お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



<J1:横浜F・マリノス1-3FC東京>◇9月28日◇第32節◇日産スタジアム◇観客2万8601人

 情けない、そう言われても仕方のない試合だった。後半44分に仲川輝人に屈辱的な3点目を奪われた瞬間、バクスタでは何人もが席を立って帰路についた。ACLで光州に7失点、広島とのリーグ戦で6失点と崩壊した守備陣は天皇杯山口戦で立ち直ったかに見えたが、相手はJ2。FC東京相手に持ちこたえることはできなかった。


ホームゴール裏



アウエーゴール裏


 マリノスらしいパス回しから前半5分にアンデルソン・ロペスのゴールで早々と先制したが、その後は攻め込まれるシーンが続いた。何とか体を張った守備でしのいでいたが、19分、長友佑都のオーバーラップからチャンスを作られ、最後はこぼれ球を岡哲平に蹴り込まれあっさりと同点に追いつかれた。

 ボールを簡単に相手に渡してしまう、クリアが甘い、足下へのパスにスピードがなく相手にカットされる。さらに東京の前線からの厳しく速いチェイスに前へ運べない。たとえ剥がしてもその先が繋がらない。頼みの綱はエウベルとヤン・マテウスのドリブル突破だけ。相手の71番荒木遼太郎は良くも悪くも目立っていたね。

 それでも後半立ち上がりには何度かチャンスを迎えた。しかし、全てはエリア外からのミドルシュートで、それも枠をとらえられない。

 そして迎えた後半15分。エウベルが相手陣でボールを奪われる。油断していたか。後ろから荒木が来たのを誰も気がつかなかったのか。そこからのカウンターで俵積田晃太に飛び出され、松原健と畠中槙之輔が必死に追ったが届かず、最後はポープ・ウィリアムの股を抜かれて勝ち越し点を奪われた。どこかで見たシーンだったね。

 その後は東京の美しいサッカーに見とれていた。前線4人の献身的な走りは敵ながら天晴れ。もう1点奪いに来てたもんね。終盤にパスカットされたカウンターからの仲川のゴールが決まるのは必然だったよ。お手上げ。


アンデルソン・ロペス先制



逆転負け


 松原と永戸が「最後のキワを踏ん張らないと」「最後のキワで止めていれば」と口を揃えてコメントした。いや、ほんとうにそこ。そこで負けていた。次は、次こそ最後のキワで勝つサッカーを見せてくれ!

 ところであんなに気合が入っていた喜田拓也をなんで前半で替えたんだろう。ケガとかはなかったと思うけど。

 リーグ戦は厳しい状況だが、我々には天皇杯、ルヴァン杯、そしてアジアの戦いがある。下を向いているヒマはない。次は中3日で蔚山戦だ。切り替えていこうぜ!


久々に日産スタジアムへ



日産スタジアム



マリノスケ通算400試合達成


 それにしても東京戦で3万人いかないか。雨予報だったからかな。いや、成績か。

 今年の残りのホームゲームはリーグ最終の名古屋戦以外は全てナイトゲーム。寒そうだねぇ。

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 裏ヤビツ(神奈川県道70号)が9月12日午前10時に通行止め解除。名古木交差点~宮ヶ瀬北原交差点までの全区間で通行が可能となったことを9月下旬になってようやく知った。久々に行ってみようか。1年2ヶ月ぶりかな。ちなみに表ヤビツは07年に上ったのが最後で、もう17年もご無沙汰。

 下旬の3連休まで猛暑が続いたが、あっという間に気温が急降下し、いきなり秋がやってきた。馬渡橋の気温表示は18度。そして裏ヤビツへ入ったところでは16度と秋が深まっていく。もしかして標高761メートルのピークは冬じゃね、という予想通り、日が陰り風が吹くとちょっと寒い。ウインドブレーカー持ってきて良かった。

 のんびりと1時間半ほどかけて18.4キロを上る。序盤の川沿いは勾配も緩く、濃い緑に囲まれた道を気持ちよく走る。垣間見える渓流。そして時折現れる大小の滝。癒されるような風景が続く。12キロ地点の札掛付近からぐいーんと勾配が上がり、残り2キロほどの所にあるきまぐれ喫茶から護摩屋敷の水までの500メートルが一番きつい区間。その先はやや緩やかになってピークとなる。表のTTとは無縁のサイクリング。ここはいつ来ても楽しいね。


馬渡橋。気温表示は18度



右手奥に宮ヶ瀬ダム



裏ヤビツに入る。気温は16度



お気に入りのビュースポット



ここから先が通行止めだった



ヤビツ峠



バイクスタンドには標高761メートルと刻まれている



護摩屋敷の水。あれ、ここにバイクスタンドあったっけ?


 ピーク到着後はウインドブレーカーを着て引き返し再び宮ヶ瀬へ。逆方向の裏ヤビツを満喫した。

 その後は土山峠をダウンヒル。道の駅で豚丼でもと思ったが午後1時を過ぎているのに大盛況だったので、さらに下って久々にオギノパン厚木店であげぱんに舌鼓(^o^) 揚げたては最高! でもいつから150円になったの?


久々にあげぱん


 この日の走行距離は104キロ、獲得標高は1204メートル。ダブルボトルの必要のない季節に瞬間移動(^_^;

 ようやく開通した裏ヤビツだけど、冬季に通行止めを伴う工事を実施予定だそうです。

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 たまには金目鯛でも食べたいよねぇ。なんて思ってGoogleマップを見ていたら、あったよあった。三崎の「小網代の森 ひげ爺の栖(すみか)」。古民家風でよさげな雰囲気。距離も往復100キロ程度と手頃。行ってみましょうか♪

 環状4号を大船まで行き、北鎌倉、鶴岡八幡宮を経由して由比ヶ浜へ。その後は海沿いを走り続ける。三崎口駅からは緩やかな坂を上り、引橋交差点手前の小網代の森入口を右へ入り、すぐの二股を金目鯛の上りが見える方へと下って行くと、下り坂の途中に「ひげ爺の栖」がある。

 古民家というよりは古い旅館のような感じ。靴を脱いで上がり、奥の部屋に通される。畳の部屋だったが、椅子とテーブルが並べられていた。これは助かるね。窓の外には竹林。春には桜も咲くそうだ。いいねぇ。まさに「静かで落ち着いた雰囲気の中でお食事を」の謳い文句通りだが、この日はあいにく屋根の補修工事をしているとかで「うるさいですが、いいですか」と申し訳なさそう。でも正午前には職人さんもお昼休みに入ったようで、コトリとも音がしなくなった。お客さんもほかには誰もおらず、食事が終わるまでのんびりとさせてもらった。


小網代の森 ひげ爺の栖



小網代の森 ひげ爺の栖の入口



ひげ爺の栖の玄関



食事する部屋


 金目煮定食は大きさで値段が変わり、この日は2100円と2600円。じーさんの腹なので2100円にしたが、サービスで鮪の刺身も付けてくれたのでこれで十分。いい感じの腹具合になった。


金目煮定食2100円


 メニューによると三崎鮪漬け丼などの海鮮のほか、手作りハンバーグやドリアもある。ちと高いが(^_^; たまには寄ってみるかな。

 このお店の先には「小網代の森」がある。何だかよく分からないけど、地図によると道が三崎の方まで繋がっているようだ。行ってみるかと20%近い急坂を下る。しかし、森は入口から階段。自転車も持ち込んじゃダメみたいだし、やめとこ。

 調べて見ると「森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境」で、「森、川、海のつながりが必要なアカテガニをはじめとして、希少種を含む多くの生き物たちが、多様な生態系を形成している」(神奈川県ホームページより)そうだ。で、そこにあるのは散策路。自転車はお呼びじゃないか。機会があれば、歩いてみるか。


小網代の森



いきなり階段


 急坂を上り返し、帰路につく。途中で三戸入口という交差点を気まぐれに曲がってみると、三戸浜まで下ることができ、遙か彼方に富士山ば〜ん。その後、上り返したところでも大根畑の向こうに富士山ば〜ん。どちらも三浦らしい風景だなぁ。


三戸浜から望む富士山



大根畑の向こうに富士山


 35度を超える猛暑が続いていたが、天気予報によると2度目の三連休前のこの日が夏の最後の日になりそうということだった。灼熱ライドも今日で終わり。や〜〜っと秋か(^o^)


逗子海岸



海辺には涼を求める人の姿


 帰りは国道134号を辻堂まで足を伸ばしたので走行距離は112キロ、獲得標高は747メートル。

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 ブルベを半年ぶりに走り、1年2ヶ月ぶりに完走(^o^)

 今年は2月の呉200キロ(AJ広島主催)は雨で130キロ地点でリタイア、3月の箱根200(VCRあおば主催)は日にちを間違えてDNS(勝手に走ったけどね)。4月から8月はタイミングが合わずまったく走れなかったので、完走は昨年7月の上越妙高200(AJ千葉主催)以来となった。

 参加したのはAJ神奈川主催の箱根200。鎌倉・由比ヶ浜をスタートし、ひらすら海岸線を走って湯河原まで行き、海抜ほぼ0メートルから標高1011メートルの大観山へ一気に上る。いったん芦ノ湖まで下り、箱根のアップダウンをこなした後は標高921メートルの長尾峠へ。そこから御殿場へ下り、駿河小山、松田町、大井町、中井町(やまゆりライン)を経由して大船へと戻って来る。厳しい坂はないが、大観山は海岸線から約20キロの長い上り、長尾峠も仙石原から約6キロ上り、最後はやまゆりラインが待っている。

 エントリーリストを見ると80人以上が参加するようだったが、リザルトを見ると出走したのは55人。それでも呉も上越妙高も参加者は10人以下と少人数のブルベが続いていたので、久々の大盛況に心が弾む。由比ヶ浜にズラリと並んだバイクは壮観だったね。


スタート地点の由比ヶ浜。ドマーネでは初のブルベ参戦



スタート前。こんなに大勢の参加者を目にするのは久しぶり



ブリーフィング


 朝から気温が高く、暑さが体にまとわりつき、じっとしているだけで汗がどんどん出てくる。スタート前から気持ち悪くて、早くも帰ってシャワーを浴びたい気分だったが、走り出すと、国道134号は防砂林のおかげで西へ向かう車線は日陰が続き、風も心地良い(止まると地獄だけど)。これは助かった。

 これだけの参加者だとトレインもどうしても長くなる。一気に抜いていく猛者もいたが、自分の足では抜いたところで湯河原まではたいして変わらないし、申し訳ないけど風よけにもなるので素直にトレイン後方について走り続ける。65歳なんだから楽してもいいでしょ(^_^;

 ところが25キロ付近からコンビニに吸収される参加者が次々と現れ始め、30キロ地点の国府津を過ぎるあたりでは前に誰もいなくなった。初ブルベという参加者も多くいたようなので早めの補給と休憩だったのかな。暑さもあったしね。上りが遅い自分としては湯河原までの57キロは平たん貯金区間。こんなに早く一人旅になるとは思わなかったが、黙々と走り続けた。その甲斐あってか、PC1の「セブン湯河原宮上店」には午前9時38分に到着。ここまでのグロス平均速度は21.5キロで、貯金は1時間以上と余裕を持ってヒルクライムに臨めることとなった。

 飲料を補給し、塩羊かんを頬張りながらリスタート。ここから大観山への約17キロの長い長い上りが始まる。

 千歳川沿いに上り続け、不動滝を過ぎると奥湯河原温泉。老舗旅館の雰囲気たっぷりの青巒荘(せいらんそう)の先の分岐を右へ行き、椿ラインに入る。ここからクネクネ道となり、本格的な上りが口を開けて待っている。


午前10時3分 奥湯河原温泉手前。この先から本格的な上りが始まる


 序盤は勾配5%前後が続く緩やかな上り。樹木に囲まれた日陰道を淡々と上っていくが、ピークまでは13.5キロ。長いねぇ。

 周囲が開けてくるのは6.5キロほど上った「しとどの窟(いわや)」付近だろうか。源頼朝が1180年に石橋山の戦いに敗れて平氏から身を隠したと言われる洞窟で、夏でも涼しいらしいが寄っているヒマはないのでそのまま上り続ける。何回か椿ラインを上っているが、しとどの窟は中間点なのに、ここを過ぎるとなぜだかあと少しと思ってしまう。そしてこの先に現れる「大観山あと6キロ」の標識にいつも心を砕かれる。こんなに上ったのにまだあと6キロもあるんかい(T_T) そしてこのあたりから日陰はなくなり、勾配もきつくなってくる。ただ、とんでもない勾配ではないので、何とかペダルを回し続けることはできる。

 やがて見えてくるレーダードーム。もうちょとだ。でもこのもうちょっとが遅々として進まない。残り数百メートルが長い。ふぅ〜。上り切った瞬間の達成感はひとしおだねぇ。

 展望台はフォトチェックではないが、ここに来たからには記念写真はお約束。富士山が見えなかったのは残念。


午前11時32分 大観山展望台


 グロス平均時速は17キロ台まで落ち込んでいたが、想定の範囲内。先を急ごうと展望台を出ると、ちょうど上り切った参加者と出会った。こちらが出てきたのを見て「コントロール違いますよね」と大阪弁で聞かれる。そうではないけど、ビュースポットなので行った方がいいですよ、下る途中にも景色がいいところがありますよと地元民としてアドバイスして別れたが、どうしただろうか。

 箱根関所付近から歩道に観光客の姿が見え始め、たまに車道へはみ出してくる。車も多く気が抜けない。

 芦ノ湖前の元箱根交差点を右に曲がると、仙石原へ向かっての15キロのアップダウンコースとなる。平たんは全くなく、上るか下るか。こういう道は好きではない。ただ、国道1号を大芝交差点から芦ノ湖沿いの道へ入ると車の通行量は減り、大型バスも頻繁には走らないので、その点では、まあ、許せるかな。アップダウン終盤は桃源台へ豪快に下り、芦ノ湖をかすめて仙石原へと上って行く。そして最後はすすき草原の中を気持ちよくダウンヒル。こういう道は好きだ(^o^)

 仙石原からの上りの前で水分など補給。ダブルボトルで臨んだためか、PC以外でのコンビニストップは結果的にここだけだった。

 長尾峠は仙石原交差点から5.6キロ。国道138号の分岐からは3.3キロ。平均勾配は4.4%だが、緩いところはなく5%前後の坂が延々と続く。足を休める区間がないので、厳しい勾配はないのだが結構辛い。九十九折りの峠道のように強弱があればなんとなく気が紛れるものだが、それがないので精神的にもキツいかな。車が通らず、最後に絶景が待っているので魅力があるのだが、この道もあんまり好きじゃないかな(^_^; この日は日陰も少なかったし。

 終盤に数カ所、展望が開けるところがあり、大涌谷と芦ノ湖、そしてゴルフ場(笑)の絶景が望めたが、ピークでも見えるのでストップせず上り切った。ところが標高921メートルのピークは雑草が生い茂り、絶景は拝めず。しまった、止まれば良かったよ(T_T)

 長尾峠到着は午後1時15分。グロス平均速度は17キロ台だった。ここを15キロ台、いや14キロ台で通過しても残り区間に長い上りはなく、13時間半の制限時間には間に合うと思っていたので、かなり気持ちに余裕ができた。距離はまだ101.8キロで半分ほどだが、このブルベは終わったも同然だ♪


午後1時15分 長尾峠。実際の峠はここから10分上るようだ



雑草の向こうに大涌谷と芦ノ湖の絶景があるのだが…



長尾峠隊道


 10キロの天国のダウンヒルを満喫し、通過チェックの「セブンイレブン御殿場小学校前店」には午後1時49分に到着。貯金は51分。う〜ん、もう30分あればどこかお店に入って食事するのだが、トラブルがあった時のことを考えるとちょっと心配。なのでコンビニ補給だけでいいかな。

 国道246号へ下る途中で足柄を通過。「あおば」だったらここから足柄峠を上らせ、南足柄から小田原の広域農道を行かせるんだろうねぇ、などと思う。「神奈川」は優しい。

 「終わったも同然」と思った今回のブルべだったが、それは大きな間違いだった。下界へ降りると一気に気温が上がり、日陰もない灼熱地獄、そして強烈な南風の向かい風地獄が待っていた。147.5キロのPC2「ミニストップ小田原曽我原店」には午後3時25分に到着。貯金は1時間27分で30分ほどしか増えていなかった。簡単には走らせてくれないよね。

 そして、最後に控えていた小田原から田島峠を越えて中井町へ続く広域農道の「やまゆりライン」。小田原や箱根ライドの際に何度も走っている勝手知ったる道だが、何度も繰り返すアップダウンは短いとはいえ大観山、長尾峠と上ってきた足にはさすがに堪えた。

 実は今回のこのコースだが、由比ヶ浜から174キロ付近の西沖田交差点まではキューシートやナビがなくても走れるお馴染みのコース。残り26キロの平塚〜寒川〜藤沢〜大船だけがほとんど走ったことのない道だった。その区間がまさかの渋滞地獄になるとは予想していなかった。路肩が狭く、日も暮れてきて危険な時間帯となったのでヒヤヒヤ。大観山や長尾峠の辛かった思いは遠い昔のことになり記憶から消えていたので、結果的にこの市街地コースが今回で一番厳しかった区間として強く印象に残った。もうちょっと何とかならないかと思うが、大船へ帰るためには仕方ないかな。まあ、湘南平の頂上ゴールよりはましか。

 渋滞をかわしながらゴールの大船・笠間台公園へは午後6時31分に到着。日は完全に落ちて真っ暗な中、スタッフの方が小さな拍手で迎えてくれた。ちょっと照れくさい(^_^; 走行距離200.4キロ(素晴らしいコース設計!)、グロス平均時速17.4キロ、獲得標高2437メートル、タイムは11時間31分だった。一緒にゴールを目指す仲間がいることも励みになり、自分としては頑張った方かな。もう少し時間を使ってのんびりしても良かったが、どうしても少しでも早くゴールしたいと思ってしまうんだよね。というか、何とか明るいうちに帰りたい(^_^;


午後6時31分 ゴールの大船・笠間台公園



デザインの変わった話題のメダルをやっとゲット


 これで48歳の2007年にブルベを始めて以来、65歳の今年2024年まで17年連続でブルベを最低でも1度は完走したことになった(^o^) もちろん200キロだけど、毎年、元気というわけじゃないからね。体も心も。1年でも長く、細くでもいいから続けていきたいな。

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※原田ひ香(1970年神奈川県生まれ。05年「リトルプリンセス2号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。07年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞。ほかに「三人屋」「ランチ酒」シリーズ、「東京ロンダリング」「母親ウエスタン」「一橋桐子(76)の犯罪日記」「三千円の使い方」「DRY」「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」など)



●勘違いした読者を引き込んだか

 いまは亡き天才建築家が設計した、通称「おっぱいマンション」に重大な問題が発覚。建て替えるべきか残すべきか、勃発した改修騒ぎは、住民たちの人生を、秘密を、理想を呑み込んで…。『小説新潮』掲載を大幅に加筆・修正。

 「おっぱいマンション」というタイトルに惹かれ(^_^;、思わず手に取った。もちろん、安易に連想するようなコトが起きたりはしないが、いろんな事が凝縮していてそれなり面白くほぼ一気読み。

 1960年代から70年代の高度経済成長時代に流行ったメタボリズム。メタボというと生活習慣病しか思いつかなかったが、さいころを積み重ねたようなデザインの建築をそう呼ぶそうだ。まるで細胞のようにメタボ(新陳代謝)を繰り返して有機的に成長するという意味。そういえば、昔、そんなマンションや建造物を見かけることがあったなぁ。「変だなぁ」としか思わなかったけど。

 代表的なものは黒川紀章さん設計の中銀カプセルタワー。銀座の繁華街に立つコンテナユニット型マンションで72年に竣工したが、2022年に解体された。この作品はこれをモデルにしているようだが、タイトルを「メタボマンション」としなかったことで、勘違いした読者を引き込むことに成功した…かな。

 老朽化したマンションの建て替え問題はこれから増えてくるんだろうね。人ごとじゃないし。タワマンとか将来はどうなるんだろう。

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 「林道王の入線」。どう読むんだろう? 「りんどうおう……の……にゅうせん」? ん? りんどうおう? 林道の王様か?

 久々に秋山(山梨・上野原市)へ行き、旧鎌倉裏街道(という道標のある県道35号、「道志みち」に対して「秋山みち」と自分では呼んでいる雛鶴峠へ続く道)を外れて山道へと入る。しばらく急勾配を上って行くと、この案内版に出会った。


林道王の入線


 初見だとどう考えても「りんどうおう」と読んじゃうよねぇ。で、「の」に続いているのが「入線」。え? にゅうせん? なんじゃそれ。ちょっと何言ってるか分からないんだけど。

 これが「りんどう おうのいり せん」であることに気がついたのは、林道を往復し終え、ランチに立ち寄った「ビストロラント」でのこと。料理を待つ間に何気なく外を見ていたら、「王の入」という道標に気がついた。なんだ、地名だったのか(当たり前!)。しかし、王は誰のことを指しているんだろう。雛鶴姫伝説に関係あるとすれば護良親王だが…。

 そういえば人家が消え、林道となった山の中に突然、「季節料理 王の入園」という食事処が現れてびっくりしたことを思い出した。「王の入」はすでに視界の中にあったのだ。気がつけよ(^_^;


久々に秋山へ



旧鎌倉裏街道を行く



県道を外れ山道に入る



「季節料理 王の入園」


 「季節料理 王の入園」では「うなぎ」ののぼりに心が動かされたが、値段が不明だったので悩みながらもスルーした。後で調べるとヤマメなどの川魚・山菜などに加え、リーズナブルなカツ丼などもあるようだ。

 林道王の入線は「季節料理 王の入園」のすぐ先から始まっていた。ここまでもそうだったが、樹木に囲まれた林道なのでほぼ日陰で涼しい。ただ勾配はわりときつい。

 しばらく走ると、彼方の山の中に林道ではなく、仮設の橋のようなものが見えてきた。見るからに急勾配で、それが長い長いつづら折りとなっている。トンネルめいたものも横切っている。山の中の道なんて数多くあるわけもなく、もしかしてあそこへ行くんかいと、ややビビる。だが、近づいてみるとどうも工事現場だったようで、仮設道路は進入禁止となっていた。

 そのまま進むと、正面に高架橋が見えてきた。ガーミンの地図をみると新幹線の路線のグリーン表示。新幹線? こんなところに? あぁ、そうだ、リニアだ。雛鶴にリニアの実験線があるじゃないか。そこから伸びているんだ。とすると、あの仮設道路はリニア実験線の工事現場へつながっていたのか。へぇ〜。


木陰の林道を進む



彼方の山の中に仮設道路発見



トンネルらしきものも



仮設道路は進入禁止



いい雰囲気の林道



リニア新幹線の実験線


 リニア新幹線のすこし先が分岐しており、そのまま上る方向へと進む。地図上では道がやがてなくなるのだが、ま、行けるところまで行ってみよう。

 しかし1キロもいかない所で 残念ながら通行止めとなった。ただ「林道開設のため」の工事のようで、「林道工事のため道志方面は通り抜けできません」とあることから、もしかして林道が開設される来年2月ごろからは道志まで行けるようになるのかな。となると、楽しい林道になりそうだ。来春にまた来よっと♪


通行止め


 帰りは途中で分岐していた道を下ってみた。県道までは5.5キロほどで、道幅も広く気持ちの良いダウンヒルだった。下り切ったところにあったのが「林道富士東部(南)線」の道標。さらに県道をはさんで反対側に伸びる道にあったのが「林道富士東部(北)線」の道標。こちらは大地峠トンネルを経て甲州街道まで地図上では道がつながっている。今度行ってみるかな。


「林道富士東部(南)線」の道標



「林道富士東部(北)線」の道標


 ちょっと遅いランチはビストロラントで。名物のビーフシチューを食べようと思ったが、ランチセット700円に心をわしづかみにされた。揚げ鶏、コロッケにキーマカレーソース。これにコーヒーが付く。安すぎない? お水もピッチャーをど〜んとテーブルに置いてくれる。靴も脱ぐのでリラックス。しばしの〜んびりと涼ませてもらった。


ビストロラント



ランチセット700円


 帰りは舟久保の集落から綱子川沿いの林道を抜け、片山右京さんのチームUKYOベースを経由して道志みちという、ほぼ車は通らないが(たまに通ると止まってよける必要がある)、アップダウンを繰り返すルートを走る。


綱子川沿いの林道。この付近は修復工事があったようだ



綱子トンネル


 この日の走行距離は130キロ、獲得標高は1949メートル。結構、上ったようだ。曇り空で、林道の木陰区間が多かったから暑さはそんなに苦でもなかったかな。でもトンネルは出たくなかったねぇ(^_^;

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※凪良ゆう(1973年滋賀県生まれ。京都市在住。2007年にBLジャンルの初著書を刊行しデビュー。ボーイズラブ(BL)作家として活躍し『美しい彼』シリーズ(2014年〜)は2021年にドラマ化され2023年4月には映画化。2017年には初の文芸小説『神さまのビオトープ』を刊行。2019年の『流浪の月』で本屋大賞を受賞し、2022年に実写映画化。2020年の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。直木賞候補、吉川英治文学新人賞候補にもなった『汝、星のごとく』で恩田陸以来2人目の2度目の本屋大賞受賞)



●最後は素直になっていくんだね

 1ヶ月後に小惑星が衝突し、地球は滅びる。SF映画のような設定だが、映画ではないのでそれを救ってくれるヒーローは現れず、アメリカも小惑星を爆破してくれず、死がすべての人に同じ瞬間に平等に訪れることになる。誰も逃れることはできない。学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そして…。「人生をうまく生きられなかった」4人が最期の時までをどう過ごすのか。

 現実的には小惑星が追突とすればもっと前から分かるだろう。しかし、それが1ヶ月前となると、残された時間でやることは限られてくる。自分だったどうするか。恐竜が絶滅したように、いやもっと壊滅的で人類の歴史も生きてきた痕跡も何もかも宇宙の塵と消えてしまうのだ。逃げ出すところもない。もう何をしても仕方ないと諦め、最後の瞬間まで普通に過ごすか。あるいは家族と過ごすか。そう思う中で、作品に出てくる4人の気合のある過ごし方に引き込まれた。「地球を爆発して人類を滅亡させて下さい」と祈り死にたいと思っていたのに、その通りになったら「もう少し生きてみたい」なんて…。最後は素直になっていくんだね。

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 境川の源流へ行ったなら、鶴見川の源流にも久々に行ってみるか、ということで妻のお墓参りの後に足を伸ばしてみた。5年ぶりかな。

 多摩東公園から尾根幹に入り、大妻女子大の手前で離脱。気持ち良く下った後、突き当たりを右に曲がり、緩やかに上って行く途中に「源流の泉」がある。境川の源流のような秘境感はまったくなく、周囲は普通の田園風景。消えかかった案内版には

「当地は、鶴見川の最源流部・町田市上小山田田中谷戸に位置し、一日約1,300トンの地下水を浮出する『鶴見川源流の泉』です。この安定した清流は、浅流の生きものたちの賑わいを支え、水田の用水としても大切に利用されつつ、中下流の街にむけて、多摩丘陵をかけおります」

とあり、ここから生麦の河口までは43.9キロだそうだ。源流付近には川沿いの道はないが、図師大橋の先から遊歩道が始まり、一般道と交互しながら河口まで行くことができる。


鶴見川源流の泉



案内版は消えかかっている



鶴見川源流の泉



この小さな流れから鶴見川は始まる


 ランチは源流の泉の近くにあり、お墓参りの後にたまに訪れる「山桜」で。せいろ大盛りが600円、ちくわとかき揚げの天ぷらを付けて合計850円はやす〜い(^o^)


山桜



せいろ大盛りとちくわとかき揚げの天ぷら



帰りは尾根緑道(戦車道)経由で


 満腹になった後は尾根緑道(戦車道)から境川で帰宅。走行距離は55.5キロ、獲得標高は456メートル(^_^;

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 境川の源流を久しぶりに訪れてみた。ブログを検索すると19年ぶりのようだ。

 確か大地青少年センターの先だったと記憶しているのだが、それへの道標はなく、出てきたのは「Nature Factory東京町田」への道標。新しくできたのかなと思ったりしたが、大地青少年センターが23年4月に「Nature Factory東京町田」として生まれ変わったそうな。野外活動を中心とした体験が行える施設というのは変わっておらず、管理棟を過ぎると野外炊事場、テントサイトなどがそのまま残っていた。


Nature Factory東京町田の管理棟



野外炊事場



奧がテントサイト。手前はじゃぶじゃぶ池


 そのテントサイト付近から道はダートとなる。グラベルロードで来て良かった。ロードじゃ厳しいかもね。

 途中で草戸峠への分岐点が出てきた。地図によると境川の源流はもう少し先だ。


草戸峠への分岐点



境川の源流はもう少し先


 記憶によると、確か道がなくなるあたりに源流橋があり、そこが源流のはずだった。緩やかに上っていく砂利道をガタゴト上り続けると、小さな橋が見えてきた。源流橋かな? でも何も書いてないし、道はその先も続いている。勾配も少し急になり自転車に乗れそうもないので徒歩で先を進む。ところが、突き当たったところにあったのは「境川源流入口」という道標。見上げた先にはつづら折りの道。ご丁寧に「急斜面気をつけて」という注意書きもある。あれぇ? 源流って上に変わったのか? いや、そんなことはない。きっと真の源流まで行けるようにしてくれたに違いない。


この先が源流か?



自転車を置き徒歩で進む(振り返って撮影)



境川源流入口



急斜面気をつけて


 とってもありがたいが、暑いし、山歩きのスタイルではないので今日はやめよう。もっと涼しくなってからまた来るとしようか(^_^;

 ちなみに19年前に来た時は以下のような説明書きがあったようだ。

 川の名については「新編武蔵」に「武相の境界となれる川なれば、直ちにその名とせり。」とあるところから古くから境川と呼ばれていたようである。流れは多摩丘陵と相模台地を区分する断層上にある全長約52キロの二級河川。

 東京都(町田市)と神奈川県の都県境を流れ、大和市、横浜市の境に沿い藤沢市の遊行寺を経て川名2丁目の新川名橋付近で柏尾川と合流し、さらに鵠沼付近で片瀬西浜(相模湾に注ぐ)。源流から河口まで歩くと約15時間20分、歩数9万365、橋の数122。名前の一番多いのは境橋で7つあり、大正、昭和、平成橋と並んでいるところもある。

 さてと。ここまで来たら行かなくちゃね。22%の雨降林道。

 いったん戻り、今度は城山湖野球場方面へと進む。野球場手前で分岐する道が雨降林道だ。城山湖へのコースは4つあるのだが、これはもちろん超級コース。序盤から急坂で、22%の標識がある先が当たり前ながら22%の激坂。その区間は10メートルほどと短いけど、壁であることには変わりない。それを過ぎるといったん緩くなり、といっても10%以上あるのだが、最後がまた15%前後の急坂となる。上り切ると穴川林道にぶつかり、そのまま上り続けると城山湖となる。


左手が雨降林道



雨降林道



22%



城山湖


 たった308メートルだが、65歳でも22%をまだ上れたよ(^o^) ブログを検索すると前回は4年前にトライしていた。たまに上って自分の実力を確認しなくちゃね。


こんなコース


 ちなみに城山湖ヒルクライムの4つのコースだが、超級(22%の雨降林道)のほかは上級(穴山林道)、中級(小松交差点から、10%超)、初級(都井沢交差点から)てな感じ。

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※スペンサー・ジョンソン 医学博士、心理学者。心臓のペースメーカー開発にも携わる。大学や研究機関の顧問を務め、シンクタンクに参加。著書に「1分間意思決定」など



●年相応に新しいチーズを探そう

 2匹のネズミと2人の小人が迷路の中でやっと見つけたチーズ。毎日ごちそうに舌鼓を打ち、生活は安泰だと思っていたが、ある朝、行ってみるとチーズがなくなっていた。まさに青天の霹靂。2匹のネズミと2人の小人がとった行動とは…。

 「チーズ」とは我々が人生で求めるもの、つまり仕事、家族、財産、健康、精神的な安定などの象徴。「迷路」とはチーズを求める場所、つまり会社、地域社会、家庭などの象徴で、時代や状況の急激な変化にいかに対応すべきかということが説かれている。世界のトップ企業が研修テキストに採用している寓話。

 今日と同じ明日が来るという保証は何もない。いや、もっとポジティブに今日と違う明日にしよう。定年退職した身だが、そう思って行動している。いや、しようと思っている。変化に備えたいし(主に体の衰えかな)、新しいことにも挑戦し、違う景色を見てみたい。でもこれがなかなか難しい。やはり変化のないほうが安心だもんねぇ。昔話も好きだし(^_^; ま、年相応の新しいチーズを見つけていくとしましょうかね。もっと若い時に読めば良かったなぁ。

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 九州、四国を通過し、各地に大雨をもたらし、東海道新幹線を3日間に渡って止めた台風10号だが、9月1日に勢力を落として熱帯低気圧に。その翌2日はようやく晴れ間が広がった。

 しかしねぇ、のろのろと進む様を「鈍足台風」というのはいいが、「自転車並み速度」という表現はどうかねぇ。「自転車=鈍足」のようなイメージが想像されて自転車乗りとしては非常に不愉快。時速9キロならジョギング並みだろうとつっこんだら、翌日はその通りに訂正された(爆) 自転車並みなら時速15キロだよねぇ。


8月28日付朝日新聞1面


 ちょっとムシムシして日差しも厳しいが、とりあえず晴れてくれたので軽く宮ヶ瀬方面へ。飯山、七沢のアップダウンを経由し、県道64号から土山峠を上る。大吊り橋から望む宮ヶ瀬湖水の郷の親水池は茶色く濁り、大雨の爪痕を残していた。


土山峠



宮ヶ瀬湖。奧はやまびこ大橋



大吊り橋から望む水の郷親水池。茶色く濁っている



22年11月撮影の水の郷親水池


 ちょうどお昼どきとなったので、大吊り橋の先の「でとまん食堂」でランチ。オムライスを注文したが、前菜、サラダ、スープ、ドリンク付きで990円はいいんでないかい♪ サービスで食後に出してくれたシソジュースは絶品だったよ。平日でお客さんがいなかったせいか「ボトルの水は大丈夫?」と嬉しい言葉も。お店で出してくれたレモン水は苦手と言うと、「ちょっとしかないけど」と真水を分けてくれた。また行こっと(^o^)


でとまん食堂



でとまん食堂のオムライス



サービスのシソジュース


 ヤビツ峠はもともと工事で9月下旬まで通行止めだが、今回の大雨で三差路を曲がったところから通行止め。でも、宮ヶ瀬湖北の鳥居原園地から先の林道まで通行止めになるとはねぇ。ここのゲートが閉まっているのを初めて見たよ。

 帰路は三増峠を越え、卵菓屋で仕上げの黄色いソフト(S)。卵ざんまいな1日でした(^o^)


ヤビツ峠は通行止め



鳥居原園地からの林道も通行止め



卵菓屋の黄色いソフト


 この日の走行距離は76.6キロ、獲得標高は775メートル。

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