グラベル修行で白銀林道へ。「はくぎん」ではなく「しろがね」と読むらしい。
渋田川の桜を楽しみ、小田原に突如できていた「報徳広場」に驚き、鈴廣近くの早川沿いの桜に癒された後、三枚橋に到着。箱根旧街道へ入り、白銀荘の前を左折するととんでもない壁が目の前に現れた。だが僕にはフロント30×リア34という力強い味方がついている。どんな坂も怖くないぞ(^o^)
渋田川の桜
報徳広場
早川沿いの桜
白銀荘。ここを左へ
1キロほどの激坂を時速4〜5キロで上ると小田原湯本カントリークラブ。その前の分岐を右折すると湯河原まで続く26・731キロの白銀林道の始まりだ。
白銀林道起点
序盤はきついが徐々にこう配が緩くなり、普通に回せるようになってくる(といっっても遅いけどね)。2キロほどでピークとなったようで道は下り始め、ターンパイクと交差する橋を通過してもどんどん下って行くが、5キロ過ぎからは再び上り。やがて待望のダート区間となる。
ターンパイクと立体交差する地点
だが、小石が転がる砂利道は走りづらい。必死でコース取りをするが、慣れないため腰が引け気味。タイヤはブロック付きの40Cなのでグリップ力が強く滑ることはないのだが、やっぱり怖くて押し歩きが入ってしまう。まだ初心者なもんですからね。舗装路が見えたときはほっとした。
ほかの林道との交差する地点
4キロ地点
押し歩きした地点
その後もダートは何度が出てきたが、こちらは石も少なく、踏み固められた感じだったので問題なく乗れ、アドベンチャー気分を満喫した。
下り切ると見覚えのある場所。小田原城カントリー倶楽部へ向かう道の途中で、「天空のゴルフコース」まであと4キロの地点だった。なるほど。ここへ出るのか。
林道はここでいったん途切れる
白銀林道はここでいったん途切れ、この道を少し下った先の分岐を右へ行くことになるのだが、この日はここまで。湯河原方面へは次回のお楽しみにしよう。
その後は急坂を下り、お初の石橋山古戦場へ軽くヒルクライム。小田原港付近でランチにしようと思ったが、お目当てのお店は午後1時半ごろだというのに満員。結局、立ち寄りやすい柏木牧場でメンチカツサンドで腹を満たした。この日の走行距離は125・7キロ。獲得標高は1066メートル。グラベルロードは先にどんな道があろうと進んでいけるので面白い。
おかめ桜まつり
石橋山古戦場
柏木牧場のメンチカツ
さて、その4日後。
グラベルの先輩の教えのもと、5人のグラベラーとともに林道修行。白銀林道へ再び向かった(^o^)
舗装路からグラベルに入る直前のターンパイクと立体交差する地点で一行はストップ。「プシュー」とタイヤの空気圧を抜く音が聞こえてきた。基本だそうです。一応ロードよりは低い6気圧ぐらいにしておいたのだが、それだと高過ぎ。「プシュー」と抜いて手触りで「こんなもんかな」と先輩諸氏がOKサイン。後は「ギアはいつもより重く」とアドバイスをくれた。その先のグラベルを走ってみると、グリップ力が増したのか、前回、押し歩きした区間も何とか走れるようになった。先輩の助言に感謝。帰宅後、空気圧を測ると3気圧強だった。
ゴルフ場から先の未知の区間はダートが多かった。真鶴半島が見渡せる絶景のさつきの郷が26キロの林道の中間地点。ここまででもう十分な気もするが…(^_^;
さつきの郷からの絶景。眼下には真鶴半島
グラベルロードが作るミステリーサークル
22キロ地点手前に待っていた、大きな石が転がりラインが取れないとされていた一番の難所は何とかクリアしたが、その先に予想外のガレ場が出現。ここはどう考えても乗れないので押し歩きした。しかし、グラベルがこんなに楽しいとは。ロードとは全く別の面白さがある。はまりそう…(^o^)
終盤はずっと緩やかな上りのダート。「しとどの窟」まで3800メートルと標識があったが、その長かったこと。その分楽しめたが、最後尾でかなり遅れていたので心配した仲間が様子を見に来てくれた。申し訳ない。上りも下りも遅くてごめんね。
しとどの窟はこの右を400メートル下る
このトンネルの先は椿ライン
往復するという(とんでもない)計画もあったが、この日は(無事に)ここで終了。トンネルを抜け、椿ラインの綺麗な舗装路に出た瞬間、一斉に歓声が上がったのは言うまでもない。
遅いランチを真鶴で食べた後はR134で帰宅したが、トレインの速いことったらありゃしない。空気圧落としてるのにロード並み。ちぎれないように着いていくのがやっとで、グラベル走るよりしんどかったよ(T_T)
いつもはスルーの「うに清」でランチ。魚の塩焼き単品+ご飯+味噌汁=1485円
この日の走行距離は163.4キロ。獲得標高は1545メートル。翌日は筋肉痛と雪まじりの雨のため、ひきこもり(^_^;
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