一次審査は通過したが、次の段階で辞めてしまった。それはその時の朗読の先生に相談したら、そういう類いはたいがい制作費の資金集めを兼ねていると聞いたからだ。要するに次々と進む段階にお金がいるということだ。それも、金額が増えて来るという。いわゆる、自分に投資すという訳だ。だがそうしたからといって、最終的に残るという訳ではない。
どんな世界も、プロになるには才能とお金が必要なのか。適当に趣味の範囲で楽しんでいるのが、中途半端かも知れないが、結果としてはこの程度が一番お気楽だと思う。お陰で、いろいろ楽しく過ごすことが出来るのだろうと思う。
まぁ、趣味は自己満足の世界。それでも、このテープも楽しみにしてくれている人もいる。それで良いのではないかとこのごろ思えるようになって来た。