お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 小田原の石垣山一夜城へ2度目の登坂。

 早川側からはきついのは分かってるので、今回は入生田側からアタック。超人気の鰻屋「友栄」の先の交差点を曲がり、早川を渡ると急坂がば〜ん。これが緩くなることもなく、ほぼ直線的に山の中を上っていく。たまにダンシングを入れるが、すべり止めの「O(オー)リング」(いわゆるマイヨ・ポア加工)だらけの早川側よりは楽な感じ。道のうんちくを教えてくれる看板は早川側と同様、こちら側にもあった。


国道1号 入生田付近



一夜城へ



早川



直線的な上り



うんちくを教えてくれる看板


 ターンパイクを下に見て交差する姫ノ水橋で一気に視界が広がり、小田原の町が見渡せるようになった。もうちょっとかなと思ったが、道はここから下り始め、やがて一夜城となる。普通は上った先が目的地なんだが。以外な展開だった。川を越えてからピークまで距離2キロで、平均こう配9.9%、最大こう配12.9%だった。


ピーク付近で小田原市街が臨めた



ターンパイクと交差する姫ノ水橋


 一夜城手前に分岐する道があり、地図を見ると国道135号まで下れそうだったが、残念ながら行き止まりの様子。行けるところまで行ってみた。今年いっぱいは進入禁止となっていたが、そこまでは眺めも良く気持ちいい下りが続いた。来年またやってこよう。


行き止まりの看板



進入禁止



下りの途中では水平線が臨めた


 SPDシューズだったが、一夜城へ歩いて上ってみた。天気も良くて気持ち良かった。二の丸付近から小田原の町が臨めるのだが、小田原城も見えるらしい。植栽の作業をしていた方が教えてくれた。そのときは目をこらしても結局分からなかったが、帰宅して写真を拡大すると「あったー」。


一夜城



一夜城の石垣



二の丸



展望台。明神が岳、早雲山などが臨める



二の丸付近から小田原市街地が臨める



円内が小田原城



一夜城本丸



本丸からの眺め


 お昼どきに国府津の「のんき亭」を通りがかったので久々に吸収された。やきとり重と豚汁の「のんき定食」1300円。満腹〜(^o^)


のんき定食1300円


 行きは追い風やっほー、帰りは地獄の向かい風の109.4キロ。獲得標高は789メートル。ネットの時速は20キロほどだったが、グロスの時速が14.9キロ。観光しすぎたか(^_^;

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 故郷岡山を初めてロードバイクで走った^_^

 本来なら実家の片付けで帰省するのを利用し、岡山で9月11日に行われるブルベ100周年記念の200キロを走る予定でいたのだが、まさかのエントリー抽選落ち。休みは取ってしまったので、じゃあ100周年ジャージを着て岡山を走って気分だけでも味わおうと思ったのだ。もっともこの状況下で各地で行われる予定の100周年記念ブルベの開催は延期や中止となっており、岡山も10月3日に延期されていた。


BRM100周年ジャージ



岡山駅〜早島〜鷲羽山〜牛窓のコース


 岡山駅西口のホテルを午前5時前に出発。妹尾のカミさんの実家の前を通り、岡山ブルベのスタート地点の早島を目指す。いつか走りたい岡山ブルベの予習かな。


岡山駅西口のホテル前



ゆるびの舎



早島町役場


 ゆるびの舎(や)を確認したあとは茶屋町駅から下津井電鉄の廃線跡の歩行者・自転車専用道を5キロほどのんびりと走り、水島インターの先から鷲羽山(わしゅうざん)スカイラインに入った。


茶屋町駅。駅前には鬼がいる



下津井電鉄は住宅の間を走っていたようだ



下津井電鉄の廃線跡の歩行者・自転車専用道



下津井電鉄の廃線跡の歩行者・自転車専用道


 いきなりきつい上りが始まったが、急勾配はここだけ。あとは緩やかな上りが続いていく。最初のピークは水島展望台(標高約150メートル)。この後はアップダウンを繰り返していくのだが、児島展望台(標高約119メートル)、鷲羽山展望台(標高約120メートル)とピークが段々と低くなっていく感じだった。


水島展望台



水島展望台。水島工業地帯が臨める



鷲羽山スカイライン



鷲羽山への道標



児島展望台



児島展望台



児島展望台からは瀬戸内海が臨める



緩やかに上っていく鷲羽山スカイライン


 鷲羽山ハイランドはたぶん僕が小さい頃に行っているはずだし、娘たちが小さい頃にもおじいちゃん、おばあちゃんとも行ったので懐かしかった。


鷲羽山ハイランド


 瀬戸大橋の下を通り、緩やかに上りながら鷲羽山を目指すのだが、分岐を曲がるとあっという間にピークに到着。あれ、標高100メートルもない?(鷲羽山の山頂は133メートルだった)。ここは小さい頃から遠足などでよく来た。まさか還暦過ぎてロードバイクでくる日が来るとは。感慨深い。


瀬戸大橋が見えてきた



瀬戸大橋の真下



瀬戸大橋の記念碑(かな)



鷲羽山下電ホテル前



鷲羽山下電ホテル前



鷲羽山展望台



鷲羽山展望台



鷲羽山展望台



鷲羽山展望台



鷲羽山展望台


 鷲羽山を下った後は、岡山ブルベの鷲羽山〜牛窓ルートの逆を一部ショートカットしながらトレースした。

 児島ボートを過ぎ、車の通りも少ない海岸線を走る。渋川の海水浴場はこどものころに何度か来たなぁ。途中、由加山(ゆがさん)や王子が岳、そして山の中にあるおもちゃ王国への分岐があった。当時は何も思わなかったが、自転車乗りとして来てみるとこのあたりは坂の宝庫だったんだね。おもちゃ王国は娘たちがおじいちゃん、おばあちゃんと遊んだ懐かしいところで、ついこの前は孫たちを連れて行って、おじいちゃんとなった僕と遊んでくれた。時代はめぐる、か。


児島ボート前



児島の味野公園(橋の公園)



穏やかな瀬戸内海



渋川海水浴場



王子が岳、おもちゃ王国への分岐


 日比で内陸へ入るのだが、この地名も懐かしかった。日比製煉所はここにあったのか。

 倉敷、玉野は自転車にやさしい町なのか、「鷲羽山へ○キロ」「宇野へ○キロ」と自転車マークとともに路肩の路面にペイントされた標識があった。それが宇野駅へ着いたら「美観地区へ30キロ」に変わった。ちょっと遠すぎるし、方向がおおざっぱ(^_^;

 田井駅付近を児島半島へ向かって右へ曲がると、路面の標識に「後閑」という地名が現れた。職業柄、後閑といえば競輪選手しか知らないのだが。あとで調べると、この先にあるらしく瀬戸内の多島美が楽しめる所だったようだ。


後閑への道標



美観地区への道標


 その通りで、後閑を含め右手に瀬戸内を眺めながら児島半島を回るルートは気持ちが良かった。ブルベルートさまさま。ほとんど人や車もいないし、それに平たん。それにしても瀬戸内の海はおだやかだ。これを見慣れていたので、水平線が遙かに臨め波が押し寄せる湘南の海を見た時は衝撃的だったことを思い出した。

 児島大橋を渡り、九蟠(くばん)へ。近くには父の実家とファジアーノ岡山の練習場がある。のどかな田園地帯で遠くまで見渡せるので、いとこによると夜は練習場だけ明るく光っているそうだ。この九蟠は高校時代に釣りに来たことがある懐かしいところ。変わってなかったなぁ。


児島大橋



児島大橋。車道は自転車通行禁止



九蟠。後方は児島湾


 この後は吉井川を渡るために西大寺まで北上してから牛窓を目指す。このあたりはあまり来たことがなく、「日本のエーゲ海」ということは知っていたが、邑久(おく)郡が牛窓町、長船(おさふね)町と合併して瀬戸内市になったことも最近まで知らなかった。というか、瀬戸内市は広島のどこかだと思ってた。


牛窓へ



瀬戸内市に入る


 牛窓に着いた時点で走行距離は120キロぐらい。腹ぺこでランチ予定にしていた「青島」に飛び込んだ。注文したのは肉厚のあなご重「上」で2880円。数量限定なので予約して行ったが、店に着いた12時半ごろはお客さん誰もいなかった^^;  平日だったからかな。


「日本のエーゲ海」牛窓到着



「青島」



「青島」



肉厚のあなご重「上」


 満腹となった後はオリーブ園へ。この日最大級の激坂が待っていた(T_T) ただピークの「幸福の鐘」までは2.5キロなので何とか頑張れた。展望台からの風景は曇り空だったこともあっていまいち。残念だった。

 ピークとオリーブ園手前のレストランにはバイクラックがしっかり置いてあった。ここへ来るまでも何人かとすれ違ったし、岡山の定番コースなんだろう。すれ違ったほぼ全員が挨拶してくれたのは嬉しかった。


オリーブ園への上り



オリーブ園は左折



幸福の鐘



日本のエーゲ海。曇っていて残念



遥かに小豆島


 この後はいったん下り、ブルベルートにのっとり「道の駅 一本松展望園」を往復。オリーブ園から海へ向かって豪快に下る途中の分岐を曲がらなきゃいけないのに、下までズドーンと気持ち良く下り切ったのはご愛敬(^_^; 激坂を上り返してオリーブロードへ入る。途中にこのあたりには不似合いな洋風の公園を発見。「ミティリニ広場」で、エーゲ海に浮かぶレスボス島の中心都市ミティリニ市と友好都市となり、姉妹縁組15周年の平成9年に整備されたそうだ。


オリーブ園からの海へ向かって気持ち良すぎる下り



海まで下ってしまった



ミティリニ広場


 一本松へも最後は距離は1キロと短いが激坂が待っていた。ここは道の駅といっても高速道路の岡山ブルーラインのサービスエリアみたいなもの。どうやって入ればいいのか、いや自転車が入っていいのかどうかも分からず困った。


道の駅一本松展望園へ



道の駅一本松展望園



一本松展望園の中央展望広場


 「展望園」なのでさぞや良い景色が拝めるのだろうと期待したが、それほどでもなかったので早々に引き揚げた。しかし、あとで調べると「頂上展望台」があるじゃないか。しまった(T_T)

 帰路は遠回りして牛窓の海岸線を走るコースとなるのだが、これが最高だった。山の中のアップダウンが続き嫌気がさしたころに突然、目の前に海が広がって海水浴場が現れるなど楽しませてもらった。オリーブ園、一本松の激坂連続2本は許せないが、ここのアップダウンは許す(^o^) 


牛窓の海岸線



西脇海水浴場



西脇海水浴場


 吉井川を渡って西大寺まで帰った後は、そのまま東へ向かい百間川、旭川を渡り、アウターで上れた東山峠も越えて岡山市街地へとフィニッシュ。


岡山駅西口のホテルへ帰還


 岡山ブルベのコースをアレンジしながら久々にキューシートを作って走った182キロ。獲得標高は1551メートル。ネットの平均時速は20キロぐらいだったが、思い出に浸る時間もあったので11時間35分(グロス平均15.6キロ)もかかってしまったが、故郷岡山の新しい風景も見せてくれた。ブルベを走った気分。いいライドだった。

 残念だったのが牛窓で「しおまち唐琴通り」まで足を伸ばせなかったこと。黒島ヴィーナスロードも見てみたかった。帰ってから思い出した。

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 8月最後の猛暑の日に再度、小倉橋のオリンピック横断幕へ。前回は階段を1段下りたところで撮ったが、どうも一番上で撮るのがいいようだと気がついた。今度は多少はうまく撮れた気がする(^_^;


小倉橋へ下る道。あの橋は何?



小倉橋。対岸に巨大横断幕



この前よりはピクトグラムに合ったかな


 この日は串川橋を右折し、相模湖ピクニックランド(今はさがみ湖プレジャーフォレストと言うらしい)を左へ曲がり、あいちゃんキムチ、やまなみ温泉経由のアップダウンコースを走り、牧野から秋山みち(県道35号)へ。雛鶴へは向かわず、いつもは素通りする秋山温泉方面へ初めて入ってみた。最初ややきつめの坂があるが、やがて安寺沢(あてらざわ)川沿いに緩やかな上りの道が続くようになる。車がほとんど通らないのどかな道。江戸時代の米や雑穀の倉庫「郷倉」や、蛍の里が道中に現れる。これぞサイクリングだなぁ(^o^)


秋山温泉入口



安寺沢の郷倉



のどかな風景



蛍の里


 5キロほどのんびりと走ると分岐に到着。右は金波美(かなはみ)峠、直進は厳道(がんどう)峠とある。ここからが坂本番だ。


分岐



右が金波美峠。直進が厳道峠


 まずは金波美峠へ。いきなりこう配がぐいっと上がった感じで、それがずっと続く。落石が多く走りづらい。おまけに山の南にある道なので日陰がなく、暑くてたまらない。汗びっしょりでトンネルへたどり着いた。分岐から距離2キロ、平均こう配は7.7%。最大こう配は12%。きついね。


金波美峠への直線の上り



金波美トンネル


 予定ではそのまま下って「ビストロラント」でランチのつもりだったが、まだ午前10時過ぎ。仕方ない。行きたくはなかったが厳道峠へ行くとするか。この厳道峠だが、道志側からはめちゃくちゃきつくて歩いた過去がある。その時に下った経験から逆の秋山側からは少しは楽かなとちょっと楽観視していたのだが…。


再び分岐へ


 分岐まであっという間に下り、右へ。少し上るとコンクリート舗装の直線の上りが出現。これが続くと道志側と変わらない。やっぱ無理かな、歩こうかなと観念したが、その後はコンクリート舗装はなく、きついながらも何とかピークまで上ることができた。クネクネ道を頑張って上って、そろそろピークかなと思った時に、ここから「安寺沢林道」という看板を見たときはショックだったけどね。

 道はやはり落石だらけで、崩土もあった。ヤモリもいっぱいいて競争したねぇ(^_^; ただ、金波美峠と違って日陰が多かったので助かった。といっても、また汗びっしょりになるのは変わりなかったが…。


厳道峠のピーク



下りは急こう配だよー


 分岐から距離4キロ、平均こう配8.4%。最大こう配14.9%。これじゃ33分もかかるわけだ(^_^;

 道志側へそのまま降りたが、道志みちまではすべてコンクリート舗装で、距離2キロで平均こう配14.1%。ブレーキを持つ手も痛くなる急こう配で、下るのも嫌になった。もう来ないだろうな。ピークから左はアスファルト舗装の綺麗な道があったが、残念ながら通行止め。ブログなどで調べて見ると、コンクリート舗装の道よりは多少こう配が緩いようだ。といっても10%超えのようだが。こちらが通れるようになれば一度行ってみてもいいかな。


道志側の厳道峠入口



厳道峠入口近くの久保の吊り橋


 ランチは相模原まで戻って新小倉橋近くの「かつれつ厨房Biton」。かつれつを食べるはずが、なぜが「手作りハンバーグ」を注文していた。水のピッチャーがありがたかった。


相模原の「かつれつ厨房Biton」



水は飲み放題?



手作りハンバーグ930円


 この日の走行距離は115キロ、獲得標高は1792メートル。達成感のあるライドだったなぁ(^o^) 今日もビールがうまい! が……しまった。ネットの時速は時速17.5キロだったが、グロス時速は13.9キロだった。ブルベならアウト〜!

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