お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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2人の娘のお父さんです。孫も3人いるじーさんです。趣味はスポーツ観戦やサイクリング、読書など。ブルベは07年から走ってますが遅いです。仕事はリタイアし、「晴走雨読」の気ままな毎日です(^o^)
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花見ウオーキング
Weblog
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2008年03月30日
海軍道路の桜並木
怪しい天気だったが、カミさんと桜満開の海軍道路へウオーキングに行った。
桜まつりをやっていると思っていたのだが、土曜だけだった(T_T) そのせいか、車は渋滞していたが歩道を歩く人は少ない。曇り空なので桜も映えないッスね。
途中からは雨も降り出したが、海軍道路を端から端まで歩き、瀬谷から電車に乗った。自転車に乗れれば、もっとあちこちの桜と出会えるのだが、仕方ないッス。
自転車通勤ができないので、通勤の際は自宅最寄り駅の2つ先の駅まで歩き、会社の2つ手前の駅で降りてなるべく歩くようにしている。でもねぇ、何だが腹が出てきたような・・・
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幻のカシマ自走往復
Weblog
/
2008年03月30日
※自宅から東京までは通勤ルートとなるので省略しました
※アルプスラボルート ◆
往路
◆
復路
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
カシマスタジアムは一昨年に
初めて行った。
つくばまでつくばエクスプレスで輪行し、霞ヶ浦の北を回って鹿島神宮へ行き、横浜ー鹿島を観戦してその夜は鹿島神宮に一泊。翌日の帰りは房総を走って金谷からフェリーに乗って完全自走で帰還した。
実は、30日のアウェーでの鹿島戦で、密かに往復完全自走を計画していた。午前3時過ぎに出発し、成田街道を成田経由でカシマスタジアムを目指す。鹿島戦が「国際試合」と言われる所以である。成田を経由しないとカシマへは行けないのだ(^^:
午後4時キックオフの試合を観戦後は一泊し、復路は利根川を取手まで走って帰る。往路、復路とも自宅からだと約160kmなので、距離的には問題ないし、ルートもほぼ平坦だ。
浦和を倒して開幕2連勝したマリノス。この鹿島戦が勝負と思っていたので楽しみにしていた。自作のキューシートも用意していた。
だが・・・。のんびりサイクリングの浜名湖一周は走れても、このライドはさすがに無理だ。せめて電車で観戦だけでも行くかと考えたが、モチベーションが上がらない。アウェーは自転車で行ってこそ意義があるのだ。私にとっては(^^:。
無念じゃのう・・・。来年は行くぞぉ! でも予報は雨ッスね。どっちにしろ行けなかったかも。あはは・・・
さて、残る自転車で自走できるアウェーのうち、清水戦は8月16か17日。お盆なのでちょっと厳しいし、9月20日の磐田戦は前後の週に魅力的なものがあるので微妙だ。味スタや等々力なんて距離的にはアウェーじゃないし、埼スタ、フクアリはルートがイマイチだし・・・。
夏にでも甲府に行くかなぁ・・・。関係ないけど、来年のための応援にねぇ。
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鎖骨バンド付けて浜名湖一周<その3>
レース・イベント
/
2008年03月29日
※
<その2>
より続きます
右肩はブラケットから手を離さなければ痛みはない。ただ、離すとと少し痛いし、水平より上には上がらないので手信号は左手でやった。反時計回りに浜名湖を回っているので「右折」サインはほとんど必要なく、ストップとスローダウンだけ手信号を出せば良かった。
でも、右左折のサインを出しているのは何人か見かけたが、ストップのサインを出している自転車乗りは皆無だった。車止めの多い狭い自転車道だと、ストップやスローダウンのサインは不可欠だと思うのだが・・・。
三ヶ日からは一般道を走るのだが、歩道があれば歩道を走った。右手で手信号して膨らむことができないし、誘導しているスタッフも歩道に入ることを推奨していた。無理をしないサイクリングですから、素直に従いましょう。それに人通りも少ないので走ることに支障もない。もちろん、骨折してなかったらきっと車道を走ったでしょう(^^:
ただ、歩道の段差は肩に響いた。段差を上がるときもハンドルを持ち上げることができないので、「ガツン!」と衝撃がこないように恐る恐る段差をこなした。
こじんまりした天竜浜名湖鉄道の尾奈駅横の踏切で、1両編成の電車が行き過ぎるのを待ってR301に別れを告げ、山の中へと入っていく。約4キロで標高100メートルほどの登坂区間の始まりだ。
最大勾配で5%あるかないかぐらいだったかな。振り返れば浜名湖が見えて気持ちのいい区間だった。いや、実を言うとここが一番楽しかった。車は来ないし、路面はガタガタしていないし、なんだかホッとしたよ。
カミさんのペースで上っていたのだが、ピーク手前でアタックをかけ10人ぐらいをゴボー抜き(^^: この日初めて汗をかいた。でもダンシングは怖くてできなかったなぁ。
12:01 登坂区間のピーク手前
ピークではそれぞれの仲間を待っているのか、たくさんの人が休んでいた。私たちはそのままダウンヒル。
実は落車で下りがトラウマになっているかと心配していた。でもそんなこともなく快適にR301まで下りることができた。といっても傾斜が緩いのでそんなにスピードも出せないし、ガシガシ踏むこともしなかった。また転倒したら、今度は手術が待ってますからね。
下り切ったところの交差点は「多米(ため)峠入口」とあった。あれ、峠だったの? と思ったが、帰宅後に地図を調べると、峠は別にあった。
12:28 第4CP 松見ケ浦広場(サイコンでは54km)
12:29 松見ケ浦広場 自転車は寝かせるしかないッス( ̄◇ ̄;) どこも人多すぎ!
第4CPの松見ケ浦広場では、牛乳とウズラのタマゴ2個をいただいた。走っているときに牛乳は飲んだことがないのだが、美味しかったなぁ。骨にもいいし最高(^o^)/
登坂の距離がもっと長いとばらけるのだろうが、あの程度じゃダメっすね。ここも人だらけ。今回のイベントで落ち着いて座ることができたのは三ヶ日でお弁当を食べたときだけで、残りのチェックポイントでは人の多さに嫌気が差して、補給は立ったまま食べてほとんど休憩もしないで走り出していた。
第4CPからは市街地を走る。浜名湖沿いに出ることもあるのだが、ここから先は味気ない、というか普通の道だった。向かい風も吹き始め、ゴールへ帰るという義務感で走るしかない区間だった。
しかし、この区間で参加者が誰もいないトイレを発見(^o^)/ コンビニではなくマックスバリュー。穴場ですぞ。
13:23 第5CP 新居関所(66.8km)
最後のチェックポイント「新居関所」に到着。ここではカロリーメイトのゼリーをいただく。
これだけチェックポイントが近くて補給もあるとなると、途中で余計に買う必要はまったくない。おまけのんびり走っているものだから汗もほとんどかかないので、水分補給もそれほど必要ない。実際、私たち2人ともボトルの水は余った。
13:31 新居関所
チェックポイントのすぐ脇に新居関所があった。全国で唯一現存する関所建物だそうだ。
ここからはR1を走る。といっても相変わらず歩道ッス(^^:。
西浜名橋を渡り、弁天島の手前を曲がってしばらくすると、何だか臭うのだが、一体何なんだったんだろう?
明月橋、中之島橋と渡り、長い長い浜名湖大橋を渡る。強い横風がないのが幸いだった。
浜名湖大橋を渡りきったところから自転車道に入る。湖畔を見ると潮干狩り(?)をしている家族連れが見えた。このあたりは海にも近いし、塩水なんだろうか?
ゴールの浜名湖ガーデンパークへは、南ゲートをそのまま直進し、スタート直後に走ったところまで行ってUターンして戻ることになる。最後の最後にまたダートだ( ̄◇ ̄;) ロード乗りはほとんど押していたが、私たちはかまわずゆっくりとだが走った。
それにしても、結構路面の荒れたところやパンクしそうな所を走ったのだが、幸か不幸か大魔王は私たちに襲いかかってこなかった。パンクしても私はたぶんタイヤが外せないだろうから、カミさんに教えながらの修理になる。パンク修理をやったことのないカミさんにとってはちょうどいい機会だったので、1回ぐらいはパンクしてもいいよと思っていたが、こういうときに限ってパンクしないもんですな(^^:
14:12 浜名湖ガーデンパークに戻ってきた
グロスで6時間ほどかけてスタート地点の浜名湖ガーデンパークに帰還した。右肩も無事だ。痛みもない。良かった良かった(^o^)/
完走しました(^o^)/
サイコンではやっぱり80kmには足りなかった。
◆トータル
距離 76.78km
平均時速 16.6km/h
走行時間 4時間36分49秒
最高速度 45.7km/h
グロス平均時速 13.0km/h
※08年の通算 3167.78km
ロード 1303.54km
BD-1 1771.77km
MTB 0092.47km
ゴールしてからも何かサービスあったようなのだが、実はホテルに上着を忘れてきていたので(ジャージにレーパンを着ちゃうとつい・・・)、また舘山寺温泉まで戻らなくてはならなかった。それに帰りの渋滞も心配だったので、完走スタンプを押すと、そそくさと帰りの準備に入った。
初めて走った浜名湖だったが、天気もよく風もなく、前半は常に浜名湖を見ながらのライドとなるので楽しかったッス(^^: ただ、後半市街地に入ってからは、車道を走れないという私の事情もあったからか、ちょっと面白みに欠けたかな。でも、カミさんにとってはいいペースだったようだ。
来年も参加? と聞かれたら、ちょっとクエスチョンマーク。人が多すぎるよ。そのため、20台以上が連なって走るケースもあって危なくて仕方ない。それに道中でもっとのんびりできるかと思っていたのだが、自転車道沿いにはまったりできるところも少なかった。スタンド付きの自転車じゃないと、思い切り楽しめないかなぁ。
昨夜、ホテルの人に聞いてもこのイベントをまったく知らない様子だった。イベントをしなくても人が集まる観光地だからかな? 1000人以上集まるイベントなのに、ちょっと不思議な感じがした。今年で6回目なんだし、回りがもっと盛り上げてもいいような気がする。あ、盛り上がると参加人数が増えるので逆効果か。
帰りの東名高速は御殿場から渋滞30km( ̄◇ ̄;) 御殿場で下りて「市役所北」からR246の生土まではブルベルートを走った。ガラガラでした(^o^)/
でも、R246に出た途端にまた大渋滞。自転車で帰った方が断然早かった。やっぱり浜名湖は遠いッス。
このイベントはBD-1でのんびり走るのであればいいが、ロードだと1回参加すれば十分かな。
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鎖骨バンド付けて浜名湖一周<その2>
レース・イベント
/
2008年03月28日
※
<その1>
より続きます
6:24 スタート会場の浜名湖ガーデンパーク
明けて日曜日。スタート会場の浜名湖ガーデンパークには午前6時20分ごろに着いた。参加人数がトータルで1600人と大人数のため、受付時間も分散されており、私たちは午前6時半から7時半までとなっていたのだ。到着時は車もまだ少なく、駐車場の奥の方に止めることになったのだが、帰るときは出口まで出るのにひと苦労だった。
6:27 午前6時半の受付開始を待つ
受付では胸に張る参加証とスタンプカード、さらに参加賞としてバンダナとスポーツドリンクが配られた。
開会式は7時半、スタートは8時の予定となっているのでまだしばらく時間はある。
ホテルのチェックアウトが午前6時前と早く、朝食が用意できないのでお握りを朝食代わりに貰っていた。これを車の中でパクついたのだが、このお握りはホテルが作ったのではなく、なんと「セブンイレブン」のロゴが入っていた(◎_◎;) なんでぇ、パルパルの前のセブンで買ってきただけかよ! だったら、おにぎりなんかいらないから、朝食代を宿泊代から引いて欲しかったッス。カミさんはこの事についてかなりご立腹だったよ。そりゃ、お握り2つとお茶のペットボトルだけじゃねぇ。せめて、唐揚げ棒ぐらいつけとけよ。
7:23 もうすぐ開会式
開会式は午前7時半から始まった。東は栃木から、西は岡山から参加された方がおり「遠くから来たで賞」なんてのを貰っていた。
挨拶に立った静岡自転車協会の方によると、毎年のように雨や風で悩まされてきたこの大会だが、6回目を迎えた今年が一番天気がいいそうだ。曇り空だが薄日も差してきている。そして風もない(^o^)/ 無風の静岡なんてそうめったにあるもんじゃない。これだけでも助かった。
ふじっぴー。このあと、スターターも務めた
7:57 スタート地点へ移動
スタートは1分間隔で16人ずつ。レースではないので、なごやかにスタート地点まで進む。
どうやってこの無秩序な集団を16人に分けるのだろうと思っていたが、スタート手前で8列になるように仕切りがされていた。
8:17 いよいよ私たちのスタート
ま、のんびり走りましょう。今日は転倒だけは絶対してはいけないッスからね(^^:
※今回は、右腕が上がらないので乗ったまま写真を撮ることが不可能でした。そのため、写真はすべて自転車から降りて撮っています。綺麗な風景はたくさんあったのですが、それらをお伝えすることができず申し訳ありませんm(_ _)m
8:37 浜名湖自転車道 何だか上っているように見えますが平坦です
ガーデンパークを出て、少しだけダートを走って浜名湖自転車道へ入る。多少途切れる区間もあるが、自転車道は三ヶ日まで約40km続いている。
8:37 霞んでいる対岸まで走るのだ
8:51 舘山寺手前
8:51 大きい木の所を右折して舘山寺の第1CP(チェックポイント)へ
時速は17~19km/hぐらいののんびりペースで走ったが、いくらのんびりサイクリングのイベントとはいえこのスピードだと抜かれまくりッスね(^^:
ただ、抜かれながらだと、参加者の自転車をじっくり見ることができる。左は浜名湖、右は自転車の品評会。BD-1なんていろんな種類が走っていて、どこを見てもいい目の保養になった。
見た感じだと、半分ぐらいはフラットバーだったかな。ランドナーも何人か見かけた。
自転車道は車止めがあるのだが、自転車を降りなければ通れないようなものはこのイベントのために事前に外されていた。それでも数十個所の車止めはまだ残っている。気が付いただけで私の前で1人、カミさんの後ろで1人が豪快に激突していたが、どちらも間隔を詰めすぎて車止めに気が付かなかったのが原因だった。ゆっくり走るイベントなんだから、そんなに焦っても仕方ないのにねぇ。
8:57 第1CP 舘山寺自転車ターミナル(8.5km)
約8.5km地点の舘山寺自転車ターミナルに到着したが、人数多すぎッス。自転車を止めるところを探すにもひと苦労だ( ̄◇ ̄;) トイレも大渋滞。この状況は最後のチェックポイントまで続いた。スタンドのない自転車のために、せめてポールぐらいは用意して欲しかったなぁ。
舘山寺自転車ターミナルではカップに入ったお茶がサービスされていた。まあ、まだ最初なのでこんなものでしょう(^^: このイベントでは、チェックポイントでのプラスアルファが楽しみのひとつでもある。
舘山寺をスタートしてしばらくすると、激坂が待っていた(>_<) 5%以上はあったかな。距離はほんの少しだが、結果的に傾斜としてはここが一番きつかったようだ。歩いている人もいたが、カミさんは頑張って上りきった。こんなところでヘタレていては栄村は走れないからねぇ。
人道橋の澪つくし橋を渡ると、第2CPの「交通教育センター レインボー浜名湖」に到着した。
9:37 第2CP交通教育センター レインボー浜名湖(18.8km)
ここのサービスは「みそ饅頭」でした(^o^)/
第2CPから先は少し一般道を走る。東名高速の浜名湖サービスエリア脇を通り、湖岸沿いを走っていると公衆トイレがあったのでストップ。ようやく軽量化ができた。
しばらく走ると、誘導の人が左折しろと言っている。地図があっても曲がれないような細い道だ。曲がると距離はほんの少しだが急な下りがあり、その先を直角に右折すると自転車道に出た。勢いよく下ると、ガードレールがないので浜名湖へ飛び込むことになりそう。
ルートはなんだかややこしそうで迷わないか心配していたが、要所要所に案内板が掲示されており、迷いやすいところや危険なところは誘導員がいたので安心して走ることができた。マップを見たのは、トイレに行きたくなってコンビニを探すときだけだった。もっとも、ルート上のコンビニはどこも大渋滞だったので結局は入らなかったのだが・・・。
浜名湖と猪鼻湖を分かつ半島の区間が、コース全体で一番気持ちのいいところだった。ガードレールもなく湖のすぐそばを走ったり、菜の花の間を走ったりとサイクリング気分を満喫できた。
10:31 礫(つぶて)島
浜名湖にある唯一の島が礫島。巨人ダイダラボッチが、にぎりめしの中の石を捨ててできたという伝説のある島だ。
10:31 礫島が見える場所の自転車道。ここを走り、下の写真の方向へと進む
10:31 気持ちのいい区間だった
自転車道が終わって右へ曲がり、天竜浜名湖鉄道の踏切を渡ると、第3CPの三ヶ日地域自治センターが見えてきた。
11:07 第3CP 三ヶ日地域自治センター(40km)
どこのチェックポイントでも距離を表示した上の写真のような看板があるのだが、この地点で3~4kmほどサイコンの表示と違ってきた。
アルプスラボでやってみても
80kmには足りなかった。矢印の通りに走っているし、ミスコースするわけはないのだが・・・。
11:12 これが「チャリで浜名湖弁当」
ここでお弁当が配られるのだが、大行列ッス。人もあふれんばかり。いや、あふれている(笑)。しばらく並んで、「チャリで浜名湖弁当」と豚汁を受け取る。お弁当の中身は、ソーセージ、玉子、唐揚げなどのおかずに、シラスとウナギのお握り。お昼には早かったが、あっという間に平らげた。こんなお弁当が出るのだから、参加費3000円は確かに安い(^_^)
距離的にはここが中間点。まったりと走っているので、心拍も上がらず汗もそれほどかいていない。こういうのんびりペースもいいねぇ。
※
<その3>
へ続きます
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鎖骨バンド付けて浜名湖一周<その1>
レース・イベント
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2008年03月26日
●
「ぐるっと浜名湖ツーリズム!2008 浜名湖サイクル・ツーリング チャリ・DE・浜名湖」
※参加 レギュラーコース1300人 ファミリーコース300人
●月日 08年3月23日(土)
●天気 曇りときどき晴れ ほぼ無風(^o^)/
●ルート 浜名湖一周
ルート地図
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<その1> 前日編
<その2>
スタート~三ヶ日
<その3>
三ヶ日~ゴール
東名高速・富士川サービスエリアより富士山を臨む
浜名湖への移動日となった土曜日は、最高の天気だった。まさに雲ひとつ無い晴天(^o^)/ 東名高速の御殿場あたりから見えた富士山は、本当に雲の上に浮いているようで綺麗だった。この日、あの富士山周辺では、AJ神奈川主催の「BRM322富士山一周」が行われている。100人以上が参加しているのだが、きっと気持ちのいいライドになったことだろう。
私はケガしているいないに関わらず、浜名湖一周にエントリーしていたので参加することはできなかったのだが、羨ましいなぁ。
食事休憩した東名高速・富士川サービスエリアの目の前は富士川が流れ、正面には富士山がば~んと見えるのだが、ふと右方向に目をやると緑色の橋が見えた。富士川橋だ。
沼津から走ってきて富士川橋を渡り、右へ行けば沼津400、左へ行けば沼津600のコース。そして、昨年9月の長野600では富士川沿いを下ってきて、富士川橋を渡り沼津方向へと走った。清水、袋井へ自走したときも通った橋だし、思い出深いものとなっているのだが、次にここを渡れるのはいつになるのだろうか? 沼津400まであと35日、沼津600まではあと70日。全治90日とすると、全治まではこの日からあと83日。無理かなぁ。くしょぉ~・・・。
「車の運転はいいよ」と医者に言われたので、鎖骨バンドをしたままの運転だったが、ウインカーを出すときと、ライトを付けるときがちょっと痛い程度で、あとはまったく問題がなかった。といってもほとんどが高速道路で、スピードも控えめにしてずっと走行車線を走っていたので、右手は添える程度で良かったということもあった。
実はこの痛みは、帰りの運転ではほとんど感じなかった。「必要は回復の母」なのだろうか?
大草山から浜名湖を臨む 逆光ッス・・・
宿泊地とした舘山寺温泉の近くに
「舘山寺ロープウエー」
があったので乗ってみた。
約100メートルの大草山頂上まで約4分。時速は18km/h。速っ! 自転車と比べればですが・・・(^^:
下に見えるのは浜名湖パルパル
正面に見える
「浜名湖パルパル」
は、子供が小さいときに来たら楽しかっただろうなと思わせる遊園地。今回は、カミさんと二人なので外から眺めるだけッス。まあ、子供を誘ってももう付き合ってもくれないでしょうがね(T_T)
夜は温泉にのんびりとつかり、ウナギ料理に舌鼓。満腹となって眠りに落ちた。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
15日に鎖骨骨折をした直後は、浜名湖一周を走ることは当然やめようと思っていた。でも、せっかくの機会だから、せめて温泉につかるぐらいはしようかなと浜名湖までは行くことにしていた。有給もとったことだし、家にいてもやることがない(^^:
それが、医者に「自転車に乗っていいよ」と言われ、その後は徐々に右腕の動く範囲も広がってきた。少しぐらいは走ってもいいかな・・・と思い始めた。浜名湖一周の案内によると、体調不良などの理由で、当日に限って80キロのレギュラーコースから40キロのファミリーコースに変更が可能とあった。ふむ、これだ。40キロなら大丈夫だろうと、当日変更することにした。
ところが、浜名湖へ着いて大草山からでっかい浜名湖を眺めていると、あの向こう岸まで走れないのは悔しいと思い始めた。40キロじゃ、やっぱり物足りないよ。それに40キロ走れるのなら、80キロ走ってもたいして変わりはないし、ロードバイクでの参加なのに、ファミリーコースというのも何だしねぇ。カミさんも80キロを走りたそうだ。私につきあって40kmしか走れないのは可哀想ッス。
このイベントのスタートは午前8時。ゴール制限は午後5時半。80キロを9時間半で走ればいいのだから、グロス時速は10km/h以下で十分だ。休み休み走れば何とかなるだろう。どうしてもダメならリタイヤすればいい。と、都合のいい言い訳をいくつか考えて自分を納得させて、そのままレギュラーコースで走ることにした。鎖骨バンドを付けたままで・・・。
※
<その2>
へ続きます
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経過は順調(^o^)/
鎖骨骨折日記
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2008年03月24日
<お父さんの鎖骨骨折日記=事故後9日目>
落車後のエントリーにたくさんのお見舞いや激励のコメントをありがとうございます。本当に元気づけられました。骨折経験者の方のアドバイスも心底から感謝です。自転車仲間の暖かい言葉は涙が出るほど嬉しかったです。本当に本当にありがとうございます。
先週末になって、まだ右腕は上がらないものの、顔も洗えるようになり歯磨きもできるようになりました。ビアも右手で飲めます(^^: 重いものはさすがに持てませんが、動く範囲も広がり、マウスからキーボートへ右手を移動する際も左手の助けが必要だったのですが、それもなくなりました。回復は順調です。
でも、こんなにみなさんに心配して頂いているのに、医者が「車を運転していいよ」「自転車に乗っていいよ」なんて言うもんだから、実は浜名湖へ行っちゃいました。天気も良かったですし、家にいるのももったいないッスから・・・。
舘山寺温泉に宿をとっていたので、最初は「温泉につかるだけにしよう。サイクリング当日はカミさんを見送ってのんびりするかな」と思っていたのですが、自転車に乗ってみると乗れるかな~って感じ(もしものために自転車は積んでました(^^:)。それじゃ、「少しだけ」なんて・・・結局80km走ってしまいました。この詳細は後日に。
※
浜名湖1周
(後日アップのエントリー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「先生、昨日80kmを走ったんですけど、大丈夫ですか?」
「残念ながらズレてますね、手術です」なんて言われたらどうしよう。待合室ではもうドキドキ。診察室に入るなり真っ先にそう聞いた。
「そう。走ったの。痛くなかった?」
先生は相変わらず軽い調子だ。
「歩道の段差の衝撃で少し痛かったときがありましたが、あとは大丈夫でした」
で、レントゲンを見ながら先生は、
「特に問題ないですよ。でも自転車好きなんですねぇ」
思い切り、ほ~~~っとしながら
「ええ、イベントやレースに出たりしてるんですよ」と答える。
「プロなんですか? レースで賞金稼ぎとか?」
白い巨塔にいるので、先生はよく分かってないみたいッスね(^^: もしプロだったら、初診で何時間も待つような病院には来ないッス。
「先生、ボクはサラリーマンで、休日に自転車乗っているだけです(ちょっとウソかな)。そんなことはどうでもいいですが、本当に自転車に乗っていいんですか?」
「いいですよ。それに安静にする必要もないです。ある程度、動かした方がいいですよ」
私はどこまでもこの先生について行くことに決めた(^o^)/ この先生、この日はレントゲンを見ただけで、患部を直接診察することもなく、薬を出すこともなかった。鎖骨骨折って、ホントに放置するしかないんですねぇ。でも、完治までは3ヶ月・・・。あ~ぁ。
診察が終わった後は、イトイサイクルへ。
ヘルメットは同じトリコロールを買いました。私の命を守ってくれたヤツですから、裏切るわけにはいきません。トレードマークでもあるし(^^:
後になって分かったのですが、前輪のクイックレバーは曲がり、右のSTIは傷だらけでバーテープも無惨に破れていました。ただし、STIは傷ついたものの、機能には影響なかったようです。
写真の右はバックミラーです。特価品だったこともあり、思わず買ってしまいました。やっぱりねぇ・・・、欲しくなっちゃう。
自転車通勤は右手の手信号ができないので無理ですが、境川CRぐらいはのんびり走れそうです。
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鎖骨骨折だったよ(´△`)
鎖骨骨折日記
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2008年03月21日
<お父さんの鎖骨骨折日記=事故後3日目>
※
落車したときの状況はこちら
週明けのレントゲンの結果、右肩鎖骨の肩に近い方が骨折していたことが判明した。
最初に診断してもらった医者の話によると、鎖骨は真ん中が折れるのが大部分で肩寄りはまれなケースらしい。別にマイナーな位置でもどうでもいい。要は早く治るかどうかなのだが、どうもこの部分は骨の堅い部分が多くてくっつきにくい個所らしいのだ。
手術か? 不安が走る(◎_◎;)
だが、「私ならこのまま放っておきますね」と医者がいう。
「は??? 放置ッスか?」。目が点になった。
「鎖骨バンドで固定しますが、くっつくのを待った方がいいかもしれません。もちろん、手術という手段もありますが・・・」
で、翌日、別の病院にセカンドオピニオンを求めに行ってみた。単なる打撲と思っていたので、最初行ったのは近所の整形外科。手術できる準備のあるところではなかったのだが、この日の病院は総合病院で当然手術施設もあるところだ。
再度レントゲンを撮り、そのフィルムを見ながら、「このままでいいんじゃないですか」と医者が言う。「じん帯が骨がハネ上がるのを防いでいますから、あえて手術する必要はないと思います」。
確かに骨はスパッと折れているが、すぐにくっつきそうな距離にある。でも、ほんまかいな。
「自転車で転んだんですよ。50km/hぐらいのスピードで。でも、その後、乗って50キロぐらい走って帰りましたが」
「よく帰って来れたねぇ」
「道志の山の中でしたし、交通機関がなくて・・・」
「どうしようもなかった? ガハハ」
この先生で大丈夫だろうか? またも不安が走る(◎_◎;)
「ということは深刻な状態ではないということでしょうか?」。恐る恐る聞いてみた。
「そうですね。骨がヘンになってないので、今のところは鎖骨バンドで固定して様子を見てみましょう」。
助かった。手術しないで済むかもしれない。
「鎖骨バンドをして車の運転はできるのでしょうか?」。ちょっと聞いてみた。
「痛くなければいいですよ」。
「おお(^^:」。
続けて「実は、今週末に浜名湖の自転車のイベントに出る予定だったんです。長距離を走るんですが、乗れますか?」。これはダメだろうなと思いながらも、いちるの望みを抱きながら聞いてみた。
「痛くなければいいですよ」。
「ホントっすか(^o^)/」
こういうのって安静第一じゃないのかな。でも、昨日の医者と同じ内容のことを、この日の医者も言ったので骨折の状態は悪い方ではないのだろう。
折れ方が良かったのと、じん帯が踏ん張ってくれたおかげで、回復は早くなるかもしれない。でも、年が年だからなぁ。
「痛みが取れるまで3週間。完全にくっつくのは3ヶ月が相場」ということだった。
ということは完治するのは6月下旬。あちゃー、神奈川ブルベは終わってるじゃないか。となると、400はいくつかあるが、600はあそこで一発勝負か・・・。
この日から、風呂に入るとき以外、鎖骨バンドちゃんに肩をヒシと抱かれて過ごすことになった。自転車通勤、ロードはしばらく封印ッス(T_T) でも、痛みが取れれば、草津は行きたいなぁ。牛乳いっぱい飲んで頑張ろう!
こんな例
もあることだし。
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油断が招いた青葉200DNF<その2>
ブルベ
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2008年03月19日
※
<その1>
から続く
実はトイレをずっと我慢していた。
スタート会場の青葉公会堂にはトイレはなく、坂を上っていかなければならなかったので諦めた。
PC1もPC2もトイレは大渋滞。走り出しちゃうと、止まるのも何だな~とそのまま走り続けていたが、PC2をスタートした時点でもう限界(>_<)
左手にあったコンビニで軽量化をやっと済ませた。
12:48 富士山レーダードーム
12:50 忍野八海への分岐を過ぎる
向かい風の中を山中湖へと向かう。上りは緩やかなのだが、なにげにキツイ。ただ、路肩が整備されたようで広くなっていた。これなら青葉300でのナイトランでも安心だ。
13:06 明神前を左折すると山中湖
13:09 山中湖 富士山は見えず
13:13 山中湖湖畔の道
富士山は見えないが、気持ちのいい道を進む。あとの厳しい上りは山伏への上りだけだ。
13:30 道志みち
13:37 山伏トンネル
ここでウインドブレーカーを着ようかどうしようか迷う。昨年はPC2から完全防寒だったが、この日は山中湖手前で14度の表示が出ていた。このままの格好で大丈夫かな? 寒くなったら着ればいいや。そう思ってトンネルを抜け、そのまま下りに入った。
後ろから来ていたブルベライダーは付いてこなかったので、たぶんウインドブレーカーを着込んでいたのだろう。
私もそうすれば良かったと、数十分後に後悔することになる。
ここまで上り基調だった道が、長い長い下りに入る。痛快で爽快な区間。おまけに後続に車の姿はまったくない。漕がなくても40~50km/hが出る。恐がりなので60km/h以上は出せないが、自分なりの目一杯のスピードでダウンヒルを楽しんでいた。
その気持ち良い下りの途中だった。
前を見ると、30km/hぐらいでのんびり走っているカブのおじさんがいる。もうちょっと速く走るか、曲がってくれないかなと思いながら下るが、おじさんはのんびりペースのままだ。道は見通しのよい直線。安全みたいだし、抜くか。
そう思って少し右に膨らんだ。その瞬間、右の視界にミニバンの姿が飛び込んできた。
■☆※★♯♂~~~!!!!
普段私は下りで後ろから車が来ると、無理しないで先に行かせるようにしている。そんなに下りも速くないし、車に煽られるのもイヤだ。この日もここまでカーブで膨らみそうなときは、ちゃんと後方確認をして曲がってきたし、直線でもたまに振り返っていた。
ところが山伏トンネルからここまで1台も車が通らなかったのだ。高速でダウンヒルしていると、風の音か車の音か判別できないことがよくある。このときも風の音はしていたが、車の音はしていないような気がしていた。油断があったのだろう。後ろを確認もせずに、膨らんだのだ。
ミニバンにぶつかると思った瞬間、急ハンドルに急ブレーキ。やってはいけない事をやってしまった。冷静に対処できれば、避ける方法はあったかもしれない。あるいは、衝突するほどではなかったかもしれない。
だが、そのときはパニックになった。「しまった!」と思ってももう遅かった。自転車が目の前に横倒しになり、私の体はアスファルトにたたき付けられていた。幸いにして転げ落ちることはなく、転倒だけで済んだようだ。背中から落ちたと思ったのだが、どこにぶつけたのか右肩が猛烈に痛い。動かすと激痛が走る。
それでも何とか立ち上がり、自転車を路肩へ寄せる。後続の車の女性ドライバーがぶっとんだボトルと、破壊されたライトを集めてくれ、「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれた。もう1台の車も止まってくれたが、車との接触があったわけではないからか、直接の原因となった車の姿はない。
もしかしたら幅寄せだったかもしれない。高速でダウンヒルしている自転車のすぐそばを抜こうとするドライバーはそんなにはいないだろう。だが、私が後方を確認しなかったことにも原因はある。
この日は全体的にいつにも増して調子が良かったので、「調子に乗るな」と自戒しながら運転をしてきたつもりだった。下りでも60km/h手前でブレーキをかけてきた。
油断していた。転倒直後にそう思った。今でもそう思う。「1に安全 2に完走」がモットーのはずだったのに。
右肩は痛いがここからだと乗って帰るしかない。自転車はハンドルが大きく曲がっているだけで、駆動系は奇跡的に大丈夫そうだった。指先は動くのでブレーキも引けるしシフトチェンジもできる。
ゴールまで走ろうと思えば走れる。でも、リタイアだな。こんな状態で完走しても楽しくない。それに安全に運転できていないのだから、その資格もない。病院にも早く行きたい。とりあえず、「道の駅どうし」まで降りて今後を考えよう。
ここでようやくウインドブレーカーを着た。もっと早く着ればこんな目にあわなかったのに。
ヘルメットを見てびっくりした。割れていた。これが私の頭を守ってくれたんだ。これがなかったらと思うと、ぞっとした。反射ベストも背中がズタズタ。SSRジャージも背中にこすれた跡があった。
時速50km/h前後のスピードの中での転倒。命があっただけ良かったか。
午後2時2分 道の駅どうし
◆ここまで
距離 130.25km
平均時速 23.5km/h
走行時間 5時間32分25秒
最高速度 59.6km/h
「道の駅どうし」でスタッフにリタイアの連絡を入れた後、カミさんに連絡して開いている病院を探してもらうことにした。ちょうどtictacさん一行が道の駅に入ってきたので、リタイアを告げた。
しばらく休んだ後、ゆっくりと自宅へ向けて走り出す。といっても道は1本道。青山まではブルベルートを走るしかない。
青山からはブルベルートとは逆に左折して津久井湖沿いの平坦ルートを走り、向原東側から再びブルベルートで上溝へ。ちょっと遠回りだが、串川橋から新小倉橋までのアップダウンを回避したかったのだ。
青根付近でそらひとさん、向原の先でsakakazeさんに出会ったが、リタイアしたことを告げ、先に行って貰った。
右手はブラケットを握った位置ではまったく痛みを感じない。だが、それをちょっとでも動かすと痛みが走る。右手をブラケットから引きはがせないので手信号は不可能。そのため、路肩に駐車車両がいれば、素直に歩道に回避した。
コースを外れ星ヶ丘を右折しようとするとき、後続のブルベライダーから思い切り不思議そうな顔をされた。複雑な心境だった。くそ~、ホントは真っ直ぐ走りたかったんだよ、私も。無事にゴールしたかったなぁ・・・。あのまま走れていれば、10時間を切れていたかもしれないのに。「好事魔多し」ということか。悶々としながら座間街道を自宅へ向けて走った。
結局、その日開いている病院にはタイムオーバーで間に合わなかった。まあ、いいか。腫れもないし、まさか骨折はしていないだろう。週明けでいいかと、自転車を中央林間の自転車屋に預けて電車で帰宅した。
昨年から始めたブルベだが、8回目にして初のリタイアとなった。ただ、スタート時点の天気が「晴れ」あるいは「曇り」、つまり雨が降っていないという記録は続いているぞ(^^:
◆トータル
距離 187.56km(スタート地点までの自走10kmは含まず)
平均時速 23.0km/h
走行時間 8時間08分46秒
最高速度 59.6km/h
※08年の通算 3091.00km
ロード 1226.76km
BD-1 1771.77km
MTB 0092.47km
ところが、週明けに病院へ行きレントゲン検査をしてみると、鎖骨がポキンと折れていた( ̄◇ ̄;)
※以上のような結果となりましたが、深刻な状況ではありませんので、ご心配、お気遣いは無用です。骨折の状態については、次回エントリーでアップします。
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油断が招いた青葉200DNF<その1>
ブルベ
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2008年03月17日
●BRM315青葉200 ※参加130人(完走120人 DNF10人) DNS17人
●月日 08年3月15日(土)
●天気 晴れ・・・春の陽気 暑かった
●ルート 青葉公会堂~高尾~(甲州街道)~大月~(富士みち)~河口湖~山中湖~山伏峠~(道志みち)~新小倉橋~上溝~市が尾~北八朔公園
ルート地図
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<その1> スタート~PC2河口湖
<その2>
PC2~道志みち
150人を超える参加者が見込まれたため、スタートは午前7時から30分おきの分散となっていた。7時30分スタートでいいかと、受付開始とあった6時30分を目指してのんびりとR246から自走。着いてみると、スタートは自己申告ではなく受付順だった。SRなのに7時スタートとなった
masa@あぁ、湘南さん
と
tictacさん
はずるいッスね。それを指摘すると、「ほら、ピストだから」、「だって(初参加の)
watariさん
と一緒だから」と正当化してました。
7時スタートではほかに、昨年の長野600以来の出会いとなった
hiroさん
、2度目のブルベの
sudobanさん
、初ブルベの
モリさん
。
7時30分スタートは、初ブルベの
こんさん
、
tetsuさん
、yoneさん、
ヲレさん
。SRの
おいちゃんさん
。にゃんジャージが素敵な
むつさん
。そして青葉200~千葉300とブルベ連戦の
sakakazeさん
(彼はやり遂げています!)。
この日は何人かの方から「初めまして」と声をかけて頂きました。青のFelt、青のサドルバッグ、トリコロールのメット、フロント4灯というのは分かりやすいみたいッスね(^^:。
お見送り&来年参加のための偵察に来られた
いっひさん
、SNS仲間の
Bongoさん
(初ブルベで7時スタート)、鶴見川沿線のMATOさん(7時半スタート)、そしてHNは失念してしまったのですが(その後の話が強烈だったので本名の方を覚えてます)、7時スタートの、本当にご近所の方(笑)。
さらに道中になると、PC1では、BD-1通勤仲間の
bicycle_commuterさん
、サイスタで交流のあるchimumuさんにお声をかけていただき、リタイア後の道志みちの青根付近では
そらひとさん
に声をかけて頂きました。
みなさま、本当に有難うございました。ゴール後にもっとお話したかったのですが、アクシデントのためそれもかないませんでした。申し訳ありませんでした。
さて、アタック銚子に参加するリュウさんを見送り・・・って、ここから50キロ走って川口まで行き、そこから400キロを走るそうです。リュウさんの姿を見たときは目が点になったよ。信じられないッスね。
6:29 7時スタート組のブリーフィング
6:47 7時組のスタート
スタートしてからは車も多く、信号も多い走りづらい道が続く。分散スタートをしているとはいえ、信号では徐々に大集団となってくる。
7:56 津久井道の馬駈手前
町田街道に入っても、集団のスピードは上がらない。足も合わなくなってきた。ちょっと心拍をあげて汗をかかないと調子の上がらないタイプだし、相変わらずの坂ヘタレなので平地で稼いでおかなくてはますます遅れる結果となってしまう。
相原付近の次の信号まで距離があった場所で、後方の安全を確認し一気に10人ぐらい抜いて集団の前に出る。1人後ろに付いてきていたが、その後あっさりかわされ、そのあたりからはほぼ単独での走行となった。
8:53 高尾山入口
このあたりから交通量はぐっと減ってくる。
9:05 甲州街道
昨年は雪の舞った甲州街道だが、今年は最高の天気。お天道様、ありがとね(^^:
9:12 大垂水峠
相変わらず何人かにパスされながら、大垂水峠をクリア。
9:25 PC1セブンイレブン相模湖小原店。ここでbicycle_commuterさん、chimumuさんにお会いした
◆PC1まで
距離 42.13km
平均時速 24.3km/h
走行時間 1時間45分29秒
最高速度 49.4km/h
グロス平均時速 22.2km/h
昨年のPC1までは距離44.6km、グロス時間2時間8分なので、グロス平均時速は20.9km。少しは成長したかな(^^:
この日はダブルボトルで1本には水、もう1本はスポーツドリンクを入れていた。でも、スポーツドリンクは飲んでいるうちに甘ったるくなってきたので、PC2からは「お~い お茶」にした。長野600も水と「お~い お茶」で走りきったし、このコンビが自分にはあってそうだ。
9:35 相模湖駅前
相模湖駅前の信号で前の集団に追いついたが、少し足が合わなかったのでまた先行する。後ろを見ると見覚えのある若者が付いてきている。昨年の青葉300で雛鶴へ上るとき追いつ追われつしたライダーだ。少し前を走った後、先に行って貰ったのだが、距離はどんどん離れていった。やっぱり足が違ったかと思ったが、しばらくすると集団の後ろにいる彼に追いついた。この集団も足に合わなかったので一気に抜いて先行したのだが、彼は今度は付いてこなかった。途中で「まだ半分も走ってない」と弱音らしきものを吐いていたから、少し調子が悪かったのかな。
逆に私の方は絶好調だった。坂ヘタレは相変わらずだが、平地と緩い上りでは面白いように回った。
9:47 甲州街道・藤野周辺
9:53 甲州街道・上野原手前
10:42 大月第一トンネル手前
昨年の青葉200では工事中だったトンネルが完成したようで、今年は直進。トンネルを抜けると、ルーフに自転車を乗せた車と交差点で一緒になったが、AJ神奈川のスタッフだったようだ。単なる自転車好きかと思って手を振ったのだが、禾生のおにぎり屋でストップしたから間違いないッスね。
神奈川ブルベでは初めてのような気がするが、今回のブルベでは馬駈とどこか忘れたが2個所でスタッフが写真を撮っていた(いましたよね? みなさん)。150人超の運営も大変なのに、本当にいろいろとご苦労さまでした。そしてありがとうございました。
11:20 富士みち
11:36 7%を上る
富士みちで7%の坂を上っていたら、車に乗せられた犬に急に吠えられた。心臓が止まるかと思ったよ。そのことをカミさんに言ったら、これがこの後に起こるアクシデントの前兆だ、と断言した(笑)
ところでこの坂、昨年より緩くなってない? 苦しいけど、昨年よりは辛くなかった。
11:48 赤い鳥居は手前を左折
ここで先行するブルベライダーを救った。くぐる鳥居はもう少し先だ。
11:54 この鳥居をくぐると激坂が始まる
この坂は昨年より急になっていた(´△`) ミスコースを救ったことで先頭で走る羽目になったので、ヘタれないッス・・・。
11:55 今年も富士山は見えない
楽しみにしていた富士山も見えない。辛い辛い登坂だった。
12:07 登坂を終え、PC2へ。左へ行けばスバルライン
12:14 PC2ローソン河口湖バイパス店 やっぱり富士山は見えず
◆PC2まで
距離 100.06km
平均時速 23.4km/h
走行時間 4時間16分56秒
最高速度 49.4km/h
グロス平均時速 21.1km/h
昨年のPC2までは距離104.5km、グロス時間5時間13分なので、グロス平均時速は20.0km/h。やっぱり成長したようです(^^:
ここで昨年に続きTonyさんに出会った。相変わらず素敵な人です。ブルベに参加していなくても、ブルベライダーの間ではもう有名人だ。
PC2手前の交差点でsudobanさんが出発するのとすれ違い、PC2に到着するとモリさんがちょうど出発するところだった。
おにぎりを食べていると、ヲレさん、おいちゃんさん、tictacさん、watariさん、lorisさん、yoneさんらが続々と到着。昨年は寒くて凍えながらの食事だったが、今年は暖かく、のんびりと談笑しながらの楽しいひとときとなった。
昨年よりは早く帰れそうだ。そんな余裕もあった。ここまでは・・・。
※
<その2>
に続く
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青葉200はDNF
ブルベ
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2008年03月15日
午後2時2分 道の駅どうし
◆ここまで
距離 130.25km
平均時速 23.5km/h
走行時間 5時間32分25秒
最高速度 59.6km/h
ここでリタイアの連絡を入れました
山伏トンネルからの下りの途中で、自分の不注意から転倒してしまい、右肩を強打。痛みで肩があがらなくなってしまい、運転が不安になったので、決断しました。走れないことはなかったのですが、こんな状態で完走しても楽しくないし、手信号もできないので他のブルベライダーに迷惑がかかります。
といっても、線路はないし輪行袋もない。ゆっくりと歩道を走ったりしながら自走で帰宅しました。
スタート地点やPCでは、地元神奈川のチームSSRやブルベの仲間、そして「初めまして」で多くの人に出会え、楽しい1日になるはずだったのですが。
詳細は自戒をこめて後日に・・・。
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土曜は晴れ!!
自転車通勤
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2008年03月13日
BD-1でチャリンコ通勤<3月13日=36>
小高い丘の上にある横浜国際プール
横浜国際プールから下り降りると、たった1本だが咲いてたよ(^o^)/
ちょっとだけ回り道してみたのだが、その甲斐はあったようだ(^^:
さてと・・・
ウエザーニュース・富士吉田付近の予報
土曜はどう考えても、晴れます! 帰りの道志みちも乾いてます!!
きっと・・・ お天道様、よろしくお願いしますよm(_ _)m
◆サイコンによる記録
距離 41.39km
平均時速 22.1km/h
走行時間 1時間52分26秒
最高速度 45.6km/h
※08年の通算 2893.44km
ロード 1029.2km
BD-1 1771.77km
MTB 0092.47km
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青葉200に暗雲?
自転車通勤
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2008年03月12日
BD-1でチャリンコ通勤<3月12日=35>
隅田川をクルーズする水上バス「ユアータウン」
春は1日だけでしたね( ̄◇ ̄;) 気温はそれほど低くはないのだが、風が・・・。どこを向いても向かい風ッス。平均時速は何とか21km/h台で持ちこたえたものの、グロス時間はいつもより5分ほど余計にかかってしまった。
で・・・。青葉200に暗雲か?
山中湖村の天気が、「Yahoo!天気予報」によると
金曜 曇りときどき雨 降水確率70%
土曜 曇りときどき雨 降水確率60%
「ウエザーニュース」は
金曜 曇りときどき雨 降水確率50%
土曜 曇りのち晴れ 降水確率30%
ウエザーニュースを信じよう(^o^)/
◆サイコンによる記録
距離 40.46km
平均時速 21.1km/h
走行時間 1時間54分50秒
最高速度 45.7km/h
※08年の通算 2852.08km
ロード 1029.2km
BD-1 1730.41km
MTB 0092.47km
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春が来た(^o^)/
自転車通勤
/
2008年03月11日
BD-1でチャリンコ通勤<3月11日=34>
都筑区川和付近の梅。後方は3月30日開業のグリーンライン(横浜市営地下鉄 中山~日吉)の高架。試運転をしてました
ポカポカ陽気でした。最高のジテツー日和ッス。風もいい感じだし、会社へ行くのがもったいない(^^:
実は金曜の往復ジテツーで少し疲れてしまい、土曜は日産スタジアムまで行けたものの、出勤の日曜はDNS。月曜の雨もほっとしておりました(^^:
さて、今週末はいよいよ青葉200。今のところの予報だと、山中湖、道志付近は金曜に雨マークがあるのが気になるが(T_T)、土曜は大丈夫そう。気温も高いようッス(^o^)/
◆サイコンによる記録
距離 40.64km
平均時速 22.6km/h
走行時間 1時間47分44秒
最高速度 47.35km/h
※08年の通算 2811.62km
ロード 1029.2km
BD-1 1689.95km
MTB 0092.47km
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コースマップが届いたよ
レース・イベント
/
2008年03月11日
10日の深夜に帰宅すると、コースマップが2つ届いていた。
ひとつはブルベ
「BRM315青葉200」
、もうひとつは
2008浜名湖サイクル・ツーリング
。
青葉200は参加が150人を越えるそうで、30分ごとに3回に分けての分散スタートとなるらしい。「経験豊富な方、走力の高い方は、早い時間帯の枠をブルベ初体験、初心者の方にお譲り下さい」とあるのだが、経験はそこそこあっても走力のない私のような人はどうすればいいんでしょうか? 最後の8時スタートでもPCクローズ時間が1時間延びるわけでもなさそうだし・・・。
どの時間帯にせよ、高尾まではダンゴ状態になるんだろうなぁ。ばらけるのは大垂水とPC1を過ぎてからからかな?
スタートが遅くなれば、渋滞に悩まされる可能性が大きくなるし、PCでおにぎりひとつ残ってないなんてことになるかもしれないッスね。どうしましょ・・・。
浜名湖サイクル・ツーリングの方はコースが難しそうッス。自転車道と一般道とをつないで走るようだが、この地図で走れるのかなとちょっと不安。キューシートでもつくるかな(^^) まあ、1000人が走っているし、ブルベ制限の15km/hキープよりは遅くて大丈夫なので、迷いながらもカミさんとのんびり走って楽しみましょう。
ついでに今後のレース日程を少し・・・。
ヒルクライムレースには現在2つエントリーしている。
4月20日
ツール・ド・草津
6月29日
ツール・ド・美ヶ原
「酔った勢いのポチ」ってやつですけどね(^^: どーせ遅いので、タイムは2の次。完走を目標に頑張ります。
ほかにエントリーしているサイクリングイベントは
5月25日
八ヶ岳高原サイクリング
約70km
走行後バイキングによる懇親会&温泉付きというイベントで、これはカミさんと楽しみながらのんびり走る予定。とはいえ、坂ですがね。ま、8月の栄村へ向けてのカミさんのトレーニングということで(^^:
あれ? これにブルベ予定を加えると
5月17日 青葉300
5月25日 八ヶ岳高原サイクリング 約70km
5月31日 沼津600
となってしまうぞ。3週でジテツーを加えると1000km以上を走ることになる(´△`) 大丈夫か? 自分・・・
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小宮山J初ゴールでレッズ破る
横浜F・マリノス
/
2008年03月10日
08年3月8日 日産スタジアム 午後2時5分キックオフ
J1第1節 横浜1-0浦和 6万1246人
メーンサイドスタンドホーム側(Sブロック席)で観戦
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
大島 ロニー
ロペス
小宮山 田中隼磨
松田 山瀬功
田中裕介 中沢 栗原
哲也
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アウエー側ゴール裏の真ん中に先制点に湧くホーム側が映し出される
意表を突いた小宮山の一撃だった。
0ー0のまま迎えた後半15分、前半に好クロスを上げて2度の決定機を演出した隼磨が、右サイドをドリブル突破しクロスを上げる。飛び込むトリコロールはおらず、坪井の右足に弾かれたボールはペナルティエリア外にこぼれた。だが、そこには左サイドから中央へ絞ってきていた小宮山がいた。
ワンタッチし、顔を上げる。小宮山の利き足は左。枠は見えているが態勢が悪い。シュートチャンスがあれば思わず「打て!」と絶叫する私も、座ったままぼんやりと「中央へ、はたくかな」と思いながら小宮山のプレーを見ていた。
小宮山は06年に岡田元監督(現日本代表監督)が、順大在学中のときに強化選手として連れてきた選手だ。Jリーグデビューは、06年8月12日の川崎F戦だが、Jデビューは06年5月14日のナビスコ杯浦和戦で、後半41分から出場している。当時はまったく知らなかったこともあって「誰? こいつ」という印象しかなかった。
左サイドバックとして長くマリノスに貢献してくれたドゥトラが、06年に解雇という形でチームを去った。後継として期待されたのは、ユース出身で現在はUー23日本代表にも選ばれている田中裕介。実際、翌07年のリーグ戦の開幕から5節で、小宮山はベンチ入りすらせず、左サイドに主に起用されたのは田中裕介だった。
それが第7節の大分戦で初のスタメン出場して以来、第30節の甲府戦まで、出場停止の1試合をのぞきポジションを守り抜いた。左サイドラインを力強く走って何度も好機をつくり出し、昨年はオシム監督(当時)にキリン杯での代表候補にも呼ばれた。ただ、シーズン終盤は調子が落ちたのか、田中裕介にスタメンを明け渡し、新人王も取り損ねた。
桑原監督のもと、新チームが始動しても調子が上がらなかったようで、開幕戦のスタメン予想に小宮山の名前はなかった。
マリノスは昨年までの4バックから3バックにシステムを変更した。これにより、もともとはセンターバックの田中裕介が最終ラインに入り、小宮山は最終的には中盤の左サイドで先発することになった。
小宮山の昨年のシュートは16本。だが、ゴールネットを揺らしたことはない。右サイドの隼磨は40本で得点は2。昨年は積極的にシュートまで持ち込んだ隼磨に対して、小宮山は左サイドを突破してクロスを上げてチャンスをつくり出すタイプの選手だ。
ところがこの日は違った。「自分で行ってやろう」と、中央にいたロペスにボールを預けることもなく、相手DFに詰められながらも、「よくわかんなかったけど、イメージで」右足を振り抜いた。
ボールは坪井の足もとを抜け、意表を突かれて反応の遅れた都築が伸ばした右手もかすめて、ゴールに吸い込まれていった。
試合後に「練習でも決めたことのないようなシュートでした」という通り、スタンドで見ている我々もピッチにいた選手たちも、たぶん予想もしなかったシュートだった。もちろん、これがJ初ゴール。「6万人を超える中でできる幸せを感じた」とお立ち台で爽やかな笑顔を見せた、トリコロールが誇る左サイドは、今季もチームを救う活躍を何度ももやってのけてくれそうだ。そして、自分を抜擢してくれた岡田監督の目の前で代表入りを強烈にアピールした。
試合終了
ゴール裏はトリコ傘が満開
勝利の雄叫び
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
04年3月13日以来の浦和との開幕戦。相手がアジア王者でクラブW杯3位とあって、赤に負けず、青も日産スタジアムに詰めかけた。見渡した感じでは、指定席のホーム側に赤がちらほらといたが、ホーム側の自由席の方がスペースが多いので青の勝ちだった。ちなみに6万1246人はJリーグ史上3位の動員。
1位 06年12月2日 浦和ーG大阪 埼 玉 6万2241人
2位 07年11月24日 浦和ー鹿島 埼 玉 6万2123人
3位 08年3月8日 横浜ー浦和 日 産 6万1246人
4位 01年10月13日 浦和ー横浜 埼 玉 6万553人
5位 03年8月2日 横浜ー神戸 横浜国 5万9728人
J公式戦最多動員は、04年12月5日のCS第1戦横浜ー浦和の6万4899人。また5位の横浜ー神戸は、横浜が第1Sの優勝を決めた試合。ただし、日産本社が大動員をかけているので、純粋な数字ではないかも。
開幕戦はスポニチデー。創刊60周年事業のひとつだそうで、翌日のスポニチの1面でこの試合は報じられていた
高原を完全に封じ込めた中沢がMVPだったが、賞品は「スポニチ購読券1年分」。現物支給かよ(爆)
アウエー側は真っ赤
バクスタ。ぽっかり空いているのは緩衝帯
メーンスタンド。手前の空いている席はSブロック席で、試合開始までにはほぼ埋まってしまった
いつもは50人ぐらいしかいないSブロックの2階席も(爆)、この日は最上段まで埋まった。試合開始15分前にようやくメーンスタンド7階の入口にたどり着いた私は、当然ながら最上段まで行って観戦した。
自由席は最上段の後ろに座りきれない人たちが立ち見でズラリ。アウエー側のホーム自由席は最後まで空きがあったのだが、あそこまで行くのはハーフタイムの時間だけじゃ足りないからねぇ。大きすぎるのも困りものだ。
ホーム側ゴール裏。新しいビッグフラッグのお披露目(2階中央)
直前の新主将・河合のケガで、松田に出番が回り、大島がキャプテンマークを付けた。マツのボランチはセンターバックが少し前にいるというだけで、攻撃にはまったく繋がらないのだが、浦和の攻撃を止めるという点では機能していた。でも、ボールが動いているのに、ボールに背を向けてのっしのっしと歩くのはやめてくれ。
大島は相変わらずポストプレーが巧みだった。ボールさばきもうまくなったような気がしたねぇ。
ロニー、ロペスという新戦力もスタメン出場。最初はどっちがどっちか分からなかった(笑)。ロニーはFWでありながら引いてボールを受け、すぐ前線へ走り込む運動量の多さが良かったが、隼磨のクロスをフリーでシュートしたときは決めて欲しかった。それにしても2枚目のイエローはどうして? 松田がファウルした後に何か言ったのか? これで開幕戦で2年連続で新戦力FWが退場だ。昨年? 鈴木隆行ッス。背番号はともに「9」。呪われているのか・・・。
ロペスは、試合前の選手紹介で顔が大型画面に出てきたときに失笑が・・・。何でだ?(爆) ボールキープを中盤でしっかり出来るし、多少写真写りが悪いからって、笑うなよ。いい選手じゃないか。
2日前に捻挫したにもかかわらず、中沢はよく守った。高原にまったく仕事をさせず、闘莉王のドリブル突破もきちんと止めた。インタビューの際の笑顔も良かったね。声が割れてインタビューはよく聞き取れなかったが、「優勝」なんて言った? それは鹿島にも勝ってからにしようよ(笑)
中盤で細かにパスが回り、サイドからもクロスが上がる。10人になっても慌てず守りきる。桑原監督は退場者を想定して、前日までにロニー抜きの10人で練習したようだが、そこまではまるかいって感じ。ちょっとできすぎの感はあるが、マリサポにとっては痛快な開幕戦となった。ロスタイム3分は気が遠くなるほど長かったけどね。
浦和はちぐはぐだった。ワシントン、小野、長谷部の抜けた穴は大きい。さらにポンテ不在はもっと大きい。闘莉王が前に上がった時と、達也と永井が交代で入った時ぐらいしか、怖さはなかった。「前が多すぎる」と浦和の選手は交代に関して監督批判をしているようだが、マリノスは永井には散々イヤな思いをさせられてきたのだ。
調子の出ない浦和が相手とはいえ、CS以来の勝利。リーグ戦でいえば4年半ぶりだ。勝ち点3に代わりはないが、これは大きな1勝だよ。ビアが旨いッス(^o^)/
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