お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 ファジアーノ岡山の昇格はならなかった。

 12月4日、J1昇格プレーオフ決勝、雨の金鳥スタジアムでC大阪に0-1と敗れ、岡山の悲願は来年に持ち越しとなった。

 今季のシーズン、中盤までは快調な出来で、3、4位をキープ。当時首位を突っ走っていた札幌、2位松本には届かないが、3位フィニッシュでホームで昇格プレーオフができるかもという戦いぶりだった。それが終盤の大失速。順位が落ち始め、それでもラスト2試合は勝てば6位が決まる試合だったが、清水に敗れ、群馬とは3点をリードしながら追いつかれての引き分け。結果的に8試合連続で白星がなく公式戦を終了。町田に勝ち点は並ばれたが、得失点差で6位を死守し、なんとか初の昇格プレーオフに臨むことになった。

 昇格プレーオフ準決勝の雨の松本では、前半23分に左サイドの三村のロングパスを赤嶺が頭で落とし、押谷が落ち着いて流し込んで先制。しかし、後半29分、セットプレーから失点し1-1の同点に追いつかれた。ドローでは勝ち上がれない。これまでの試合ぶりからすると、もはやこれまでかと思ったが、矢島のダイレクトの縦パスを豊川が頭で落とし、フリーで飛び出した赤嶺が左足を軽く当てて方向を変えると、ボールは岡山の夢を乗せてころころとゴールに転がり込んだ。

 「最後の5分でチャンスが来ると思っていた。キーパーの動きも冷静に見れたし、上手く流し込めた」と赤嶺は胸を張り、岩政は「こういう一発勝負には頑張ってるんだけど結果が出なかった選手に結果が出るもの。赤嶺選手が1年間、体を張り続けながら点がなかなか取れなかった中で、怪我もせずに1年間頑張り続けて、それがあそこで出た」と、岡山の夢をつないだゴールをたたえた。

 そして迎えたC大阪戦。またしてもセットプレーから失点し、終盤の攻撃も実らず0-1で涙を飲んだ。前半の岩政のヘディングシュートが決まっていれば、違う展開になったかもしれない。押谷の体調不良での欠場も痛かった。

 残念な結果に終わったが、よくやったと思う。シーズン終盤の出来では最終的に6位確保は難しいと思っていたし、松本に勝つことも予想外の結果だった。決勝に進み、最後まで夢を見させてくれた。GK中林も最後に山口蛍のフリーを止めて意地を見せた。「胸を張って岡山に帰ろうと思う」と長沢監督がコメントしたが、その通り。温かく迎えたいと思う。

 ただ、矢島が「仮に勝ってJ1に行ってもさらに厳しい戦いが待っていて、結果的にだが、まだ岡山はJ1に挑む存在ではなかったのかなとも思う」とコメントするように、まだまだJ1で戦える実力があるわけではない。常に上位争いし、何度もこういう経験をしなければ、たとえ上がっても1年で終わるだろう。

 「チャレンジ1」2年目。終盤の低迷にもかかわらず、昇格プレーオフ圏内にいたおかげと営業努力で平均観客動員1万人を達成。残る「1」は寸前で逃したが、来年、また1から頑張ろう。

 矢島の浦和復帰、岩政の引退など不透明な部分は多く、大黒柱が一気に消える可能性もあり、メンバーもどうなるか分からないが、何度かはCスタで応援したい。下部組織出身の選手の活躍も見たいものだ。

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