「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

2007年最後の日

2007-12-31 23:01:59 | 野菜作り2022
とうとう大晦日になってしまった。毎年年末年始は城山でクライミングを楽しんできたが、今年は少し日程をずらした。城山で年末年始を過ごすようになって5年目になるのだが…。
それは実家の一人暮らしの母が、お正月の用意が大変になって来て私を頼っているのが分るからだ。母を見ていると、ときどき不思議な気がする。毎年、同じことをして年末年始を過ごす。年末には大量の買い物をして、お節料理を作る。自分一人なのに、そんなに作っても食べる人がいないというのに…。今年はその買い物に付き合わされたり、掃除をしたりと母の出来なくなった分を補わなくてはならなかった。
何もそこまで杓子定規にしなくても良いものだろうに、と負担が大きい私は思ってしまう。しかし、母がやりたいのなら仕方がないとも思い付き合った。それに、いつまで出来るかも分らないのだからとも…。
やっと、忙しさから解放された。リビングからは、紅白が聞こえて来る。ドレスを着たいつもと違う和田アキ子が歌っているが、何だか変だと思うのは私だけだろうか。最近のテレビはつまらない。
この年末は特に忙しかったが、この一年はやはり走り続けていたような気がする。全力疾走すると早く目的地に着くように、あっという間に一年が過ぎてしまったようだ。
クライミングと山を合わせて、148日。それにもう一つのライフワークの朗読にもかなり時間を取ってる。何事もやってる割には成果はあまりないのだが、充実していたのも事実だろう。
クライミングは、不動岩の小熊物語と蝙蝠谷の復活に明け暮れたがどちらも登れていない。それは実力だから仕方がない。歳をとるにつれて、ますます私に取って高難度のルートは登れなくなって行くことだろう。でも楽しく登れたと思えるのは、決して負け惜しみではない。
春から秋に掛けては山にもけっこう行けた。梅雨どきの八ヶ岳で水滴に包まれたツクモグサを見られ、白馬の高山植物や、紅葉の涸沢と大山と美しさを堪能できた山行きができた。
山岳会を離れて2年。自分なりの山行形態が出来てきて、新たな同世代の山仲間もできた。特に女性で一緒に行ける人がいるのは幸せだと思う。
除夜の鐘が、テレビから聞こえて来た。来年はどんな年になることだろう。



不動はやはり冬の岩場だなぁ~

2007-12-25 21:45:19 | クライミング
連休は備中に予定していたが、雨マークなので急遽変更した。
22日の土曜日は雨の中ホシダに向かったが、雨脚は激しくなるばかりなのでナカガイジムに変更した。本当に久しぶりで、3月から一度も来ていない。ナカガイジムは、ますます難しく感じた。この日はラッキーなことにホッシーのボルダー教室に遭遇。一度、受けてみたいと前から思ったがなかなかチャンスがなかった。
10本課題があったのだが、行けたのは一本のみ。自己嫌悪に陥る程の下手さ加減。どうも、ボルダーは苦手だ。
ますます、行きたくなくなってしまう。
23日はどうにか雨もやんだので、ホシダに行った。白赤10cの新しいルートが出来ていたので登ってみるが、最後のハングがどうにもならない。
24日はお天気も回復したので、蝙蝠谷に向かったが寒そうなので途中で不動に転進した。やはり不動は暖かい。久しぶりの小熊に再会。何だか懐かしく、わくわくしてくる。RPが出来る訳はないのだが、早く登りたくて仕方がない。「小熊が大グマになっているでぇ~」といつもの仲間のSさん、Kさんと大騒ぎ。やっぱり、久しぶりだと「怖いものがある」(これは、kさんの口癖)が、それ以上に再会が嬉しい。取り付いてみると意外なことに、怖さはなかった。今回はムーブの、確認をする気持ちで取り付いたが、すんなりと小熊は私を受け入れてくれた気がした。もっと手こずるかと思っていたがそれ程でもなかった。とはいっても、RPに近づいているという訳でもないのだが…。やはりクライミングが好きだということを確認した不動だった。
不動には、私の前の所属山岳会の若い人たちが来ていた。若い人は、ほんとうに上達が早い。

やっとひとつ終わる

2007-12-20 00:27:44 | 朗読音訳
やっと、テープ雑誌が終わった。新年号なので読者に届くのは2008年1月15日。そうか、もう10日ほどで今年は終わりか…。本当に一年が早い。
このテープ雑誌に取り掛かってからは、気持ち的にはクライミングや山からは遠ざかっていた。何をやっても、完成すると嬉しい。RPしたときと同じような達成感を味わう。
次は、本を読んで録音している。山本周五郎の『シャーロック・ホームズ異聞』 という中に収録されている「シャーロック・ホームズ」という探偵小説だ。山本周五郎が探偵小説を若い頃にたくさん書いていたことは私も知らなかったし、ほとんどの人が知らないだろう。
私が朗読して録音しているのはシャーロックホームズが日本に来て活躍し、それが国際的な事件に展開して行き、解決して行くというストーリーである。今は時代小説で知られている山本周五郎が、少年雑誌に探偵ものを戦前に沢山書いていたようで驚きだ。
内容はいろいろ疑問と矛盾がある。何で、シャーロック・ホームスは日本語でしゃべるのかが大いなる疑問だ。まだ三分の一位のところまで進んだところだが、なぜか私はとても面白い。いったいどういう展開になるのだろうと気にもなる。また登場人物の台詞中心なので、朗読も声優のように声を換えたりして楽しんだりもしている。暇さえあれば、マイクに向かっているという毎日。
主婦にとっては忙しい年末を、こんなことをしていて良いのかしら、とふと思ったりもするが…。止まらないのである。



平日クライミング

2007-12-12 21:44:37 | クライミング
今日は、ホシダへ。水曜日は平日のうちでも比較的多いのだが、今日は12名と多かった。朝は晴れていたが、もやが掛った感じだった。珍しく暖かい。3時頃から雨が降って来た。
やっと、黒赤11aがこの日2便目にRP出来た。ホシダで久しぶりのイレブンだったので、嬉しかった。
正面に青白10cと緑10bc新しいルートが2本で来ていた。この2本登ってみたが、オンサイト失敗。私の感じだと青白の方が簡単だった。緑はホールドがカチ系が多く私は苦手なルートだ。
ホシダの紅葉もすっかり脱色して来ていて、もう秋は終わりといった感じだ。ハヤブサはまた何事もなかったようにつがいで空を舞っている。新婚さんなのか、それとも前の雄が再婚したのか分らないが。そしてハヤブサを写しているカメラマンがまた増えて来た。毎年繰り返されるホシダの日常だが、人はほとんどが入れ替わってしまってる。昔来ていた人は今はどうしているのだろうと、帰りの車でTさんがおっしゃっていたが…。何事も続けるのは、大変なことなんだとつくづく思った。
私も、ときどき不調のときなどいやにはなるが、こんな嬉しい日もたまにはあるから続いて来たのだろう。これからもまたホシダでも、イレブン台の目標をもってやって行こうと思う。

蝙蝠谷は木枯らし

2007-12-11 11:07:05 | クライミング
土曜日はホシダで登って来た。左の壁の赤黒11aがワンテンとなった。ホシダの久しぶりのイレブン台のワンテン状態だ。ホシダのイレブンは左右のハングの壁に多いので、どうしても力つきてしまう。持久力が付いて来ない。左の壁のサンド10dを登ってから、もうかなりの年数がたってしまっている。私にとって左右の壁は、最初の頃は憧れの壁でとても登れる日が来るとは思っていなかっただけに、このサンドが登れたときはとても嬉しかった。
あの頃は星田でのクライミング自体新鮮で夢中になっていたと思う。岩場に行くよりも、ホシダに通っていた方が多かった。
最近は、ホシダはトレーニング感覚になってしまい、RPしようという意欲が薄れていただけに、このワンテンは私に取っては価値がある。またホシダに通いたいと思う意欲が湧いて来ているし、行く楽しみにもなってきている。
日曜日は、久しぶりの蝙蝠谷だったが、もう蝙蝠谷は木枯らしが舞っていた。お昼で10度だということだが、影になっているのと、谷筋なので風も強いせいか、かなり寒く感じた。
復活もちょうど核心のあたりから、手が冷たくて感覚が無くなり痛い程だった。チョークバッグにカイロを入れていたが、温めるまでの余裕もない。やっぱり、私には核心トラバースは辛い物がある。他のところは、だいぶ力も大分抜けて楽になって来たのに…。
もう今年の蝙蝠は、終わりだなぁー。根性なしだから、寒いのはいやだ。また来年、頑張ろう。復活にものんびりとお付き合い願うことにする。
やはり、寒い時期はホシダがいい。