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●BRM219 ランドヌ東京200km 真鶴半島 エントリー81人 参加55人 完走41人 DNF14人
◆コース 等々力アリーナ前〜(中原街道)〜瀬谷〜用田〜戸沢橋〜平塚〜(国道1号)〜小田原〜(国道135号)〜ケープ真鶴〜大磯〜(国道134号)〜茅ヶ崎〜鎌倉〜葉山〜湘南国際村〜野島公園〜(国道16号)〜横浜みなとみらい〜(国道1号)〜新鶴見橋〜サークルK川崎苅宿店
※以下はruntasticでのデータ
◆距離 206・79キロ
◆時間 10時間38分
◆グロス平均速度 19・43キロ
◆獲得標高 2168メートル(ルートラボでは1915メートル)
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平たんなのになぜつらい? その答えが見えた気がする。今年2度目のブルベは、2月19日に開催されたランドヌ東京主催の「BRM219東京200キロ 真鶴」。川崎フロンターレの本拠である等々力から中原街道〜国道1号〜国道135号を走り、ケープ真鶴で折り返し。帰りは大磯から国道134号に入り、ランドヌ東京の定番の湘南国際村から八景島、みなとみらいを経由して帰ってくるという200キロ。峠はなく、前回の「はとバス」に続く平たんブルベだったのだが、やはり今回も途中で足がつりそうになるなど意外と苦しみ、目標の10時間切りには遠く及ばない10時間37分での完走となった。これは伊豆のきつい山伏峠を走ったブルベとほぼ同じタイム。なぜ? その理由がはたとひらめいた。
スタートは午前6時。3時半に起床し4時過ぎに余裕を持って神奈川県央の自宅を車で出発。しかし、途中でヘルメットを忘れたことに気が付き慌ててUターン。これで20分のロス。よく気が付いた自分に驚くとともに、まだ頭は大丈夫だとひと安心。だが、これで時間はぎりぎりだ。セブンへ寄っておにぎり2個を慌ただしくパクつき、あてにしていた24時間最大600円の駐車場へ着いてみるとなんと満車。みんな考えることは一緒か。不幸は続き、これでブリーフィングは遅刻決定。周辺を車で走り、小杉十字路のところに「夜間300円 昼間1200円」の駐車場を発見。背に腹は代えられぬとここに止めた。自分の車が2台目だった。ゴール後に来てみると、自分の車1台がポツンとあるだけでガラガラ。探せばもっと安いところがあるのかな。
等々力アリーナに着くと、ちょうどブリーフィングが終わったところだった。受け付けするために自転車を立てかけるところを探していたら、目の前にJOYジャージ発見。「あれえ? まきさん?」。昨年の笹子200以来だが、たしか先週の青葉の熱海200に参加していたはず。今週も?(すいません。エントリーリストをちゃんと確認してませんでした(^_^;) と言いながら、自分も熱海にもエントリーし2週連続で走るつもりだったのだが、あいにく仕事が入り熱海はDNSとなっていたのだ。約1年ぶりの再会を喜び、受け付けや車検をしながら少しおしゃべり。まきさんがいると賑やかです。元気ももらえます(^o^)
今回のコースはちょっと特殊。道がどうこうではなく、PCが1つしかないのだ。通常であれば50キロごとにPCとして主にコンビニが設定され、そこで補給やトイレを済ませるものだが、このコースはまず86・9キロ地点のケープ真鶴がチェックポイントとして設定され、そこで売店のある建物とブルベカードの入った証拠写真を撮る。売店で買い物をしても良い。そこで折り返し、たったひとつしかないPCは156・3キロ地点の湘南国際村のファミリーマートとなる。
真鶴到着はたぶん10時前後。売店は9時から開いているらしいが、食事は簡単なものしかないそうだ。真鶴でお魚でも食べたいところだが、その時間ではまだ開店前だ。それならもう少し走って、正午前に通過できるところにしようかと考え、思いついたのが国府津にある「のんき亭」。国道1号を小田原に向かって走るたびに気になっていたお店だ。ネットで調べると「のんき定食」が魅力らしい。1度入ってみたかったのだが、お昼どきに通る機会があまりなく、時間が合ったときは休みだったりとこれまで縁がなかった。しかし、今回のコースで行くと、のんき亭は110キロ付近。グロス時速20キロと考えると、午前11時半という絶好の時間に到着することになる。遅れても混み始める正午前にはたどり着けるだろう。よし、今回はここでお昼を食べることをミッションとしよう。
午前5時46分、スタート前に車検を受ける
車検が遅かったのでスタートは午前6時少し前。快調に走り出したが、フロントのブレーキの遊びが多すぎる。開放したままになってるのかと確認したが、そうでもないらしい。ストップして調整してみたが、うまくいかない。ワイヤーが緩んだかな。悩んでいるうちにどんどん抜かれてちょっと焦る。効かないわけではないので、厳しい下りもないしこのまま行くかとリスタート。ゴール後にゆっくり直そう。
信号が多いのですぐに前のトレインに追いついた。後方についていると、ちょっと足が余ってしまうので一気に先頭へ。その後も信号のたびにトレインについたり、ちぎれたり、追いつかれたりしながら中原街道、長後街道を進んで行く。
午前7時46分、快晴の中、トレインを組んで走る。藤沢市用田付近
午前7時55分、富士山へ向かって走る。相模川にかかる戸沢橋付近
富士山はどこで見てもいいね。平塚市東豊田付近
この日は晴天。くっきり見える富士山を見ながら気持ちよく進む。用田付近で7、8人のトレインの最後方に付き、途中の信号でちぎれた後、西沖田付近からは4、5人のトレインとなったが、公所付近の坂でトレイン崩壊。先頭に押し出される形となった。追い風もあってそのまま先頭で国府新宿まで気持ちよく回し、国道1号に入ってからも快調に飛ばした。後ろには男性が1人つき、しばらくして信号で女性が追いつき3人で走っていたのだが、国道135号に入って離れ気味となり、真鶴旧道との分岐を過ぎるとバックミラーから2人とも姿が消えた。
あれ? もしかして旧道だった? 今回のこのコースのほとんどはプライベートのツーリングで何度も走っているので、169キロ地点の野島公園まではキューシートなしで走ることができる。そのため、iPhoneホルダーにクリップでつけているジップロックに入ったキューシートはすでにそこからのものになっている。ストップして確認するのも面倒だ。それに旧道行っちゃうと、真鶴駅を通り過ぎてしまう。「坂の青葉」じゃないし、平たんがウリのコースだからきっと旧道じゃないと決めつけ、そのまま走った。結果はこのまま国道135号を進んで正解だった。
まきさんには中原街道で追いつき、その後は同じトレインで公所付近まで一緒に走る事ができた。信号ストップでまきさんの「妄想」をこっそり明かされたけど、どうしようかな? 公所でトレインが崩壊した後、2度とお会いできなかったのは残念。
真鶴駅前を左折し、Y字交差点にさしかかったところで先頭とすれ違った。距離だと8キロだが、チェックポイントでのストップや上りがあることなどを考えると1時間弱の差かな。
真鶴港までぐいーんと下り、「うに清」の前から上りが始まる。ここで一度離れていた男性のブルベライダーに追いつかれ、あっさりと抜かれる。相変わらず遅いね。
ケープ真鶴手前でメカトラでストップしている女性ライダーがいたので声をかけると、修理していた男性が「リアディレイラーが折れた」と叫んで教えてくれた。すいません。僕じゃ役に立ちません。男性が2人ついていたので輪行で帰るにしろ何とかなるだろう。
【チェックポイント 86・9キロ ケープ真鶴】午前10時(1時間48分)
午前10時、ケープ真鶴到着
与謝野晶子の歌碑
水平線が綺麗に見える
富士山の方向は残念ながら雲が…