お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



※谷川直子(1960年神戸市生まれ。2012年「おしかくさま」で第49回文藝賞を受賞。他の著書に「断貧サロン」「四月は少しつめたくて」「世界一ありふれた答え」「私が誰かわかりますか」「愛という名の切り札」など)



●老衰介護看取り小説なんてジャンルは初めて聞いた

 認知症の96歳の父を看取るまでの20日間、家族と介護士、看護師はどうかかわるか。誰もが迎える最期には何が必要? 一茶の句が持つ庶民のリズムと見捨てない暖かさに包まれた、老衰介護看取り小説。

 トイレへ行くのも、ご飯を食べるのも、お風呂に入るのも一大事業。それに認知症が加わる。そしてだんだんとできなくなっていく。

 自分も娘が2人。迷惑をかけず、綺麗に死んでいくのが理想だが、こればかりは自分でコントロールすることはできない。死ぬのは大変である。寝たきりになってしまえば、死ぬまでにお金と労働力がかかり、娘たちの時間も奪ってしまう。23年前に母、13年前に妻、5年前に父を亡くしているので、ひとつひとつが「うんうん、そうだね」とうなずけるような、共感の持てる作品だった。死へ向かう悲壮感がないのも良かった。

 「ママ、延命治療はせんでええんよね」
 「せんでええよ。点滴だけで」
 「いや、点滴も延命治療やし」
 「ちがうよ、水分補給やん。水分取らな、死んでしまう」

 「自然にまかせる」。そう決めていても、明らかに矛盾しているこの気持ちはよく分かる。

 ところで、老衰介護看取り小説なんてジャンルは初めて聞いた。

コメント(0|Trackback()




<J1:横浜F・マリノス2-0ガンバ大阪>◇第6節◇3月16日◇日産スタジアム◇観客2万3169人

 やっとマリノスらしいサッカーを見ることができたよ。

 横浜F・マリノスが雨の日産スタジアムでガンバ大阪に2-0で快勝し、リーグ戦6試合目にして今季初白星を飾った。


雨の日産スタジアム



ホームゴール裏



アウエーゴール裏


 今季初の複数得点はともに今季初の流れからの得点だった。まずは前半20分。ヤン・マテウスのパスを受けた遠野大弥がチェックにきたネタ・ラヴィをかわし、スピードに乗ったドリブル突破から左足を一閃すると、低い弾道のシュートがファーへと突き刺さり先制点を奪った。相手GK一森純は意表を突かれたのか反応できなかった。

 後半30分にはその遠野から出た浮き球パスを植中朝日が胸トラップで巧みに相手をかわして抜けだし、左足ミドルシュートを放つとボールはクロスバーを叩いて真下に落ちゴールへ飛び込んだ。ニア上を正確に狙ったコントロールショットに一森はノーチャンスだった。いやぁ、両方とも胸のすくような豪快なシュートだったねぇ。

 先制点を入れた後の前半30分には、左サイドで永戸から出たボールを、植中、ヤン・マテウスがワンタッチでつなぎ、裏を取った遠野もワンタッチで折り返して決定機を演出。アンデルソン・ロペスの左足シュートはGK正面となって得点にはならなかったが、こういうサッカーが見たかったんだよ。


遠野が先制



植中が追加点


 そして忘れてならないのが神セーブを連発したGK朴一圭。相手シュート24本、そのうち枠内シュート10本を浴びたが、完ぺきに抑え込んだ。頼もしい守護神ぶりだったね。ジェイソン・キニョーネスとサンディ・ウォルシュのセンターバックもよく守った。

 ただ、気になるのは上海海港戦から2試合連続で右サイドバックに起用された宮市亮。何というか、目立たない。積極的な攻撃参加もあまりなかったような気がする。クロスを上げたのも後半の2本ぐらいかな。慣れないせいもあるだろうけど、もう少し輝きを見せてほしいな。


今季初のVICTORY



ヒーローインタビューは遠野



今季初のトリコ傘の舞い


 せっかく上向いてきたのに代表ウイークで2週間空くのはもったいないねぇ。

 さて、次戦は故郷ファジアーノ岡山とアウエーで対戦。お互いに勝ち点3が欲しい一戦だ。どっちも勝て! 無理か。

コメント(0|Trackback()




 前回の横浜F・マリノス×横須賀市 ホームタウン20周年記念「横浜F・マリノスビンゴdeラリー」の三浦半島ライドで行き忘れた久里浜のF・マリノススポーツパークを目指し、再び三浦半島へ(^_^;

 環状4号から六浦で国道16号へと入り、まずは横須賀スタジアムの先の「第三海堡(かいほう)」を訪れた。ここは開国と日本近代化の歴史をたどるデジタルスタンプラリーのスタンプポイント。このラリーはもうコンプリートする気はないのだが、興味深い場所だったので足を運んでみた。

 「海堡」とは海中の人工島に造られた砲台のことで、日本では東京湾だけに建設された。横須賀沖にあるこの第三海堡は、なんと水深39メートルもあるそうだ。そのため明治25年(1892年)に着工された工事は完成まで29年間もかかったらしい。ところが、完成からわずか2年後に起こった関東大震災で甚大な被害を受け、人工島が暗礁と化したという。そのため東京湾の航行の難所となってしまういう悲しい運命をたどることになった。2000年になってようやく撤去作業が行われ、引き揚げられた構造物の一部がここと平成町のうみかぜ公園の中に展示されているそうだ。

 この高度な技術を生み出した背景には江戸時代に培われた石垣や橋脚、干拓や堤防などの伝統的土木技術があったという。さらにこの海堡建設技術は、当時のアメリカ陸軍から情報提供の依頼があったほど。いやぁ、あっという間に厄介者となってしまったが、当時としてはすごいことをやったんだねぇ。驚いた。


夏島都市緑地内の第三海堡



夏島都市緑地内の第三海堡


 この後はもしかしてまだ河津桜が咲いてるかなと初めて観音崎公園へ寄り道。横須賀美術館の脇から花の広場まで上ってみたけど、残念、もう葉桜だった。しかし、海の見晴台からの眺めは絶景だったよ。


観音崎公園花の広場



河津桜はもう葉桜だった



海の見晴台からの眺め


 お次はやはり「開国と日本近代化の歴史をたどるデジタルスタンプラリー」のポイントの「燈明堂」と「千代ヶ崎砲台跡」へ。

 燈明堂は西浦賀の小さな岬にある灯台。瓦葺きの2階建てで、1648(慶安元)年、幕府の命により造られ、1872年(明治5年)までその役割を果たしたという。ふと見渡すと「付近には供養碑が立ち並び、かつてここが首切場と呼ばれた浦賀奉行所の処刑場だったことが偲ばれる」と書かれた説明版が。えっ? そんな所でもあったのか。ちょっと背中がゾクッ。


左手奥に燈明堂



燈明堂



燈明堂の説明板


 千代ヶ崎砲台跡は燈明堂の近くにあり、まっすぐな坂を上っていく。13%だったかな。結構きつい。途中に駐車場と駐輪場があったが、土日だけの営業らしく、平日のこの日はロープが張られて閉鎖している様子だった。頑張って上まで上ったけど、砲台跡入口にはやはり立入禁止を示すロープが。土日祝しか公開していないようだね。残念。

 千代ヶ崎砲台は江戸時代後期に会津藩により台場が造られた平根山に、1892(明治25)年から1895(明治28)年にかけて陸軍が建設した西洋式の砲台。標高約65メートルの山の上には、3つの砲座が南北に並び、1砲座に2門ずつ榴弾砲が設置されているという。


千代ヶ崎砲台跡


 さて、いよいよ目的地のF・マリノススポーツパーク。工事中に一度来たきりで、完成してからは初めて。でもこの日はオフで誰もおらず閑散としていた(T_T)


F・マリノススポーツパーク



マリノス君像


 無事スタンプをゲットし、先日の湘南ベルマーレ戦の際に寄った小机駅とともに「その他施設」も達成。これで各景品の当選確率が3倍アップしたぞ(^o^) さらに11種類全て(ビンゴ賞コンプリート+2種類の施設スタンプ)のスタンプをコンプリートしたことで、達成者全員にプレゼントされる「限定デジタルフォトフレーム」もゲットだぜ。


横浜F・マリノスビンゴdeラリーをコンプリート



限定デジタルフォトフレーム


 この日は北風が吹き荒れる1日。行きは天国だったけど、帰りは地獄のヒルクライムだった(T_T) 走行距離は121キロ、獲得標高は912メートル。

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




※間宮改衣(1992年大分県大分市生まれ。本作でハヤカワSFコンテスト特別賞を受賞し、デビュー)



●「死」があるから人間は人間らしく生きられるのか

 2123年、九州の山奥に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、人生と家族について振り返るため、家族史を書き始める。それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術を受けるときに提案されたことだった…。

 ひながらだらけで句読(「、」=てん)もなく、読みづらいったらありゃしない。おまけに急に話が飛ぶし……最後までもたないんじゃね、と思ったが、少しすると違和感がなくなり、123ページだったこともあって一気読みだった。

 設定が近未来で「融合手術」「安楽死措置」など冒頭で出てきて、ハヤカワSFコンテスト特別賞なのでがちがちのSF小説なのかなと思いきや、父親の虐待や搾取、きょうだいとの軋轢、道ならぬ恋と純文学ぽくなり、ひらがなだらけで喋りかけるような表現にもどんどん引き込まれていった。そして、最後にSFの世界ならではの選択肢を迫られた主人公。その判断は……。「死」があるから人間は人間らしく生きられるのか。

コメント(0|Trackback()




 「横浜F・マリノスビンゴdeラリー」(1月25日〜3月16日)なんてのを偶然、発見した。開催場所はホームタウンの一つである横須賀市。サポーターとしてはやるっきゃないっしょ(^o^) でもなんでクラブのホームページでしっかりと告知してないんだろうね(気が付かなかっただけかな?)。

 主催は横須賀市、横浜F・マリノスの他、JR東日本、京浜急行。駅スタンプアプリ「エキタグ」を使い、横須賀市内の見どころスポットや駅、横浜F・マリノスに関するスポットに設置されているNFCタグにスマートフォンをかざしてスタンプを収集する。3×3のビンゴ形式になっており、各ビンゴ達成で賞品がもらえるというものだ。ちなみにコンプリート賞は横浜F・マリノス選手のサイン入りユニホーム。


横浜F・マリノスビンゴdeラリー


 9個のスタンプゲットを目指し、小径車のTyrel FCXにまたがり、まずは京急田浦駅へ。自宅からは約30キロ先で国道16号沿いにある。実はここが最難関のポイントだった。なにしろタグが改札内にあるのよ。ダメもとで窓口の駅員さんに「あの〜、スタンプラリーやってるんですけど…」と尋ねると、「そこにあるよ」とタグの位置を教えてくれた上、改札内に入れてもらえた。感謝! これでコンプリートできるぞ。


京急田浦駅のスタンプゲット


 次は「田浦梅の里」へ。三浦半島でただひとつの梅林で、2000本以上の梅が咲き誇るという。ただアクセス方法を検索すると「麓から山頂までは急勾配で、階段が300段くらいあります」なんてのが出てきた。また山登りかと頭を抱えたが、幸いにしてタグは麓の公衆トイレ付近とあってひと安心。

 だが、行ってみるとトイレ周辺にそれらしいものはない。やっぱり階段上るのかと覚悟しつつ、当たりを見渡すと線路に面したフェンスに貼ってあった。


田浦梅の里の入口



この階段を上るのか?



タグ発見(^o^)


 梅林へは階段を登らなくてはならないので、また次の機会にということでUターン^_^; 再び国道16号まで戻り、JR田浦駅へ。ここは改札外なのであっさりとゲット。これで田浦賞ビンゴ!


田浦賞ビンゴ!


 そのまま国道16号を進み、JR横須賀駅でスタンプをゲット。いつもはスカレー君の前で写真を撮るだけなので、構内に入ったのは初めて(^_^;


スカレー君



JR横須賀駅のタグ


 次はヴェルニー公園。実は横須賀でもうひとつ、「開国と日本近代化の歴史をたどるデジタルスタンプラリー」というのが行われており、そのスタンプポイントが公園内にあるのよ。なので、自転車を押し歩きし、スチームハンマー(ヴェルニー記念館内)逸見波止場衛門YOKOSUKA軍港めぐり (桟橋入口)よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸と4ポイントをゲット。ティボディエ邸は「横浜F・マリノスビンゴdeラリー」のポイントでもある。しかし、デジタルスタンプラリーはポイント近くでゲットできるが、エキタグは施設内に入らなくてはならない。入場無料とあったのでドアを開けてみると、明治時代の服装の女性スタッフが出迎えてくれてびっくり。というか、ヘルメットかぶった派手なジャージを着たじーさんが突然入ってきたので、彼女も驚いたろうね。お騒がせしました(^_^;

 ちなみにティボディエ邸では、「開国と日本近代化の歴史をたどるデジタルスタンプラリー」でここを含めて2ポイント集めれば先着300人に「ヨコスカキーホルダー、ボールペン、ルートミュージアム クリアファイルのいずれか1つ」がプレゼントされるのだが、何も言われなかったのですでに品切れになっていたようだね(T_T)


ヴェルニー記念館



操舵輪をイメージしたサイクルスタンド



逸見波止場衛門



ちょうどYOKOSUKA軍港めぐりが出港するところだった



ティボディエ邸


 その後は強烈なカレーの臭いが漂う、デジタルスタンプラリーの「ドブ板通り(ドブイタステーション)」を経由して、横浜F・マリノスビンゴdeラリーの京急横須賀中央駅へ。ややこしいね。

 JR横須賀駅はのどかな雰囲気だが、京急横須賀中央駅は町の中心の繁華街にあり、人と車でごった返している。すごいギャップ。で、タグは駅ビル2階の観光案内所内にあるという。自転車が止められそうな所なんてないし、ここもハードルが高かった。なんとかゲットし、中央エリアもビンゴ!


ドブ板通りのドブイタステーション



中央エリアもビンゴ!


 次は三笠公園(世界三大記念艦「三笠」)いちご よこすかポートマーケット走水低砲台跡横須賀美術館とデジタルスタンプラリーのポイントを巡る。走水低砲台跡は下りの途中なのでこれまで何度も前を通っているが、ストップしたことはなかった。でもね、土日祝日しか開放してないってさ。残念。


三笠公園の東郷元帥をイメージしたデザインサイクルスタンド



いちご よこすかポートマーケット



走水低砲台跡



横須賀美術館


 最後は久里浜方面へ。ペリー上陸紀念碑でデジタルスタンプラリーの10ポイントを達成した。

 実はこのラリーには猿島 (砲台跡)が含まれている。東京湾に浮かぶ無人島で連絡船は1時間に1本、横須賀市民以外は往復2000円。自転車は持ち込み不可。大山阿夫利神社より、見上げても霞むほどハードルが高い。なのでコンプリートは早々に諦め、「スタンプ5個賞 」(ルートミュージアム オリジナルサコッシュ&ルートミュージアムサテライトカードホルダー 30人)を2度応募する10ポイントゲットに目標を切り替え、「開国と日本近代化の歴史をたどるデジタルスタンプラリー」はこれで終了。


馬堀海岸から望む猿島



ペリー上陸紀念碑



ペリー記念館



10ポイント達成


 さていよいよ最後の久里浜エリア。まずはくりはま花の国。タグは第1駐車場側のコスモス館付近なのだが、このアクセス方法だと第1駐車場の先にあるのはくりはま花の国入口だけで、道は突き当たりとなってしまう。車で間違って直進してしまうと行く気がなくても行くしかないようだ。Uターンしてる人いたけどね。

 次の京急久里浜駅も繁華街のど真ん中にあり、タグは改札出て目の前のウィング久里浜エントランスドアのガラス面とある。改札は2階らしい。ただ、自転車を止めるところが…。ようやく2時間無料の駐輪場に空きを見つけてひと安心。そしてようやく最後のJR久里浜駅。どうしてこうも違うのかねぇ。横須賀と同様、こちらもJRの方が駅ビルもなく商店街などと離れていてちょっと寂しげなのだ。まあ、こちらにとっては自転車を止めやすいし、改札は1階なので楽なんだけどね。


すべてビンゴ!



すべてコンプリート


 横須賀市ビンゴ賞の「F・マリノスKURIHAMAカレー」が当たるといいな。

 しまった。その他施設のF・マリノススポーツパークに寄るのをすっかり忘れていた(T_T)

 この後は国道134号の尻こすり坂通りを越えて三浦海岸へ。駅前で「トロちまき」を頬張り、満開の河津桜を楽しんだ。


桜舞う三浦海岸駅



トロちまき



トロちまき



河津桜



河津桜



河津桜


 この日の走行距離は123.2キロ、獲得標高は833メートル。

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




 「馬の背洞門が圏外でコンプリートできず」とX(旧ツイッター)で呟いたのを不憫に思ったのか。紙製ファイルがまた届いたよ。



 「あの時代にタイムスリップ!?かながわ歴旅ARラリー」で「Xのハッシュタグ投稿キャンペーン」に当選したようです(^o^)

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




 2月下旬、見ごろを迎えた梅を見に小田原梅まつり真っ最中の曽我梅林へ。といっても別所のメイン会場ではなく、激坂の丘陵の方ね(^_^;

 ちなみに梅まつりは2月28日に終了したけど、見ごろはもう少し続いているそうな。

 一気に上る国府津からのウォーキングコースはとんでもない激坂が続くので、徐々に標高を上げていく広域農道のやまゆりラインからのアプローチ。沼代でやまゆりラインを離れ六本松跡へと上った。最後は勾配17%だったかな。これでも曽我丘陵の中では緩い方なのよ。


やまゆりラインの梅



六本松跡



六本松跡の碑


 ここが曽我丘陵のほぼピークで、南へ少し進んだところが富士山と梅のビュースポット。絶景を独り占めだ(^o^)


満開の梅と遙かに富士山



この風景に今年も出会えた(^o^)


 たぶん曽我丘陵で平坦、というか緩やかなのは、もう少し先にある一本松跡までの区間ぐらいで、あとはほとんどが10%を優に超える、コンクリ舗装の激坂のオンパレード。ドーナツ坂も次々に現れる。徒歩ならいいけど、自転車は止められないし、上りは漕ぎ出せないし、下りも怖いという厳しい地形だらけ。止まることなく漕ぎ続け、「ぜーはーぜーはー」とあえぎながら汗びっしょりで梅見をするしかない。

 この日はいいお天気で、青空に映える満開の梅を存分に楽しむことができた。富士山もどこからでもその姿が拝めたが、頭に少しだけ雲がかかっていたのはちょっぴり残念。

 平日だったけどウォーキングの人も多かった。「御殿場線て2時間に1本しかない」なんて嘆いているグループもいたけどね。自転車だと自由ッスよ、と心の中でつぶやく。メチャつらいけど…(^_^;


一本松跡



激坂と梅と富士山



左手には相模湾



満開の梅



相模湾と梅


 曽我丘陵をぐるりと1周するコースを適当に引いたんだけど、気がつけばディスクブレーキじゃないと止まれないような急坂を下らされていた。おまけに砂利が浮いて滑りそうだし、カーブもきついのでもう怖くて怖くて…。そして当然ながら下った後に現れる壁のような20%近い上り。山道のコースを適当に引いてはいけないということ学習した。

 見晴台へと上った後、コース確認で坂の途中で止まったら漕ぎ出せなくなって少しだけ押し歩き(^_^;。再び六本松跡へ戻り、下曽我方面へと下る。最終的には大井町へ抜けるコースにしていたのでもう一度上る必要があった。どうしよう。今日はきつい上りはもういいかなと悩んでいたら、「陥没のため通行禁止」とあるじゃないか。あぁ、これじゃ仕方ない。残念だけど(^o^)、楽なルートで帰りましょうね。


見晴台



下ったところにあった梅林



「陥没のため通行禁止」


 ということでビオトピアを上って東名高速沿いの県道に出て、雑色からやまゆりライン〜七国峠経由で帰宅。走行距離は115キロで獲得標高は1394メートル。桜の季節にまた行く予定なので、その時は上り返しのないコース作りをしよっと。

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




<J1:横浜F・マリノス1-1湘南ベルマーレ>◇第4節◇3月1日◇日産スタジアム◇観客2万5561人

 中2日での過密日程で迎えた神奈川ダービー、湘南ベルマーレとの一戦は1-1のドローに終わった。前半38分に永戸勝也の右CKにニアで植中朝日が頭を合わせて先制したが、後半10分、GK朴一圭がはじいたこぼれ球を途中出場の石井久継に蹴り込まれて追いつかれた。

 横浜F・マリノスは開幕から4試合を戦い、3分け1敗。勝ち点3が遠い。


ホームゴール裏



アウエーゴール裏



植中が先制ゴール


 失点はジェイソン・キニョーネスのトラップが相手のチャンスボールとなったことから。これは仕方ないかな。朴一圭も一度は止めたが、しっかりゴール前に詰めていた湘南の選手にしてやられた。

 終盤、ジャン・クルードが積極的に攻撃に絡んでチャンスが生まれスタンドも盛り上がったが、相変わらずの決定力不足でゴールは割れず。遠野大弥、ジャン・クルードには決めて欲しかったなぁ。ただ、いい感じにはなってきている。今日は湘南ベルマーレの連勝を3で止めたということで自分を納得させよう。

 そろそろ松原健の年1ゴールをみたいものだね。


鶴見川の河津桜


 バックスタは日差しを浴びて暖かいと思っていたが、2階上段は午後2時を過ぎないと日差しが届かないことを学習した。気温の高い日だったけど風が冷たく、じーさんにとっては意外と寒い日だった。

コメント(0|Trackback()




<J1:横浜F・マリノス0-0横浜FC>◇第3節◇2月26日◇日産スタジアム◇観客1万7115人

 横浜F・マリノスの4勝1分け3敗で迎えた2年ぶり9度目の横浜ダービーは、両チームともゴールを割れずスコアレスドローに終わった。これまでホームでは大勝してきた横浜F・マリノスだったが、初めて得点を奪えず横浜FCに勝ち点を与えた結果となった。


日産スタジアム東ゲート



今日は横浜ダービー



ホームゴール裏



アウエーゴール裏



勝てないなぁ


 3試合を終えて得点はたった1。それもPKによるもの。やっぱり決定力不足だねぇ。シュートは相手の倍以上の13本を放ったが、枠内はたった2本。ゴールできそうな雰囲気ではなかった。それにクロスの精度が悪過ぎ。ほとんどはね返された。逆に横浜FCの方に得点の臭いがあった。櫻川ソロモンがふかしてくれて助かったよ。

 情けないようなパスミスも多かった。そんな中、山根陸、渡辺皓太はいい動きをしていたね。それが救い。今季初のクリーンシートも達成し、開幕戦からは徐々に良くなっているのは確かなんだけど、今ひとつなんだよねぇ。これではブーイングも仕方ない。

 開始早々で右足を痛めたせいもあったのか、天野純はキレがなかったような気がする。リーグ戦は初スタメンなので頑張りたい気持ちは分かるが、替えても良かったのでは。まあ、過密日程でそう簡単にはいかないんだろうけどね。

 次節は中2日で3連勝の湘南ベルマーレ戦。大丈夫かい…。ドローじゃ、だめなんだよ。

 一方、我が故郷のファジアーノ岡山。クラブ史上初の平日チケット完売、1万3555人が見つめる中でガンバ大阪に2-0で快勝。勝ち点を6に伸ばした。ハイライト映像しか見てないけど、横浜F・マリノス戦とは違い、ワクワク感いっぱいの試合だった。この勢いを続けていってもらいたい。


遥かに日産スタジアム。日が長くなったね



メインスタンドはガラガラだけど、これで観客1万7115人


 ところでこの日の日産スタジアムの観客は1万7115人。横浜ダービーなのに寂しいねぇと思っていたら、この日行われたJ1の試合の中で最多動員だった。器がでかいからね。ちなみに岡山のJFE晴れの国スタジアムは3番目と大健闘だった。ただね、2月のナイトゲームはやめて欲しい。席が7階ということもあって寒すぎるのよ(T_T) 。

コメント(0|Trackback()




※宮島未奈(1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、左近賞をトリプル受賞。同作を含む「成瀬は天下を取りにいく」がデビュー作で、2024年本屋大賞を始め15冠受賞)



●成瀬は滋賀の天下を取った

 中2の夏休みの始まりに幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るという。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭に…。『小説新潮』に掲載した「ありがとう西武大津店」、「階段は走らない」に加え、書き下ろしの「膳所から来ました」「線がつながる」「レッツゴーミシガン」「ときめき江州音頭」の4作を加え書籍化。

 「島崎、私はこの夏を西武に捧げようと思う」

 まるで大名が老中に語りかけるような口調で、この物語は始まる。この大名口調のまま、物語は進んで行くが、これがもう最高(^o^)

 「島崎、私はお笑いの頂点を目指そうと思う」

 なんやねん、これ。もう面白過ぎ。だけど決してふざけているわけではなく、成瀬はまじめなのだ。そして地元愛にあふれている。これがなお一層の笑いを誘う。そして、それを突き放すどことか、つき合っていく島崎みゆきも、またいい。ホームズのワトソン、御手洗の石岡といったところか。

 最後の「ときめき江州音頭」では成瀬目線で語られるが、端から見ると堂々としていた成瀬の戸惑い驚く姿もまたいい。

 「それはよかった」という成瀬の台詞は、ぜひ将軍のように「それは重畳(ちょうじょう)」と言って欲しかった。

 作者の宮島未奈さんはベルーナドームの西武ライオンズ戦でセレモニアルピッチを務め、成瀬あかりはびわ湖大津観光大使となり、京阪電車は沿線スタンプラリーを開催し、ラッピング電車も運行。当然、びわ湖ミシガンクルーズともコラボ。滋賀県は「成瀬と天下を取りにいくスタンプラリー」を実施。さらに2025年3月9日に行われるびわ湖マラソンではメインビジュアルとなり成瀬あかりTシャツが販売されるという。

 成瀬は滋賀の天下を取った。ぜひ200歳まで生きて、本当の天下を取ってほしい。自分にはそれは確認できないのは残念だけど(^_^;

 次作は「成瀬は信じた道をいく」。図書館で予約したが231人待ち。一体いつ読めることやら。ちなみに「成瀬は天下を取りにいく」は8ヶ月待ったよ(^_^;

コメント(0|Trackback()




年月日目的地コメント平均時速
(グロス)
距離
◆ツーリング◆
25/2/10相模カントリー【FELT】20%が2回の激坂。ランチは花屋食堂でカツ定食18.1km/h
(14.9km/h)
60.2km
25/2/4歴旅ラリー「あの時代にタイムスリップ!?かながわ歴旅ARラリー」のまとめ。のべ26日間で124ポイント  
  
  
25/2/4小原宿本陣【TREK】大垂水峠から「歴旅ラリー」最後のスタンプポイント小原宿本陣へ18.3km/h
(15.6km/h)
106.2km
25/1/31箱根旧街道【TREK】半年ぶりに箱根旧街道から芦ノ湖へ。残りは2ポイントだけど…19.1km/h
(17.1km/h)
141.1km
25/1/29大山阿夫利神社下社【JARI】こま参道の階段を上り、ケーブルカーで下社へ。「ぐるっと丹沢・大山×宮ヶ瀬スタンプラリー」のサーモボトルゲット16.2km/h
(12.1km/h)
77.8km
25/1/27城ヶ島【FELT】馬の背洞門はやっぱり圏外。歴旅ラリーのコンプリートの夢消える20.1km/h
(16.4km/h)
123.7km
25/1/21川崎〜横浜【JARI】歴旅ラリーで鶴見川〜旧東海道〜みなとみらい。そして古墳はやっぱり激坂の上16.0km/h
(12.9km/h)
84.6km
25/1/18川崎【JARI】歴旅ラリーで激坂だらけの川崎の古墳巡り13.8km/h
(11.1km/h)
56.1km
25/1/14小田原【TREK】歴旅ラリーで東海道を巡る。小田原ではサクッと鯵の唐揚げ19.6km/h
(16.6km/h)
120.2km
25/1/10三浦半島【TREK】「のの字橋」から天空の廃墟 そして絶景の準ミウライチ18.4km/h
(15.8km/h)
132.8km
25/1/8阿蘇神社【FCX】多摩サイを関戸橋から羽村へ。阿蘇神社で自転車守を授かる。ランチは八王子ラーメン17.9km/h
(14.6km/h)
100.7km
25/1/4相模川【FELT】相模グリーンラインで走り初め。かながわ歴旅ARラリーで平塚、寒川など巡る17.2km/h
(14.7km/h)
74.2km
◆ブルベ◆
25/2/16渡良瀬200【FELT】獲得標高753メートルのアオバ初の「ど平坦コース」で渡良瀬遊水池へ。10時間50分。18年連続ブルベ完走21.5km/h
(18.8km/h)
205.1km

▼ランキング参加中です   にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ 

コメント(0|Trackback()




 こんなどこまでも平坦が続くコースを引くなんて、「アオバヒドイじゃくて、アオバスゴイじゃないか」。そんな事を思いながら帰って来た、今シーズン初のブルベだった。


あおばでお馴染みのコース絵


 参加したのは「BRM216横浜あおば200渡良瀬」。稲城・大丸公園をスタートして北上。飯能〜入間〜狭山〜川越〜桶川〜北本〜鴻巣〜加須と抜けた後、渡良瀬遊水池のサイクリングロードを反時計回りに1周し、同じコースを稲城まで帰ってくる200キロのコース。アオバ(VCR横浜あおば)主催だけにどんなヒドイ坂があるのかとルートを確認すると、なんと最大標高は150メートルぐらいしかなく、獲得標高は1200メートルほど。要するにアオバ初(たぶん)のど平坦コースなのだ。

 でもね。きっとなんか罠があるに違いない。勾配20%超の激坂がどこかにそっと隠れているに違いない。疑いのまなこでキューシートに沿ってコースを改めて引いてみる。しかし、どう見ても坂らしい坂はたったひとつ。入間の茶畑の先から飯能の駿河台大学へ抜けるアップダウンしかない。ガーミン先生によると行きが0.66キロで勾配3%、帰りが1.22キロで勾配5.7%。たったこれだけ。ホントかよ。


こんなコース


 残るは天候の悪化。当初、雨マークがちらほらしていたが、やがて消え、降水確率は30%となった。それでもアオバだからとレインウエアはサドルバッグに入れた。あとは風。上州の空っ風だ。2年前に走った渡良瀬300では強烈な向かい風に悩まされた。きっと、今回もそうだろうと、風は覚悟した。

 さて、当日。平坦コースということで大丸公園に集まったのは59人。天候は曇りだが、やがて晴れに変わり気温も15度前後まで上がるという絶好のコンディションの中、午前6時半ちょっと前に走り出す。


FELTで参戦



参加者は59人


 集団にならないよう、後ろの方でスタートしたが、信号の関係でいつしか大集団に。十数キロぐらい走ったところでようやく単独走となった。

 いよいよ行きの駿河台大学の上り。もしかしてきついかもとフロントをインナーに落としたが、緩いままピークとなり道は下り始めた。もう一度、上るかなと警戒してそのままインナーにしていたが、気がつけば交差点まで下り切っていた。いや、これ坂ちゃうやろ。

 その先が30.8キロ地点のPC1・阿須運動公園。到着が午前8時ちょうどで貯金は1時間とまずまずのペースだ。


PC1・阿須運動公園


 PC1でリスタートすると、4、5人の集団となったのだが、これがメチャ速い。ついて行くのが精いっぱいで、キューシートを確認する余裕もなくなったので途中離脱。次のチェックポイントの渡良瀬までは単独で走った。風はあるような、ないような感じ。巡航速度は27〜28キロと負荷のかからない、いつものペース。もう年だし30キロを超えるとつらいのよ。

 平坦なのでほぼ市街地を走るのだが、阿須運動公園の先からは信号も少なくまだ早朝だったこともあり、それほどストレスなく進むことができた。ただ、一本道をまっすぐ走ることが多く、行きはいいけど帰りは飽きそうでモチベーションが保てるか不安になった。

 この区間に見どころはないと思っていたが、2つだけあった。まずは騎西城。突然、綺麗で小さなお城が左手に見えてびっくり。隣には資料館みたいなものもあった。近寄ってみると、のぼりには上杉氏、小田氏、松平氏、大久保氏と書かれている。天守閣のない土塁や塀を廻らした平屋の館だったが、天守閣を持つ城として復元したそうな。加須インターネット博物館によると、永禄6年(1563年)に小田朝興が守っていた騎西城を上杉謙信が攻め落としたらしい。


騎西城


 もうひとつは鴻巣の人形町。深井二丁目を左折し旧中山道に入った途端、目に飛び込んできたのが真っ赤な横断幕に白抜きされた「雛」のでっかい文字。そしてずらりと並んだ人形店。街灯や電柱には「雛 人形町」と書かれた垂れ幕が掲げられている。江戸時代から続く「鴻巣びな」の伝統は、恥ずかしながら知らなかった。先日、孫娘におひな様を買った時、お店回りをしたのだが、ここへ来れば一度に何軒も見ることができたんだねぇ。自宅から100キロ近くあるけど(^_^;


鴻巣の人形町


 荒川、元荒川、野通川を越え、最後に利根川を渡り、渡良瀬遊水池に入る92.8キロ地点の柏戸交差点には午前10時54分に到着。平坦といっても多少のアップダウンはあるだろうと思っていたが、信じられないことにホントに平坦だった。しいて言えば、橋の上りがあったぐらい。よくこんなコースが引けたよねぇ。感心するよ。

 ただ、利根川の埼玉大橋はびびった。ポールで仕切られた路側帯があるので安心していたら、下りの途中でポールが消えてグリーンのラインが車道へと誘導する。おいおい、そんなに簡単に車道へ出られるわけないっしょ。最後までポールで守ってくれよ。


利根川は埼玉大橋で渡る



渡良瀬遊水池到着


 ようやく本日のハイライト、渡良瀬遊水池サイクリングロードに入る。公式ホームページによると渡良瀬遊水池は「栃木県の南端に位置し、栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる面積33平方メートル、総貯水容量2億立方メートルの我が国最大の遊水地」なのだそうだ。

 ここでのチェックポイントは「第一水門」(通過チェック=93.8キロ)「鷹見台」(通過チェック=99.0キロ)「ハートランド城」(PC2=103.8キロ)の3つ。これを左回りに巡っていく。というか、谷中湖周辺では左回りが基本となっているようですな。

 その谷中湖だが、形がハートに似ていることからハートランドと呼ばれ、3年前にはNPO法人地域活性化支援センターから「恋人の聖地」のひとつに認定。地元の藤岡ライオンズクラブから谷中湖に似せたハート型のモニュメントが贈られたという。なるほど、そういう物語がここにはあるんだね。展望が抜群とあったので入ってみたかったが、シューズを脱いでスリッパに履き替えるのはシューズカバーもあって面倒なので断念した。


利根川から5.0キロだそうです



第一水門



鷹見台



渡良瀬遊水池サイクリングロード



ハートランド城とハート型のモニュメント


 順調に進んでいるので、お昼は予定通り「道の駅かぞわたらせ」のさくら食堂で。あったかいうどんにするつもりだったが、晴れて気温が上がり暑くてたまらなかったので「かき揚げざるそば」(1080円だったかな)をいただく。こしがあって美味。


道の駅かぞわたらせ



かき揚げざるそば


 ここで参加者の方から「サンケンキョウは行かれますか」と尋ねられた。サンケンキョウ? なんのこっちゃ。何度か聞き直し、「3つの県の境」と解説してもらってようやく「三県境」と気がついた。道の駅の近くに群馬県板倉町、栃木県栃木市、埼玉県加須市の三県境があり、全国で唯一といえる歩いて行ける平地として有名、というのは後で知った。サイクリングロード上には県境が書かれているが、それではなく、道から外れた水田の中にあるそうなというのも後で知った。道の駅から5分ほど。その場でちょっと調べたが、正確な場所が分からず行かなかったのだが、今思うと行っておくべきだったと後悔(T_T)

 ずっと平坦だったことで、道の駅に着いた時点でグロス平均速度が20キロを超えていた。食事をした時点で18キロ台まで落ち込んだが、後半頑張れば久々に10時間が切れるかもと欲が出てきた。これがモチベーションとなって折り返してからも飽きずに回し続けることができたのは良かった。

 途中、千明だんごの川島店でイチゴいりの桜餅を補給。2個セットで400円。十分な補給になったが、1番人気はその場で焼いてくれる「しょうゆだんご」なんだね。それも100円。次はそっちにしよう。ところで「千明」は「ちぎら」と読むんだねぇ。絶対、読めない!


千明だんごでイチゴいりの桜餅補給


 最終PCの阿須運動公園には午後3時34分に到着。グロス平均時速は19キロで貯金は2時間ほど。残りは30キロだが、夕方の渋滞を考えると、10時間は到底切れそうもなく、10時間台を目指すしかなさそうだ。


最終PCの阿須運動公園の飯能市阿須ホッケー場前


 帰りの方がきついという駿河台大学の上り。しかし、アウターであっさりと上れてしまった。行きはインナーにしたが、アウターでも楽に上れるだろう。すると、このブルベは一度もインナーに落とすことなく走れるということか。いや、まさに画期的なコースだねぇ。


ここを左折して最後の坂へ


 ゴールは午後5時20分で、タイムは10時間50分。残りの15キロほどが渋滞で進まず、最終的にグロス平均時速は18.8キロまで落ちたが、久々に明るいうちに帰ってくることができたよ(^o^)


明るいうちにゴール



お出迎えはハートランド城かな


 ガーミン先生によると実際に走った後の獲得標高はたった753メートル。過去のログを調べてみると、これまでの最少獲得標高は4年前に走ったランドヌ東京の「BRM1212東京200弁天橋」の917メートル(実は途中でログが抜けているので1000メートル以上はありそうだが)。このブルベは「ブルベ史上、最も平坦なコースかもしれません」という謳い文句で今シーズンも開催されているのだが(コース案内のRide With GPSでは獲得標高1302メートル)、なんとそれを上回るコースとなった。アオバスゴイ!

 平坦だから楽といえば楽なのだが、逆に言うと平坦なので常にペダルを回し続けないと前へは進めない。峠越えは上りは辛いけど、足休めの天国の下りがある。どっちがいいのかねぇ。ただ、自分の場合、どっちも足がつりそうというのは変わりないかな。

 そういえば雨も降らず、風も穏やかなまま。アオバヒドクナイじゃないか。ということでこれからは「アオバ優しい」に方針転換するみたい。ほんまかいな?!

 これでブルベを距離に関係なく18年連続で1度は完走したことになった。あと何年走れるかねぇ。いや、その前にもう一度SR(スーパー・ランドナー)に挑戦するかな。

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




 TREK DOMANEのフロントディスクブレーキの音鳴りが、回りの人がビックリして振り向くほどひどい。もともと音鳴りがしていたのだが、タイヤ交換でホイールをはめ直した途端に大音響へと進化した。

 ショップで見てもらうとパッドが削れていて即、交換が必要とのこと。リアも多少音鳴りがしていて、これはMuc-Off(マックオフ)のディスクブレーキクリーナーで洗浄したら消えたが、たぶんそっちも交換が必要でしょうとのこと。走行距離は5000キロ弱。キズの修理も含めてそろそろオーバーホールするかな、もうちょっと先でいいかなと思っていたが、音鳴りでその決心がようやくついた。

 ということで、この日はFELTで半原の花屋食堂まで軽くランチライド。途中、激坂で名高い相模野カントリーへ回ってみることにして、高田橋で相模川を渡り、葉山島側からアタックした。

 とんでもない坂だった。いきなり20%が現れ、工事現場付近で緩やかになる。やれやれ、これで終わりかと思ったが、見上げると引き返したくなるような壁が待っている。え? 20%がもう1回だって? それもほぼ直線の上り。おまけに最初の20%より、こっちの20%の方が長いし。いや〜、それはないっしょ。トータルで距離1650メートル、平均勾配は10.1%だが、後半の410メートルは平均勾配がなんと17%。破壊力満点の激坂だったよ(T_T)


相模野カントリーの20%の激坂



愛川側の入口


 花屋食堂到着はランチタイム終了直前。ギリギリセーフで飛び込み、カツ定食(900円)で腹を満たす。最近、少食になったので、ご飯の量が多く感じられた。というか、完食できるかなとちょっぴり不安になる。なんとか詰め込んだが、やっぱ年だよねぇ。

 それにしてもメニューの豊富さよ。安いし、美味いしで、ここはお気に入りのお店(^o^)


花屋食堂



カツ定食(900円)



花屋食堂の店内



花屋食堂のメニュー。2025年2月でこの値段!


 帰路はベタ踏み坂と言われる愛川の水道坂を上る。距離370メートルで平均勾配12.5%。こちらはきついけど短いし、もう何度も上っているので慣れたかな(^_^;

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




 昨年10月16日、長柄桜山古墳群で初スタンプをゲットして始まった「あの時代にタイムスリップ!?かながわ歴旅ARラリー」。今年2月4日に最後の小原宿本陣を訪れ、のべ26日間で124ポイントを全て巡った。馬の背洞門が圏外でスタンプをゲットできず悔し涙の準コンプリートに終わったが、新たな発見がいくつもあって刺激に満ちた4ヶ月だった。



 一番驚いたのが古墳の多さ。このスタンプラリーがなければ生涯訪れることはなかっただろうね。綺麗に整備されたところもあり、とても勉強になった。孫に聞かれたら答えられるぞ。

 枡形城跡や河村城跡の山城跡も同様。自転車を置いて階段をわざわざ上ろうとは絶対に思わないよねぇ。初めて上った大山阿夫利神社でも感じたが、こういうサイクリング&ハイキングもありかなと思い始めた。違った風景に出会えて楽しい。トレッキングシューズをサドルバッグに忍ばせておくかな(^_^;

 スタンプポイントを効率的に巡るためのルート作りも楽しめた。適当に引いたら、とんでもない細い道や、突然ダートになったりして進めなくなったこともあったが、プチ冒険のようで面白かったね。

 神奈川に住んで30年以上だが、まだまだ知らない所がたくさんあるんだねぇ。神奈川県観光協会さま、また次回もよろしくお願いしますね。やっぱ、特典がないと行く気にならないんでね(^_^;

【スタンプポイントまとめ】

10/16
長柄桜山古墳群(逗子市)
池子遺跡群資料館(逗子市)
 ※馬の背洞門(三浦市)→圏外
★走行距離127.1キロ

11/1
宮ヶ瀬湖畔園地(清川村)
道の駅 清川(清川村)
登山古墳史跡公園(厚木市)
★走行距離71.4キロ

11/7
勝坂遺跡(史跡勝坂遺跡公園)(相模原市)
指定重要文化財「表裏型顔面把手」記念展示(座間市)
史跡秋葉山古墳群(座間市)
史跡相模国分寺跡(海老名市)
神崎遺跡公園(綾瀬市)
堤貝塚(茅ヶ崎市)
サザンビーチちがさき(茅ヶ崎市)
結蛸(大磯町)
OISO CONNECT(大磯町)
湘南台公園(藤沢市)
大和ゆとりの森(大和市)
★走行距離88.0キロ

11/11
枡形城跡(川崎市)
★走行距離56.4キロ

11/13
田原ふるさと公園(秦野市)
源実朝公御首塚(秦野市)
寄神社(松田町)
河村城跡(山北町)
曽我五郎の七ツ石(南足柄市)
足形社(南足柄市)
五所八幡宮(中井町)
なかい里都まちCAFE(中井町)
★走行距離127.4キロ

11/14
早川城跡(城山公園)(綾瀬市)
星谷寺の梵鐘(座間市)
★走行距離52.6キロ

11/17
田名向原遺跡(史跡田名向原遺跡公園)(相模原市)
藤野やまなみ温泉(相模原市)
三増合戦場跡(愛川町)
★走行距離139.1キロ

11/22
漁港の駅 TOTOCO小田原(小田原市)
万葉公園・湯河原惣湯(湯河原町)
城願寺(湯河原町)
鵐窟(しとどのいわや)(真鶴町)
頼朝の腰掛石(貴船神社)(真鶴町)
源頼朝船出の浜(岩海岸)(真鶴町)
★走行距離145.1キロ

11/25
町営中川温泉ぶなの湯(山北町)
★走行距離130.3キロ

12/3
伝義経首洗い井戸(藤沢市)
森戸大明神(葉山町)
海南神社(三浦市)
新井城址(三浦市)
六代御前の墓伝説地(逗子市)
大庭城跡(藤沢市)
★走行距離123.0キロ

12/6
三之宮比々多神社(伊勢原市)
★走行距離80.4キロ

12/10
神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市)
石垣山一夜城(小田原)
小田原城(小田原市)
にの屋(二宮町観光協会)(二宮町)
知足寺(二宮町)
延台寺(大磯町)
高麗山公園(硯水の池)(平塚市)
前鳥神社(平塚市)
★走行距離120.0キロ

12/17
稲荷前古墳群(川崎市)
市ヶ尾横穴古墳群(川崎市)
★走行距離51.1キロ

12/19
神奈川県立金沢文庫(横浜市)
名越切通(鎌倉市)
永福寺跡(鎌倉市)
法華堂跡(鎌倉市)
鎌倉彫工芸館(鎌倉市)
和田塚(鎌倉市)
鎌倉海浜公園 坂ノ下地区(実朝歌碑)(鎌倉市)
源氏山公園 頼朝像(鎌倉市)
薬王院(信法寺別院)(大和市)
★走行距離90.2キロ

12/23
二子塚古墳(秦野市)
桜土手古墳公園(秦野市)
矢倉沢往還(大井町)
金子台遺跡(me-byo valley BIOTOPIA 内)(大井町)
二宮尊徳生誕地栢山道碑(松田町)
山北鉄道公園(山北町)
あしがり郷 瀬戸屋敷(開成町)
道の駅足柄・金太郎のふるさと(南足柄)
ロンちゃん(開成駅前第2公園)(開成町)
おもしろ体験博物館江戸民具街道(中井町)
★走行距離127.5キロ

12/26
旧中村家住宅(座間市)
古民家山十邸主屋(愛川町)
古民家岸邸(厚木市)
黄金井酒造(厚木市)
伊勢原大神宮(伊勢原市)
大和市郷土民家園(大和市)
大和市下鶴間ふるさと館(大和市)
★走行距離70.9キロ

12/28
藤沢市ふじさわ宿交流館(藤沢市)
旧桔梗屋(藤沢市)
藤沢市藤澤浮世絵館(藤沢市)
★走行距離45.4キロ

1/4
平塚市博物館(平塚市)
平塚宿の江戸見附(平塚市)
旧相模川橋脚(茅ヶ崎市)
民俗資料館(旧和田家住宅・旧三橋家住宅)(茅ヶ崎市)
一之宮公園(寒川町)
寒川神社(寒川町)
★走行距離74.3キロ

1/10
神奈川県立塚山公園(横須賀市)
神奈川県立観音崎公園(横須賀市)
ペリー公園(横須賀市)
衣笠城址(横須賀市)
和田城址(三浦市)
神奈川県立葉山公園(葉山町)
★走行距離132.9キロ

1/14
箱根町立郷土資料館(箱根町)
報徳二宮神社(小田原)
大磯町郷土資料館(大磯町)
明治記念大磯邸園(大磯町)
鴫立庵(大磯町)
旧東海道の松並木(大磯町)
梶原景時館跡 一之宮天満宮(寒川町)
★走行距離120.2キロ

1/18
子母口貝塚(川崎市)
橘樹歴史公園(川崎市)
西福寺古墳(川崎市)
馬絹古墳(川崎市)
東高根遺跡(川崎市)
★走行距離56.1キロ

1/21
川崎浮世絵ギャラリー〜斎藤文夫コレクション〜(川崎市)
東海道かわさき宿交流館(川崎市)
生麦事件碑(横浜市)
象の鼻パーク(横浜市)
鉄道創業の地 記念碑(横浜市)
三殿台遺跡(横浜市)
大橋(広重浮世絵モニュメント)(横浜市)
六ツ塚(横浜市)
長屋門公園「旧安西家主屋」(横浜市)
★走行距離84.7キロ

1/27
白秋碑苑(白秋詩碑)(三浦市)
 ※馬の背洞門(三浦市)→圏外
江島神社(藤沢市)
★走行距離123.7キロ

1/29
大山阿夫利神社(伊勢原市)
★走行距離77.8キロ

1/31
箱根旧街道(石畳と杉並木)(箱根町)
箱根神社(箱根町)
元箱根石仏・石塔群(箱根町)
★走行距離141.1キロ

2/4
小原宿本陣(相模原市)
★走行距離106.2キロ

▼ランキング参加中です
  にほんブログ村 自転車ブログへ  にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ  PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント(0|Trackback()




<J1:横浜F・マリノス1-1アルビレックス新潟>◇第1節◇2月15日◇日産スタジアム◇観客3万2713人

 3バックにシステムを変えワクワクの開幕戦…の、はずだったけど、見ているのがつらくなるような試合内容だった。引き分けに終わったのが奇跡としか思えない。新潟は勝ち点2を失った気分だろう。ビジター1階席を満員にし、2階席、そしてビジター側をオレンジに染めてくれた新潟サポに申し訳ない。


日産スタジアム東口ゲート付近



第1節は新潟戦



試合前に帝国劇場で公演中の『レ・ミゼラブル』キャストによる「民衆の歌」が披露された



喜田さん、また負傷で離脱



ビジターゴール裏



ホームゴール裏


 攻撃の形が見えず、シュートチャンスさえない前半。決定機を全く作れない横浜に対し、得点の匂いは新潟にあった。そして迎えた26分、橋本健人のピンポイントのアーリークロスに走り込んだ太田修介が左足シュート。朴一圭の手をはじいたボールがころころとゴールに吸い込まれ、先制点を奪われた。

 結局、横浜のシュートは前半は0。後半16分に松原健が放った宇宙開発のミドルが初シュートだった。

 勝てる、というか得点できる気がまったくしない。選手交代をしても流れは変わらず、0-1のまま終わるだろう。そう思い始めた後半30分、交代出場した遠野大弥が宮本英治に倒された。判定はPK。ホントかよ。もうラッキーとしかいいようがない。このPKをアンデルソン・ロペスが決めて同点。方向は読まれていたが、ねじ込んでJ通算100ゴール目となった。


PKをキックするアンデルソン・ロペス



これを決めて同点


 枠内シュートはこのPKを含め、たった2本。シュート数は新潟の15本に対し5本。キニョーネスはさすがの守備をみせてくれたし、ジャン・クルード、渡辺皓太の両ボランチの動きも良かった。でも、もっとゴールに迫ってスタンドを湧かせてくれないとねぇ。前途多難な船出となった。


日産スタジアム西口ゲート付近


 この日、一番嬉しかったのはハーフタイムに伝えられた各会場の途中経過。京都と対戦した、わが故郷のファジアーノ岡山がなんと2-0でリードしていた。「ホントかよ」。結局、そのまま逃げ切りJ1で歴史的な初勝利。その先制点は横浜から移籍した加藤聖がお膳立てしていた。新加入の江坂任、立田悠悟もスタメンに名を連ねたが、残り8人は昨季からのメンバーで固め、しっかり自分たちのサッカーをして勝利を手に入れた。頼もしいねぇ。まだ1試合だけだけど、こちらの方が期待がもてそうだ。


岡山勝利を報じる日刊スポーツ東京本社版1面


 翌日にブルベを控えていたので、この日は電車でした(^_^;

コメント(0|Trackback()



« 前ページ