久々にサイクリストの聖地と言われる埼玉・飯能の名栗方面へ。
コースをどうするか悩んでいたら、おあつらえ向きのものがあった。昨年11月にAJ西東京が開催した「走行会SKK1118西東京奥武蔵」で、初級者向けに獲得高度は抑え気味に設定されており、山伏峠も当然、行かない(^o^) 距離は町田発着で125キロほど。いいんじゃない。これにしよう。
ただ、町田街道はあまり走りたくないので、相模川沿いを北上して城山の先の大戸交差点からコースに合流した。高尾から先は高尾街道をひたすら進み、睦橋通りから日の出へ。ここまではほぼ平坦。そして最初の上りの梅ヶ谷峠を越えて青梅へと向かう。下った後は吉野街道を少し走り、軍畑大橋で多摩川を渡ると榎峠へのきつい上りが始まる。距離2キロ弱で平均勾配8%超。最大は18%。ただ、この付近から車がいなくなり、ようやく快適なライドが始まる。ちなみに軍畑は「いくさばた」と読み、三田氏と北条氏が戦った「辛垣の合戦」が由来とされているそうだ。
軍畑大橋
名栗へは豪快な下りの途中を曲がるのだが、すっかり忘れていて行き過ぎちゃったよ(^_^;
松ノ木トンネルを抜けた後は小沢峠(トンネル)へ。見上げた瞬間に「はぁ〜」とタメ息が出る、まっすぐ250メートルほど伸びる平均勾配15%超の激坂だ。でもこれを上れば終わったようなもの。頑張って上り、トンネルを抜けて名栗へ入り再びの豪快な下りにひと息ついたが、この後にあった名栗湖への上りをすっかり忘れていた。ここも結構きつかった。700メートルで平均勾配は10%超。
小沢峠
有間ダムから望む名栗湖
左手が有間ダム
ダムの先に「レイクサイド名栗湖」というレストランがあり、入口には限定10食の「有間ダムカレー」がデカデカと貼り出されていた。こりゃ、ダムカレーファンとしては食べないと! でもよく見たら土日祝のみ。この日は平日で、残念無念。
有間ダムカレー
サイクリストの聖地だけあって、ここ名栗では飲食店の前どころか公衆トイレの前にもバイクラックが設置されている。ありがたいね。ランチを食べた「turnip(ターニップ)」にももちろん設置されていたが、お店はなんと激坂の上。看板の前からぐいっと上って行く。初めて来たので、看板は見つけたがお店はどこだろうと少し悩んだよ(^_^;
注文したのは名物の「焼きカレー」(800円)。アツアツでボリュームたっぷりで、満足満足(^o^)
turnip(ターニップ)。お店は激坂の上
turnip(ターニップ)店内。テラス席もある
焼きカレー
名栗地区。2005年1月1日に飯能市に編入合併され、「村」が消えた
さて、帰路はほぼ平坦コースの親切設計(^o^) まずは入間川に沿って飯能へゆるやかに下り続ける。足がクルクル回って、とっても気持ちがいい。美杉台でひと山越えると、何だか見覚えのある道に出た。やがてブルベでお馴染みの阿須交差点。そしてJR八高線沿いを走り、南峰交差点から入間の茶畑へ。この辺りはブルベで何度も走った道だ。気持ちのいい茶どころ通りを走り抜けた後は、一転、工場地帯へ。ここは初めての土地で、このあたりからどこを走っているか分からなくなってきた。
今回はキューシートも作らず、事前のコース予習も名栗へ行き、帰りは狭山湖を通るということしか確認せず、地図でコースを追うこともしていない。頼りはGPSデータのみ。何となく不安だが、逆にどこを通るんだろうというワクワク感や驚きがある。「そっち行くか(ゴールから遠くなるよ(T_T))」とか。もちろんブルベ走行会のコースなので、無茶な走り方はさせないだろうという安心感も。自分で引くと、たまにとんでもない道を走らされたりするからね(^_^;
で、気がつくと狭山湖入口交差点。昨年11月のミステリーブルベで通過したところだ。また来たよ(^o^) ミステリーブルベの時は狭山湖は素通りだったが、今回は湖畔を通るコース設定だったので、のんびりと湖を見ながら走る。
狭山湖
この後は多摩湖を越え、東大和、国立とあまり土地カンのない所を通り多摩川へ。関戸橋に出たところでようやく見覚えのある道となり、帰ったぞと実感した。
ゴールの根岸からさわ公園
SKK1118西東京奥武蔵v0.99
【変更箇所】尾根緑道、新幹線なし、関戸橋を渡るルート - 124.7 km, +1751 m. Bike ride in 町田市, 東京都
ゴールの根岸からさわ公園からは境川サイクリングロードを走って帰還。コース自体は125キロほどだが、自宅往復などを含めた走行距離は150.6キロ。獲得標高は1476メートルだったが、上りは名栗までの前半に集中していた。それにしても名栗はやっぱりいいなぁ。また行こうっと(^o^) あ〜、ちなみにグロス平均時速は15.4キロでなんとかセーフ(^o^)
▼ランキング参加中です